2010-11-26 06:00:48 ihepの投稿

ヒトiPS細胞の培養方法の改善ーーー安全性向上のための基盤技術

テーマ:ブログ

 動物由来の材料を用いず、組成が明らかな材料だけを使って安全性が高い人工多能性幹細胞(iPS細胞)を培養、作製することに成功したと、東京大の浅島誠特任教授と長岡技術科学大、医薬基盤研究所のチームが24日、米科学誌プロスワンに発表した。

 培養にはマウスの細胞やウシの血清などを使うのが一般的だが、動物のウイルスなどが混入する恐れがあり、人間の治療や薬の毒性試験などiPS細胞の実用化に向けた課題の一つだった。

 研究チームは、bFGFという細胞増殖因子やヘパリンなど組成が明らかな物質を使い、ヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作り、長期間安定して培養することに成功した。このiPS細胞を分析すると、移植した場合に拒絶反応の原因となる恐れがある動物由来のシアル酸も減少していた。

 従来は、培養皿でウシなどの血清を使ってマウスの胎児組織に由来する細胞を増やし、これを下敷きにしてiPS細胞を培養していた。

(47NEWS)



コメント;


 長らく、ブログ更新するのを忘れてました。

自分の仕事自体は順調なんだが、最近、非常に不愉快になることが多すぎたので。

(まあ、そちらの内容は、近いうちにアメンバー限定公開してあげよう。・・・テーマ:モンスター患者)


 さて、上記の記事。

 フィーダーフリーかつゼノフリーでのヒトiPS細胞・ES細胞の培養ということでは、同じような試みの論文・学会報告はあるが、動物由来のシアル酸も減少させたというのが、新しい点かな。


 実は、上記の情報は、新聞発表の数日前に聞いていました。

 私の持つ種々の技術と共同することで、上記よりも、高品質で安全性の高いヒトiPS細胞を、長期間にわたり安心・安全に培養できる可能性が非常に高いと思います。時期がきたら、発表します。

 ご期待くださいませ。

Amebaおすすめキーワード

    アメーバID登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト