2010-09-24 16:43:48 ihepの投稿

英文での医学教科書の執筆完了とイチローの(メジャーでの)10年連続200本安打

テーマ:ブログ
さきほど、欧州の大きな出版社から依頼されていた医学教科書の執筆が終わり、投稿も完了した。
まあ、あと1月したら、第一校正が送られてくることだろう。
電子書籍版と製本版の2本だてで、世界に出るらしい。
まあ、このごろ、こういうのが主流だな。出版会も、ここ数年で様変わりしたもんだ。
まあ、しかし、売れるのかしら?(笑)。・・・通常、医学書って、すんごく高い。
そりゃ、専門家しか読まないから。

さて、今朝、イチロー選手が、メジャーでの10年連続200安打を達成したね。
あと、4年ほどは、現役続行してくれれば、(日米での)通算安打数世界一位にもなるだろう。
まあ、(日米での)通算安打数については、いろいろと文句もあるだろうが・・・。
長年にわたり、世界のトップクラスを継続的に続けている数少ない日本人であることに変わりはない。

学問でも野球でも、なんでも、どんな業種でもl世界のトップで居続けるのは、しんどいことだ。
日々成長しているという実感が無くなったとき、それは落ち始めているということだ。
・・・ということを肝に銘じて、これからも精進していこう。

すまんね。今日は、真面目で(笑)。













2010-09-22 16:43:15 ihepの投稿

食欲制御のホルモン発見、米研究者にラスカー基礎医学賞

テーマ:ブログ
 米ラスカー財団は21日、ダグラス・コールマン米ジャクソン研究所名誉教授と ジェフリー・フリードマン米ロックフェラー大教授にラスカー賞の基礎医学賞を贈ると発表した。 食欲や脂肪分解を制御するホルモン「レプチン」を発見した功績。 1945年に創設されたラスカー賞は米国で最も権威ある医学賞とされ、受賞者の多くが後にノーベル賞に輝いている。 昨年は、全身のさまざまな細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)の作製に世界で初めて成功した山中伸弥・京大教授が受賞した。 (読売新聞)


コメント; 

 やはり1つはメタボ・代謝関連のネタだったろ?(こういうことは、良く当てる私)
なお、もう1つのラスカー臨床医学賞のは、血管新生の話で、Napoleone Ferrara 先生
・・・VEGF阻害剤か。なるほどな。

 さて、10月4日のノーベル生理・医学賞だが、私の予想は先日書いたとおり。
今朝の新聞では、iPS細胞で山中教授が候補と報じられていたが、トムソンロイター社の予想ですからねえ。
ここに「候補」と書かれると、まるで呪われたようになかなか、とれない。
 去年は、阪大の審良教授の名前があがったが、違ったでしょ。

さあ、楽しみだね。今年(笑)。


2010-09-17 18:50:50 ihepの投稿

明日の放送・・・NHKスペシャル “生命”の未来を変えた男~山中伸弥・iPS細胞革命~について

テーマ:ブログ
 
 10月4日に発表されるノーベル医学・生理学賞に最も近い1人とされる京都大学の山中伸弥教授。山中教授らが世界で初めて作製した万能細胞「iPS 細胞」は、“医療革命”をもたらすとして、世界中の研究者や製薬会社が研究や開発を進めている。がんや認知症といった治療が難しい病気の解明や治療薬の開 発が進展すると期待されているからだ。さらに、臓器や組織を再生する「再生医療」への応用、それに、遺伝子の働きや寿命といった生命の謎を解き明かす研究への期待も高まっている。

 その一方、「iPS細胞」の技術を使うと、同性同士の遺伝子を持つ子どもの誕生や、人間と動物を掛け合わせた「キメラ」も可能になるなど、これまで人類が経験していない社会の到来も見えてくる。

NHKでは、立花隆さんと国谷裕子キャスターを聞き手に、世界が注目する山中教授に初めて、5時間に及ぶロングインタビューを行った。「銀河鉄道 999」で「永遠の生命とはなにか」をテーマに描いてきた松本零士さんが、番組のために描き下ろした漫画も挿入しながら、人類にとっての“パンドラの箱” を開いた山中教授と「iPS細胞」の世界を伝える。(NHK)


コメント;


 この時期に「国営放送」が必死だな(たぶん関西での視聴率は、東京でのそれの1.5倍になるだろうよ)。まあ、10月4日の夜19時あたり(日本時間)に発表されるノーベル生理・医学賞の受賞の「前祝い」的な意味合いでしょう。しっかし、NHKは、夏前にも、山中先生番組をやってたし。今年は力入ってるな・・・。

今年、彼の受賞の可能性が高いと踏んでいるのかなあ? 

 まあ、ノーベル生理・医学賞選考委員会があるカロリンスカ研究所は、今年の受賞テーマを何にするか?によるが・・・。免疫がテーマなら、「大阪大学の審良教授」、コレステロール・代謝あたりなら「スタチン発見者の遠藤先生」。私は、まだ、山中先生の受賞は無いだろうと思うがね。


 ただ、彼が受賞されるまで「毎年のように」、こういう企画が続くのでしょうかね・・・(去年、私も民放で出演しましたが)?

 まあ、こういう「Media」の扱いを見ていると、結局、日本人は、研究内容はあんまり?なのだが、「ノーベル賞」自体が大好きで、 なんだかんだ言って、iPS細胞は、彼がノーベル賞を受賞してしまったら、専門家を除いて、急激に熱が冷めてしまうような気がする。

 まあ、落ち着いて研究できるようになるじゃないかと思ってる専門家が多いだろうが、別の意味で、そうでもないかもな。まさに、今までよりも金のかかる「トランスレーショナル」研究・「臨床応用」研究に入る寸前で、「iPS細胞に飽きた」政府・官僚が、研究費を適正に(笑)減らす可能性があるからな・・・。


 それにしても、他に重要な医療問題は多々あるがな・・・「臓器移植改正法」施行後発生している、医療現場の大問題とかな。


 なお、今回の「放送内容」のほとんどは、文藝春秋の9月号(先月発売)に詳しく載ってる内容とほぼ同一だろうな。立花隆と山中先生の対談ということで、カブるし。(なお、そこでは私のネタの1つも、チョコッと紹介されてたりする・・・笑)。



2010-09-11 00:20:04 ihepの投稿

バルザン賞に山中・京大教授、iPS細胞評価

テーマ:ブログ

 イタリアとスイスに本部があるバルザン財団は6日、優れた研究者らに与えられる今年のバルザン賞を京都大の山中伸弥教授(48)に授与すると発表した。iPS細胞(新型万能細胞)開発を評価した。AP通信などが伝えた。山中教授のほかに、ブラジルの数学者ら3人も受賞者に選ばれた。授賞式は11月19日にローマで行われ、賞金として75万スイスフラン(約6200万円)が贈られる。同財団は、イタリアの著名なジャーナリスト、故エウジェニオ・バルザン氏を記念して設立された。自然科学や人文科学分野の研究者のほか、数年おきに人道や平和に貢献した人にも贈られる。1978年にはマザー・テレサが受賞したほか、日本人では、2007年にカーボンナノチューブを発見したとして名城大の飯島澄男教授(71)が受賞している。(読売新聞)



コメント;


 来月の(たぶん)10月4日から、ノーベル生理・医学賞を皮切りに、今年のノーベル賞の発表が行われる。

 まあ、その前の9月21日(日本時間の22日)に「ラスカー賞」の発表が行われる。


 昨年、山中先生は、基礎医学部門で、ラスカー賞を授与された。

近いうちに、臨床医学部門でラスカー賞をもらってほしい。

iPS細胞が臨床医学の発展に大きく貢献した証になる。

その後、ノーベル生理・医学賞に輝くというパターンが最高でしょう。


 今年は、2年前に臨床医学部門でラスカー賞をもらわれたスタチン発見者の遠藤先生が、ノーベル生理・医学賞をもらわないかなあ。今年の受賞テーマ次第だが、今年は、カロリンスカ研究所200周年の記念年でも、ある。「代謝」関係のものが受賞テーマになるなら、遠藤先生が最有力だろう。


 一切、上記の表題の賞の話を書かないのは、「まあ、どうでもいい」賞だからです(笑)。


私は・・・さあ、どうでしょうね(笑)。

ちなみに、今日、誕生日です(笑)。


Amebaおすすめキーワード

    アメーバID登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト