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2010-02-05 13:00:27 ihepの投稿

大豆食品で肺がんリスク低下 非喫煙男性、厚労省研究班

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 たばこを吸わない男性では、豆腐や納豆などの大豆食品に含まれるイソフラボンの摂取量が多い人が肺がんになるリスクは、摂取量が少ない人の半分以下だとの研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、5日公表した。

 研究班は岩手、秋田など8県に住む45~74歳の男女約7万6千人を平均約11年間、追跡調査。男性481人、女性178人が肺がんになった。食事内容のアンケートからイソフラボンの摂取量を算出し、男女をそれぞれ4グループに分け、肺がんの発症率を比較した。

 男性のうち、非喫煙者では、イソフラボン摂取量が最も多いグループ(豆腐換算で1日約203グラム)の発症率は、最も少ないグループ(同約37グラム)の43%だった。

 研究班によると、肺がんと女性ホルモンの関係を指摘する報告があり、女性ホルモンと構造が似ているイソフラボンの摂取が肺がん発症に影響するか注目され、今回と同じようにイソフラボンの摂取で肺がんリスクが下がることを示唆する海外の報告があるという。

 ただ同センター予防研究部の島津太一研究員は「肺がんの最大の原因はやはりたばこだ」と話している。

(共同)



コメント;


 直近の「塩」の「しょっぱい」報告(笑)よりは、興味深いな。

しかし、「(豆まきの)節分の時期」及び「湯豆腐などの豆腐入りの鍋物の季節」にタイムリーな発表をされるなあ(笑)・・・と感心しています。


 なんせ、今回のネタは、数年前、TV番組の「あるある」事件で話題になったイソフラボンだしね(笑)。でも、この研究のデザインは、まずまず信頼性が高い方法ですので参考にはなります。


 ただ、あくまでも、ご利益のある方は豆腐や納豆を常食する「非喫煙者(男性)」であり、その方たちの「非喫煙関連の肺がん」が減少するということ。


 なお、われわれは、以前、喫煙関連の肺がんで過剰発現する分子を発見しましたが、その分子は、きっと「イソフラボン」や「女性ホルモン」では抑制できないのでしょうね。


 でも、抑制できる薬は開発されているから、速いこと喫煙関連の肺がん患者さん対象で臨床使用したいもんだ。

2010-02-05 12:15:42 ihepの投稿

やっぱり「塩」だよなの続編;循環器疾患やがん発症、塩分取りすぎで高リスク 厚労省研究班

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 厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)は4日、1日の間に摂取する塩分が多い人は循環器疾患になるリスクが最大で19%高くなるとする研究結果を発表した。また、高濃度の塩分を一気に取り込んでしまう塩漬け食品などを多く食べる人は、がんの発症リスクが最大15%高まることもわかった。

 がん、循環器疾患の既往歴がない45~74歳の約8万人を8年間、追跡調査した。この間に4476人ががんと診断され、2066人で脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患を発症した。

 食生活などを聞き、1日の食塩摂取量を最も多い(1日17.8グラム前後)から最も少ない(1日7.5グラム前後)まで5グループに分けて調べた。最多グループは最少グループに比べ、循環器疾患にかかるリスクが19%高いことがわかった。塩分の多量摂取が血圧の上昇を招き循環器疾患を起こしやすくなったとみられる。(日経)。



コメント;


 直近の2つの記事の続編です。

やっぱり塩分の「過剰摂取」 が、生活習慣病・(生活習慣病の1種としての)がんのリスクを増大させるという・・・「当たり前」のことですね。

2010-02-05 01:09:40 ihepの投稿

やっぱり「塩」だよなあ

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 米国の研究グループは20日、米国民が塩分摂取量を1日3グラム減らした場合、1年で最高6万6000件の脳卒中と9万9000件の心臓発作を防ぐことができ、9万2000人の命が救われる可能性があるという研究結果を発表した。医療費も年間240億ドル(約2兆2000万円)削減できるという。
 研究に参加した米カリフォルニア大学サンフランシスコ校のKirsten Bibbins-Domingo博士らは、喫煙を50%削減する効果に匹敵する効果があると見ており、減塩で肥満の割合も著しく低下するとしている。
 米国では、高血圧や心疾患の一因にもなる塩が過剰に使われることも多く、塩分の75%─80%は加工食品から摂取されている。米国人男性の1日あたりの平均摂取量は10.4グラムで、女性は7.3グラムとなっており、増加傾向にある。
 医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に掲載されたこの研究は、米政府が塩分摂取量を減らすためのプログラムを実行した場合、プログラムの費用1ドルあたりの医療費削減効果は6─12ドルになるだろうと指摘している。(ロイター)



コメント:


 やっぱり塩だよなあ(笑)。

まあ、塩分も脂肪も、ガンガン摂ってるからなあ、米国人は。

もし本気で減らせば、上記のような効果がでるだろう。


もし、米国人が、本気で「取り組む」ならばな(笑)。




2010-02-05 00:47:11 ihepの投稿

塩蔵食品でがんリスク高まる 「控えめに」厚労省研究班

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 塩漬けにした魚や干物、たらこなどの塩蔵食品をたくさん食べる人は、胃がんだけでなく、がん全体のリスクが高まるとの研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が4日、公表した。

 津金部長は「胃がんが中心とみられるが、がん全体のリスクを左右するほど塩蔵食品の影響は大きいと考えられる。食べるのを控えれば、がんのリスクを下げることができる」と話している。

 岩手、沖縄など8県の45~74歳の約8万人を平均約8年間、追跡調査。4476人ががんと診断され、2066人が脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患を発症した。食生活に関するアンケート結果から、塩蔵食品や、こうした食品を含む塩分すべての摂取量によって5グループに分け、病気との関係を分析した。

 がんのリスクは、塩分摂取量による違いはほとんどなかったが、塩蔵魚や干物を最も多く食べるグループ(1日当たり61グラム)は最も少ないグループ(同0・8グラム)の1・11倍、魚卵では最多グループ(同7・3グラム)は最少グループ(同0グラム)の1・15倍だった。(共同)


コメント:


 医学部での疫学の授業では、最初のほうで、日本で「脳卒中」が減少した理由として「冷蔵庫の普及」が最たるものの1つだと習う。冷蔵庫がないから塩蔵食品に頼る地域の住民では、特に「脳卒中」の罹患率・死亡率が高かったが、普及後、減少に転じたから。


まあ、癌も「生活習慣病」の1種だから、そういう結果になりそうなことは予想できるが、「塩分摂取量」ではなく「塩蔵食品」の量というのは、ちょっと?だ。


 今や、塩蔵食品は、(あらゆる種類の)癌リスクを上げるということだが・・・。

 「塩蔵食品」中に含まれる成分中で何が悪いのかが不明・・・塩ではないらしいからな(笑)。


 「ガンガン」このようなものを食べなくてもいいが、絶対悪いとは言い切れない。

適度なら、ぜんぜん構わないと思うよ。

2010-02-04 12:25:30 ihepの投稿

私にとっては、「小沢氏不起訴」<<<白血病再発の仕組み解明

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 慢性骨髄性白血病が治療薬の効果を妨げ、再発する仕組みを、金沢大がん研究所の平尾敦教授らが解明し、4日付英科学誌ネイチャーに発表した。特効薬の効果を向上させる新たな治療法の開発につながる可能性があるという。

 慢性骨髄性白血病は、がん化した白血球が異常増殖する病気。治療薬としてメシル酸イマチニブ(商品名グリベック)が広く使われるが、白血病細胞のもとを完全には排除できず、一部の患者で投薬中止後に再発することが課題となっていた。

 平尾教授らは白血病細胞を生み出す「幹細胞」をマウスの実験で分析。「FOXO」という遺伝子が活性化して白血病細胞の産出を促し、グリベックの効果を弱めていることを突き止めた。

 さらに、FOXOの活性化には「TGFベータ」と呼ばれるタンパク質が関与していることも判明。このタンパク質の働きを阻害しグリベックを投与したところ、グリベックだけのときに比べ、90日目の生存率が約34%高かったという。(共同)


コメント:


 まあ、(いちおうの)「不起訴」で「小沢氏問題」が終わったわけではないので、その話は、後回し・・・。それから重要な「次のインフルエンザ」の話は、今日、午後に立て込んでいる研究の打ち合わせが一段落し、学会準備が終わってからにするね。


 さて、久々に明るいニュースだ。グリベック抵抗性を持つ慢性骨髄性白血病の患者さんにとっては、特に。


 それにしても、TGFベータ阻害剤・・・iPS細胞でも、がん幹細胞でも、そして今回のNewsでも、「癌関係のネタ」では、最近、大活躍だな(笑)。

2010-02-04 00:31:57 ihepの投稿

さて、次のインフルエンザは・・・

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そろそろ、「次の」インフルエンザについて詳述しておいたほうがいいな・・・。

Mediaが、取り上げる前に・・・。


待て、次号!(笑)


2010-02-03 12:37:14 ihepの投稿

小沢氏が不起訴の方向?・・・まだ「わからんよ」

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 TBSと各紙が、「不起訴の方向」と書いているが、必ずしも、全紙一致していない。

まあ「政治資金規正法」では立件が困難だというので、「不起訴」という解釈になっているようだが・・・。


 まあ、今回の事件・・・ここというときの「報道」は、すべて「逆の結果」になってるし、

さらに、過去には「不起訴→脱税→逮捕」された「金丸氏」の例もあり、まだまだ「わからない」よ(笑)。


 明日、4日には、大きな動きがあることは事実だけど(笑)。


 まあ「悪」は、裏に回るより、表にいてくれていたほうが、ある意味、対処しやすい。

結果がどうであれ、小沢氏は「自身の本音の政策」を語って貰いたいもんだ。


 外国人参政権など、そんな優先順位の著しく低い、へたすれば「悪の枢軸国家」に、この国がのっとられる危険のある法案は、断固拒否するし、

他にも、「Definitive No !」(ちなみに、前 合衆国大統領のブッシュ氏が、ヒトES細胞研究に対して、こう述べていた。)な「売国、殺人政策」は、数々あるが。


 







2010-02-03 00:11:07 ihepの投稿

初の純国産インフル治療薬 第一三共が承認申請

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 第一三共は1日、インフルエンザ治療薬「CS―8958」を国内で製造、販売するため厚生労働省に承認申請したと発表した。承認されれば、研究段階の創薬から自社で手掛けた初の「純国産」治療薬となる。2010年度中の発売を目指す。

 現在主流の治療薬である「タミフル」と「リレンザ」、さらに塩野義製薬が日本での開発を担当し1月27日に発売した「ペラミビル」(商品名ラピアクタ)は、いずれも創薬は海外の製薬会社が手掛けている。

 これに対して、CS―8958は創薬から開発、製造、販売まで一貫して第一三共が担う。タミフルやリレンザが5日間続けて服用する必要があるのに対し、CS―8958は1回の服用で済む特徴もある。ペラミビルも1回で済むが点滴薬で、専用器具を使って粉末を吸い込むCS―8958とはタイプが異なる。

 CS―8958は新型インフルエンザや鳥インフルエンザへの効果も期待できるという。(共同)



コメント;


 インフル治療薬としては、「日の丸」を背負ってるなあ(笑)。

冬季オリンピックも、まもなく開幕だし、ここは1つ、ニッポン、チャチャチャと応援してあげたいが、承認が取れそうなのは、超異例の速さでも、桜が咲く頃かな?


 効果は、「ペラミビル」(商品名ラピアクタ)と、ほぼ一緒。

CS―8958も、全例調査を行うことになるだろう。

2010-02-02 04:27:54 ihepの投稿

小沢氏2度目の「被疑者」聴取から、今後の日本の展開を勝手に「読む」

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 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、
東京地検特捜部が小沢氏から2度目の事情聴取をしていたことが1日、分かった。
再聴取は1月31日に行われ、同月23日に行われた1回目の聴取内容の詳細や
疑問点などについて、改めて説明を求めたとみられる。

特捜部は再聴取の内容を踏まえ、勾留期限を4日に迎える陸山会元会計事務担当の衆院議員、
石川知裕容疑者(36)ら3人について刑事処分を下す方針。


特捜部は告発を受けている小沢氏本人についても、

立件を視野に捜査を進めており、近く最高検など上級庁と
協議して立件の可否を判断するとみられる。

関係者によると、再聴取は31日午後、東京都内のホテルで約3時間にわたり行われた。
前回同様、事前に黙秘権を告知した上での被疑者(容疑者)聴取で、供述調書も作成された。

小沢氏の弁護人によると、

小沢氏は再聴取で、土地購入の翌年の平成17年3~5月に

陸山会に入出金された4億円の原資について「すでに死亡している知人から預かった現金だった。

引き出してすぐに返した」と説明したという。

 石川容疑者はこの4億円について「小沢先生から預かった」としていたが、

小沢氏は1回目の聴取で「知らない」と話していた。 (産経新聞)



コメント;


 ホラ、1月24日の記事で予想したように、ちゃんと「2度目の聴取」があったじゃないの。日本の大新聞報道では軒並み「2度目」は無いということだったが、私のほうが正確だな(笑)。

 別に「リーク」して貰ってるわけではないからね(笑)。


・・・で、小沢氏・・・またまた、ボロが出てるわけで・・・。

 この分だと、予想通りに「カタカナ3文字」が現実になりそうですね。

良くて「在宅起訴」かな。まあ、この事件は、2月4日から5日が、どうやら「大きなヤマ場」のようですね。


 ところで、皆さん、ご期待の「子供手当て」も、支給されても、なんと「(来年以降も)ずっと、1万3千円」のようだし、しかも、それすら続くことすら怪しいというではないか(笑)。さらに、社会保障費は6兆円不足だそうで、そういうことから、(4年後どころか)速攻で消費税UPを含めた「大増税」が後、1から2年後に実現しそうだな。

前から指摘していることだけど。


 このままの政権だと、ものすごく、各家庭の経済負担が増えますね。

いいんですか?


 結局、国民の皆さんは、元 自民党の最悪部分+「単なる売国奴」+「単なる評論家」+「自意識過剰な高慢人」から構成される政党をお選びになったことになっちゃいますね。


 いちいち無駄に「政権交代」した社会的な負債は、もはや取り返しがつきませんね。自民時代の悪政のつけを今の政権が被っているなどという評論がありましが、これは「妄言」でしょう。今の政権は、日本を最悪の状態へと、加速させていますよ。国内・外交の両面で。


 さて、「痛み」とやらは、あとどのくらい「我慢」すればいいのか?

まあ、医療上でも、「痛み」は、患者さんからしても、その「痛みの起きる理屈と回避法」がわかれば緩和されますが、「生きている限りずっと痛みが続く」なら、精神的に参ってしまいます。


 もはや、我慢できない人も大勢いるでしょう。いや、痛みが「麻薬」と「マインドコントロール」によって鈍感になっている人の方が多いのかな?


 iPS細胞流にいえば、どうやら日本は「初期化」に失敗したようだ・・・。



2010-02-02 02:06:28 ihepの投稿

新型インフルで重症肺炎400人 感染の子ども、学会集計

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日本小児科学会(会長・横田俊平横浜市立大教授)は31日、都内で記者会見を開き、新型インフルエンザに感染し重症肺炎となった子どもが29日までに400人に上ったことを明らかにした。

 同学会新型インフルエンザ対策室長の森島恒雄岡山大教授は「重症肺炎患者のほとんどがウイルス性肺炎とみられる。これだけ肺炎の患者が出たインフルエンザは初めてだ」と話している。

 同学会は小児の新型患者のうち、肺炎の所見があって酸素の投与を必要とし、1週間以上入院したケースを重症肺炎と定義して、学会に届け出るよう会員の医師に求めている。29日時点で届け出は400人。最も多いのは6歳の63人で、5歳の50人、7、8歳がそれぞれ45人と続いた。

 ウイルス性肺炎は、細菌の二次感染とは異なり、インフルエンザウイルスが肺を直接攻撃して炎症を引き起こすもので、季節性インフルエンザではあまりないとされる. (共同)


コメント:


 昨年からずっと、新型インフルと「肺炎」との関係は指摘し続けている。

この400人の患者さんの中で、残念ながら死亡した子供もいる。

このウイルス性肺炎を「直接」叩く効果的な薬があれば、いいのだが(むろん、その前にインフルの抗ウイルス剤などは投与ずみである)、現状では酸素投与しながら、経過をみる以外はない。

 実は、2つ可能性が期待できる治療薬があるが、副作用の点で、最後の望みとして用いるなら、ベネフィットがリスクを上回るだろう。ただ、使用には勇気と決断が必要だ。

 

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