2009-12-09 11:56:43 ihepの投稿

肥満率3・4%、日本が最小・・・「OECD保健医療調査」にまつわる思い出などなど

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 経済協力開発機構(OECD)が8日公表した「図表で見る保健医療2009」によると、加盟30カ国中で成人の肥満人口の割合が最も低いのは日本だった。日本は平均寿命でも加盟国中、最も長い82・6歳(2007年)と好成績を示した。

 「図表」は、ことし7月にOECDがまとめたヘルスデータなどを基に、先進国を中心とする加盟国の保健医療状況を分析した。

 それによると、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が30を超える「肥満人口」の割合は日本が3・4%と最も少なく、韓国(3・5%)が続いた。米国は日本の10倍に当たる34・3%。ほかに英国(24・0%)などが高かった。平均は15・4%。

 日本は医療機器の普及でも、人口100万人当たり磁気共鳴画像装置(MRI)が40・1台、コンピューター断層撮影装置(CT)が92・6台と最も高かった。【パリ共同】



コメント:


考えてみれば、このOECDデータから、日本の「医療崩壊」ネタに火がついたんだよな。「医療崩壊」を騒ぐだけで、飯が食えるようになった方は数多くいるが、現場は救われていない・・・。


 おっと、タイトルとずれたな(笑)。


 まあ、日本の基準(BMIが25)なんかを持ち出せば、米国なら、更に倍だ。

だから、あれだけ、生活習慣病に罹るわ、それでバタバタ死ぬわという結果になる。まあ、米国で超肥満の患者(肝硬変)に、ガチガチの肝臓めがけてバイオプシーするのは、勇気がいるぞ(笑)。


彼らには子供の頃から、魚を食え、うまいぞ・・・といいたいが。


 話し変わって、日本の医療機器ネタか・・・。

懐かしいな。いや、日本って、世界一、上記の記事にある機器(MRI, CT)が昔から、無駄に過剰なんですよ。その地域での合理的な使い方を昔、提案したことがあったのを思い出した・・・。当時の悲しい思い出とともに・・・。


 

2009-12-09 00:50:12 ihepの投稿

まさに外遊:「品質の問題考えにくい」 英社ワクチンで厚労省

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 日本が輸入予定の英グラクソ・スミスクライン(GSK)社製の新型インフルエンザワクチンによる重い副作用がカナダで報告された問題で、厚生労働省は8日、「品質上の問題とは考えにくい」とする同省調査団の調査結果を発表した。原因は特定できなかったという。

 厚労省は「保管や接種の方法に原因がある可能性もある」として、引き続きカナダ政府と情報交換を進めるとともに、輸入に向けた承認手続きを慎重に行う方針。

 手続きを簡略化した「特例承認」の可否を検討する薬事・食品衛生審議会の部会を今月中旬にも開き、国民の意見(パブリックコメント)も募集した上で最終判断する。このため、当初は年内を予定していた承認は1月以降にずれ込む見通し。

 調査団は、通常より高い頻度で重い副作用が報告された製品の製造過程のデータを検討した。この製品と同じ材料が使われた別の製品では異常が報告されていないため、品質上の問題ではないと結論づけた。

 長妻昭厚労相は、同日の閣議後会見で「調査結果を専門家に詳細に見てもらい、慎重に承認するのが大原則だ。決して拙速にされるべきではない」と述べた。(共同)



コメント:


 ガキの使いやあらへんで!(=(できの悪い)子供の、お使いのように、用事を果たさない大人に対して、罵倒する関西弁)


 ここに前から書いていたようなことになったでしょう。

まあ、前にも書いたように、承認はするでしょうね。

2009-12-09 00:40:43 ihepの投稿

ワクチン輸入、慎重に進める 新型インフルで厚労相

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 長妻昭厚生労働相は8日の閣議後会見で、カナダで副作用が報告された英グラクソ・スミスクライン社製の新型インフルエンザワクチンについて、同社製ワクチン全体の問題ではないとした上で、輸入に向けた手続きを慎重に進める考えを示した。

 厚労相は「特定の製品以外では通常より高い割合の副作用は起きておらず、(カナダ国内で)接種が続いている」と述べ、問題は限定的だとの認識を示した。ただその原因は、カナダ政府も同国を訪れた同省調査団も把握できていないとした。

 同社製ワクチンの輸入に向けて、手続きを簡略化した「特例承認」について、厚労相は「専門家に詳細に見てもらい、慎重に承認していただくのが大原則だ。決して拙速になされるべきではない」と述べた。(共同)



コメント:

 

ほらね、ここで再三書いていたような政府の対応ぶりでしょ。


2009-12-08 07:13:06 ihepの投稿

年末行事としての「仕分け」

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 政府の行政刷新会議による事業仕分けで、文化芸術関連の予算が大幅な縮減と判定されたことを受け、音楽家が7日、東京都内で記者会見し、学校への芸術家派遣事業などの継続を求める緊急アピールを発表した。会見したのは、ピアニストの中村紘子さん、指揮者の尾高忠明さん、作曲家の三枝成彰さんら8人。

 日本のプロオーケストラ30団体が現在受けている文化庁からの助成は年間約19億円。他の先進国に比べ少ないが、事業仕分けでそれが半分に減り、学校への芸術家の派遣事業も打ち切られる可能性が出てきた。

 中村さんは「芸術文化は子供の夢やイマジネーションを育て、科学や先端技術の思考にも役立つ」と述べ、寄付税制の見直しなど芸術を支える方法を根本から再考することが必要だと訴えた。(日経)



 コメント:


 昨日、取材に来られた新聞記者氏によれば、「仕分け第2ラウンド」はどうやら回避されそうとのこと。

 まあ、予算編成まで時間が、もうないし。でも、昨日まで各新聞とも、やりそうなことを書いていたけどな。


 いずれにせよ、仕分けに基づく予算編成は、12月30日が目処だが、なんと越年の可能性すら示唆されている。その間、財務省以外の各省庁や、たとえば各種団体などは、集会を開くなど、最後の最後まで、必死のアピールの連続だ。



 民主党が政権与党でいる限り、上記記事のような光景は、年末行事のように繰り返されるのだろうな。


 さて、ノーベル賞学者、文化人、スポーツ団体・・・。

あれっ?・・・たとえば、これって、全部、文部科学省が所轄じゃないか(笑)。


 有名人とマスコミを利用して、自分らのプレゼン能力不足を補おうとする文部科学官僚。マア、他の省庁の官僚からは「いいなあ、「飛び道具」を使えて(笑)」と揶揄されているようだが・・・。


 まあ、東大時代から、学業成績の点で、財務キャリア官僚の後塵を拝していた文部キャリア官僚。あんたら、社会に出ても、一生、そんな感じでいいのか?

 でも、今回、有名人を担いでまでして、1部の予算(スパコンなど)を除き、関係予算のほとんどは減額査定らしい。


 ここで決死のアピールをして、「漢(おとこ)」を見せないと、いつ見せるんじゃ!・・・文部官僚・・・と、言いたいところだが・・・。

2009-12-08 01:23:22 ihepの投稿

職場で怒りをためると・・・

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 職場での不当な扱いに対して怒りをためてしまう男性は、怒りを発散している男性に比べ、心臓発作や心疾患による死亡リスクが2倍以上であることが新しい研究で示され、医学誌「Journal of Epidemiology and Community Health(疫学・コミュニティーヘルス)」オンライン版に11月24日掲載された。

 スウェーデンの男性労働者約2,800人を対象とした今回の研究では、仕事に関する同僚や上司との衝突に対して言いたいことを言わずにいると、心臓発作ないし冠動脈疾患死のリスクが3倍にもなることが判明した。著者の1人であるスウェーデン、ストックホルム大学ストレス研究所のConstanze Leineweber氏によると、今回の研究では仕事のストレスに対するよい対処法は示されておらず、この研究が、職場で喧嘩(けんか)腰な態度を取ることを提唱しているわけではないという。ただし、家で不機嫌な態度を取るなど、職場以外の場所で怒りを発散するのは、少なくとも心臓に害にはならないことが明らかにされている。

 この研究では2,000人強の女性労働者も対象としたが、女性では心臓発作や心疾患死を来した例が少なく、結論を出すことはできなかった。米ピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)メディカルセンターのBruce S. Rabin博士によると、女性は一般に男性よりも上手くストレスに対処しているようだという。男性が何でも1人で抱え込みがちであるのに対し、女性は社会的交流を好み、よく話をする傾向があると同氏は説明する。

 仕事のストレスのレベルは個々の環境に左右されるため、1つの鍵となる対処法があるわけではないが、周囲の人と交流をもち、誰もが自分の考えを表現できると感じられる環境を作ることが重要だとRabin氏は指摘している。また、家庭でも誰かと感情を分かち合うことが極めて重要であり、子どもも親の行動を見て学んでいるため、親がよい模範となることが、長期的に子どもの健康にもよい効果をもたらす可能性があると同氏は述べている。

(日経ネット)



コメント:


 ノーコメント(笑)

2009-12-07 12:09:23 ihepの投稿

漢方薬の件

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 政府の行政刷新会議の事業仕分けで、漢方薬が保険適用の対象外とされた。決まれば、これまで原則1~3割だった負担が全額に。「薬局で売っている」が“切り捨て”の理由。しかし、「西洋薬では代替できない」「負担に耐えられない」と患者や医師から反発の声が上がっている。

 「これからどうなるのか」。東京都武蔵野市の心療内科「ポレポレクリニック」。辻内優子院長は事業仕分けの後、患者から相談を受けた。

 更年期障害やストレスで心身の不調を訴える人が多く、約8割の患者に漢方薬を処方する。「直接的な対症療法ではなく、漢方薬で体質改善を図る根本治療をしている人が多い。全額負担では治療が難しくなる人も出るだろう」と辻内院長。

 仕分けには、日本東洋医学会なども反発した。1日、保険適用の継続を求める署名簿を厚生労働省に提出。インターネットの約9万人を含む約27万人分が1週間足らずで集まった。

 日本東洋医学会会長で千葉大大学院医学研究院の寺沢捷年教授は「西洋薬ですべての漢方薬の代替はできない」と反論。(共同)



コメント:


 最終的に、いきなり、全部「切り捨て」にはならないとは思う。


 それでも、そういう行為が十分「殺人政策」だという実感すらないのが、今の日本政府・財務官僚のクオリテイ・・・。



 これから、別件の新聞取材があるんだけど、今度は、前の新聞社とか違って、ちゃんと書いてくれるだろう(笑)。

2009-12-07 00:57:58 ihepの投稿

iPS細胞:京大の基金が危機 目標年間5億円、現在1400万円。一方、アメリカは?

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 京都大が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究振興のため4月に設けた「iPS細胞研究基金」への寄付金が、年間目標の5億円を大きく下回る約1400万円に低迷している。政府の事業仕分けで科学技術関連予算縮減の危機感が高まっていることもあり、京大iPS細胞研究センター(センター長・山中伸弥教授、電話075・751・4842)は「個人や法人の支援が必要」と呼び掛けている。

 基金は、iPS細胞研究の成果を早く社会に役立てるためセンターの研究環境を整備するのが狙い。10年後の19年3月まで個人や企業などを対象に寄付金を募る。

 iPS細胞は再生医療への応用に向けた研究が世界的に注目されるだけに、京大が設定した目標金額は「各年度5億円」と破格。1000万円を寄付した企業や定額給付金を寄せた篤志家もいるが、これまでに集まったのは法人4件、個人39件の計約1400万円にとどまっている。

 センターのウェブサイト(www.cira.kyoto‐u.ac.jp/)やシンポジウムでのビラ配布で協力を呼びかけてきたが、効果は今一つだ。

 iPS細胞研究を巡っては、山中教授らが07年11月に世界初のヒトiPS細胞の作成成功を発表した直後、文部科学省が5年間で総額100億円を投入する総合戦略をまとめた。今回の事業仕分けで、iPS細胞研究を名指ししての予算縮減の話は出ていないが、科学技術関連事業は軒並み厳しい評価を受けており、山中教授をはじめとする著名な研究者からは憂慮の声が上がっている。(毎日新聞)



コメント:


 意外なくらい、民間からの寄付が低いな。

日本製薬協会加盟の80数社が100万円ずつくらいだして、あとは篤志家で1億円くらいは、集まったんだろうと思っていたが・・・。


 不況の影響もあろうが、このくらいの注目度ということもいえる。

皆さん「期待はしている」だけなのね(笑)。

 アメリカのハーバード大学には、GSK(世界のトップクラスの製薬企業)が確か、53億円を寄付したな(笑)。


 一方、日本では上記の事情に加えて、「国民の税金から、国民の私達では想像もできないような多額の資金が出ているようだし、これって、案外、国も出しているのでは?」とか・・・


 あるいは、ちょっと知ってる人は「アメリカとかに比べて10分の1とかいわれてるけど、それでも、他の研究分野よりも特別扱いだよ」とか・・・思われているようだ。


 さて、定額給付金(懐かしいでしょ)が、なんと190億円もあまり(給付を辞退した人たちなどの「お陰」)、国庫に返納されたようだ。


 じゃあ、このうち、5億円を10年で50億円・・・ってな、わけにはいかないか?

京大CiRAにといいたいところだが、どうして、京大CiRAに、そこまで集中しなきゃならないのということについては、京大CiRAは、周到に説明できるようにしておいたほうがいい。ごく近いうちに「国民に大好評を博し、科学者らを失意のどん底に落とした」あの「仕分け」第2ラウンドが始まるようだし・・・。(もはや「お祭り」だな「仕分け」)

 その説明の中で、他分野の研究者との共同研究の加速・展開(公正明大な公募システムの見本を創る)とか、研究人材の養成・再教育システムを創るとかを今まで以上に強力に提言したほうがいい。


 もう「寄付金」の広報は、これ以上何をやっても、効果が薄いから止めて、ここで書いたような「(説明の)準備」をしておいたほうがいいよ、山中先生。

2009-12-06 11:53:16 ihepの投稿

日本;今日あたりで、新型インフル死亡者が100人

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たぶん、残念ながら、今日あたりで、3桁に載りそうだ・・・。




2009-12-06 02:29:11 ihepの投稿

新型インフル、死者8768人に ハイペースの増加

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 【ジュネーブ共同】

 世界保健機関(WHO)が4日発表した11月29日現在の新型インフルエンザの感染状況まとめによると、世界全体の死者は前週比942人増の少なくとも8768人となった。2週連続で千人前後のハイペースの増加が続いた。

 増加した死者の大半は米州地域で518人。次いで欧州の268人で、日本が属する西太平洋地域は62人の増加だった。


コメント:


 11月8日の段階で「12月末あたりで、死亡者は1万人を超えそうな勢いだな」と書いた。想定内だが、若干、前倒しになるかもしれないな(12月中旬)。

 最終的に、この「第1波」で世界規模ならば2万人前後に達するくらいになるだろう。ただ、そのうちの30%程度は、医療体制がしっかりしていれば、助けられていたかもしれないと、後年、指摘されそうだけど・・・。


 さて、日本の場合、この年末から年明けで、一気に3桁に達しないように願いたいが、すでに、新型インフルワクチン接種後の死亡者も併せれば、「新型インフル関連の犠牲者」は3桁を超過している・・・。

 しかも、新型インフルワクチン接種後の死亡者の増加ペースの方が、新型インフル死亡者の増加ペースよりも速いのが、日本の特徴である。

 こんな情況は、薬害認定されてもおかしくないと思うのだが・・・。

2009-12-05 12:05:21 ihepの投稿

接種後の死亡、計53人に 新型インフルワクチン

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 厚生労働省は4日、3日までに新型インフルエンザの国産ワクチン接種後の死亡者が新たに22人報告され、計53人になったと発表した。いずれも重い基礎疾患(持病)があり、接種と死亡に明確な関連がある人はいないという。

 同省は引き続き専門家の意見を聞き、関連について詳しく評価する。

 同省によると、これまでに国内で接種を受けた人は最大で約602万人(推定)。接種との関連の有無にかかわらず1337人の副作用報告があり、このうち重い症状として報告されたのは死亡の53人を含む154人。(共同)



コメント:


 前から書いているように、基礎疾患のある高齢の患者さんが服用されている、複数の医薬品と新型ワクチンとの「相互作用」の可能性があるので、さっさと、まずは、細胞レベル、動物実験レベルで確認して、データを公表してくれ。


 今でさえ、すでに、新型インフルワクチン接種後死亡率は、約 0.0009%と、増加傾向にあり、新型インフルエンザでの死亡率である約 0.0007%(最新の厚生労働省公表データ)を超えてしまっているではないか。。。


 私は、前から「高齢者・基礎疾患あり」の新型インフルワクチンは、中断しろといっているが、政府は、どうしても、そういう判断を避けたいようですな・・・。


 いや、ここまで、変な国になるとわね。。。

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