【ワシントン共同】血中のコレステロールを下げる薬「スタチン」を服用している人がインフルエンザに感染した場合、症状が悪化して死亡する確率が、服用していない人の半分になるとの研究結果を米オレゴン州保健当局の研究チームが29日、フィラデルフィアで開催中の米国感染症学会で発表した。AP通信などが伝えた。
重症インフルエンザ患者に対する新たな治療薬としての可能性を示す成果。米国の専門家は「優先して効果を調べるべきだ」と訴えている。
研究チームは2007年から08年にかけ、季節性インフルエンザに感染し入院した2800人を調査。スタチンを服用していない患者約2千人のうち3%は入院の翌月までに死亡していたが、高脂血症などのためスタチンを服用していた約800人は、心臓病などの健康問題を抱えていたにもかかわらず死亡率が半分だった。
インフルエンザは、患者の免疫機能がウイルスに過剰に反応して重症化する場合があるが、スタチンはこの反応を抑える可能性があるという。
スタチンは遠藤章東京農工大特別栄誉教授が発見した物質の総称で、現在国内外の製薬会社が高脂血症薬として販売している。
コメント:
このスタチンに、あるクスリを2つ併用すれば、今の新型インフルであれ、鳥インフルであれ、それぞれの「変異型」であれ、絶大なウイルス減少効果が得られる(試験管と感染動物レベル)。・・・というのを世界初で示したのは私!。(ここで、かなり早い段階で、「新しい治療法が・・・」と書いてたでしょう。これですよ。)
もう、バラしておきますが、なぜバラすのか?
ヒトiPS細胞研究論文などなら、速攻の厳正な審査の上で一流誌に受かるのに、コメント冒頭の私のインフル論文は、なぜか異常なくらいに審査に時間がかかっている間に(ある審査員からの理不尽な「時間のかかる」追加実験しろなどの要求・・・)、上記の研究グループが学会で公表したからです。(まあ、この世界は学会発表<論文発表ですけどね。)
私の研究内容は明らかに審査途中で、1部パクられていますね・・・。
書類上の証拠はありますよ。嫌らしいですね・・・学者の世界は!
まっ、こういうことは、たまに、起こります。倫理観のない、「ボケ」は、どの世界にもいますし。
まっ、これで更に「スタチン単独でのインフル重症予防効果」という点では、特許を取れないでしょうが、そんなもん構いません。
インフルで「商売」するつもりは、一切ないので・・・。
まあ、それにスタチン単独ならば、「重症化予防」は、さほどではないしね。
なお、併用するクスリとのことでは戦略的に用途特許は、イケルようですが。
さて、そのクスリとは何でしょう?(笑)。
近いうちに、わかりますよ。「第2波」(タミフル耐性タイプあるいはハイブリッド型)用の切り札として用意してるので、今の「第1波」用では、なるべく使いたくないけれど・・・。