新型インフル マスク着用8割超 神戸東部で調査
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人と防災未来センター(神戸市)と東大が、新型インフルエンザの感染者三十人が確認された神戸市東灘、灘、中央区の住民二百五十人を対象にアンケートをしたところ、感染予防のためマスクを着けている人が84%に上ることが分かった。マスク着用については、65%の人が「しないといけないような周囲の雰囲気を感じる」と答えた。
二十三、二十四日、コンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかけるRDD
(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で調査した。
結果の速報によると、マスク着用の時期は国内初の新型発生が確認された十六日が最多で33%。
それ以前からの着用は14%だった。
また、30%以上の人が「マスクが売り切れて(新たに)手に入らず、不安を感じている」と答えた。
着用効果について、「自分への感染を防ぐ効果は低いと思う」とした人が42%だったのに対し、
「他人への感染を防ぐ効果は低いと思う」は25%で、エチケットとして着用している状況がうかがえた。
外出後の手洗いやうがいは80%以上が実行していた。
同センターなどは併せて、感染者一人が確認された三田市でも
予防策などについて同様のアンケートを実施。
買い物などの日常生活に影響を受けた人は神戸市に比べて低い割合だった。
今後の行政などの対策については、両市ともに80%前後が
「学校や福祉施設はすべてを休みにしなくても良いと思う」と回答。
一方で「妊婦や糖尿病、ぜんそくなどの人への対策に絞るのが良いと思う」との答えも半数を超えた。
同センターの宇田川真之研究員(防災情報)は、
「予防策の中でもとりわけ他人への配慮に重点を置いているようだ。
秋以降に懸念される流行の第二波も視野に対策を続けてほしい」としている。(石崎勝伸):神戸新聞
コメント:
いよいよ、南半球での新型インフルの感染者が、いよいよ増加してきた。
これで、このブログでも指摘している「第2波」に関する最悪(に近い)のシナリオの現実化が加速するだろう。いちおう「専門家」ですが、あんまり、こういう予想は当たらないで欲しいけれど。
さて、上記記事のコメント。
「マスク着用については、65%の人が「しないといけないような周囲の雰囲気を感じる」と答えた。」か・・・。電車内とかで、ちょっと咳したり、くしゃみをすれば、周囲から冷ややかな、きつい反応が返ってくると関西の医師仲間から聞いたよ。どうも、本当のようだな。
東大では、5月祭が本郷キャンパスで開催されるが、患者さんの来場は遠慮してくださいというのは、わかる。しかし、来場者(患者さんではない)には、マスク着用が(強く)御願いされている(赤線で強調されている)。なんということだ\(*`∧´)/
本部(本郷)の新型インフル対策委員の「大先生」らの頭の中を、今すぐスキャンしてやりたいものだ。