今日は先に、以下の経済動向の諸説に関するコメント:
いいなあ、日本の経済評論家や「エコノミスト」は、毎度、毎度、適当なことを言ってれば飯が食えて(笑)。
株価対策20兆円か・・・そんなコトをやってみな。倒産企業が余計に増えるから。
しかも投入資金は税金でかよ。まったく・・・。
3月中に1時的に6000円台をつけるかもしれんし(今日、10日にもな)、まあ市場関係者は、実際には6500円あたりまでは、すでに折込済みだろう。高値でも、8000円くらいまでだな。
ドルは、1ドル=90円か?・・・では期待を込めて(笑)、95円~100円な。
こういう状況が、一体どのくらい続くのかが最大の問題・・・まっ、あと2年くらいかな。
・・・と、私も上記の数値については適当に書いてますけど(笑)。
でも、もういい加減「バブル崩壊後」という言葉は止めにしないか?
今の状況は、「カジノ経済の崩壊」っていったほうが正確でしょうに。
どうよ?
[東京 9日 ロイター
] 東京株式市場
で日経平均
株価<.N225>が
昨年10月27日に付けた終値ベースの昨年来安値7162円90銭を下回り、
バブル後最安値を更新した。世界的な金融不安と景気悪化が懸念されている。
市場関係者のコメントは以下のとおり。
●株価対策や円安で底割れは回避
<第一生命
経済研究所主席エコノミスト
嶌峰義清
氏>
欧米での金融不安再燃が一番の下押し圧力となっている。
個別銀行への対応では、もはや市場は反応しなくなっているようだ。
3月は米国の旧証券会社、4月には商業銀行の決算発表が続き、
株式の含み損が拡大するなかマイナス材料となる可能性が大きい。
米株は底割れしたが、国内株式は少なくとも3月期末までは、
1)株価対策への期待感、2)為替の円安基調、3)需給面でのサポートが下支えし、
持ちこたえるとみる。
株価対策は20兆円の買い取り枠が決まっており、買い取り対象の拡大が待たれる。
為替については、多くの企業が1ドル90円程度を想定している。
円安が定着し業績上方修正余地が出てくれば、新規マネーを入れる投資家も出てくるだろう。
一方、中国での経済指標が改善するなど、ファンダメンタルズ
面は着実に回復してきている。
市場が実体経済面での回復を評価し始めれば、センチメントも変わるのではないか。
●金融不安と景気悪化の負のスパイラルを懸念
<三菱UFJ
証券シニアストラテジスト 白木豊氏>
米国株が下値を模索する中で日本株だけが公的年金などの需給面だけで
支えられるとは考えにくい。
株価対策期待や円安などもあり、株価が急落する局面でもないが、
引き続き下振れリスクは残っている。
現状は世界的に金融不安と景気悪化の負のスパイラルが懸念されている。
景気の自律的な反発を見越せば、株価は先取りして上昇するはずだが、
米国市場などをみても広範な銘柄が売られている。
株式のウエートを落とす動きが継続していると考えられる。
誰もリスクを取らなくなっている市場では、値ごろ感は通用しない。
米国の金融問題は商業銀行に焦点が移っている。
これまでの証券化商品だけでなく、景気悪化に伴い通常のローンも
不良債権
化しているためだ。
米政府による大手銀行を対象とした健全性審査(ストレステスト)でうみを出し切り、
公的資金
を注入することは必要なプロセスだ。
その結果の国有化は金融システムにとってプラスに作用する。
問題はその過程で銀行が貸し渋り
、一段と景気悪化が進むことだろう。
●市場に自信戻るまで厳しい展開続く
<JPモルガン
・アセット・マネジメント エコノミスト 榊原 可人氏>
金融や景気対策として何を行えば市場参加者に安心感を与えることが
できるかが当局は見えていない。市場参加者自身もわかっていない可能性がある。
ただ当局がいろいろなバランスを取ろうとして結局、
中途半端な対策になってしまっていることが、
モヤモヤが払しょくされない理由のひとつだろう。
市場に自信が戻るまで株価は厳しい展開が続く可能性がある。
日本株も、こうした世界的な流れのなかにあり軟調な展開だ。
公的年金の買いで底堅いと指摘されることもあるが
パフォーマンスではそれほど大きな違いはない。
公的年金の買いが入っているとしても、市場全体にそれほど大きな影響力があるかは不明だ。
日本株についても反転するためには、各国が協調して金融・景気対策を行い
世界のマーケットに自信が戻ることが必要だろう。