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2009-01-31 12:22:11 ihepの投稿

「iPS細胞から受精卵作り、容認を 学会が提言へ」のコメント

テーマ:ブログ

「産婦人科医や基礎医学などの研究者らでつくる日本生殖再生医学会

(理事長、森崇英京大名誉教授)は、人の皮膚などの細胞から作る

人工多能性幹細胞(iPS細胞)から精子や卵子を作るだけではなく、

作った精子や卵子を受精させ、着床前までの研究を認めるべきだとの見解をまとめた。

28日に発表する。

見解によると、iPS細胞から精子や卵子を作り、

受精させて染色体の異常が起こらないかなどを調べるため、

約5日後まで成長させることを提言する。

関係者は「生殖細胞を作るだけで受精させなければ、機能するかどうか分からない。

不妊の原因を探るには生殖細胞が育っていく過程を調べることが重要」と話している。

文部科学省の作業部会は、iPS細胞から精子や卵子を作る研究までは認める方向で議論しているが、

「技術的にも倫理的にも時期尚早」として受精を認めていない。

受精は命の始まりと密接にからむため、議論が多い。

同学会は、体外受精法で受精できない不妊の治療法の開発を目的にし、

05年に設立された。約200人が定例の会合に参加する。

昨年8月に委員会を設置し、人のiPS細胞から生殖細胞を作る研究について検討してきた。
(朝日新聞)」



コメント:



1. iPS細胞研究の「特需」に、我も我もと、たかる根性が透けて見える。
こういう研究をすれば研究費が取れる確率が高いとみて、
まず、マスコミにアドバルーンをあげさせて、世論を喚起する策をとったにすぎないと思う。京大・山中チーム以外による、この国の「iPS細胞研究者」の論文を一刻も早くみたいものだ。

2. こんな研究をするよりも前に、もっと重大な調査をしてもらいたい。
体外受精法で生まれた子供が、その後、どのようになっているか皆さん知ってますか?専門家なら、知ってる人もいますが、これを語るのは、かなりのタブーなのです。
医学界内部では、まず、調査は不可能ですから、フォローアップ調査を非営利団体でやって、公表してもらえればいいのですが・・・。

2009-01-31 01:24:25 ihepの投稿

経済不況時に費用をかけずに健康を維持し、癌を防ぐ方法

テーマ:医療・健康情報

景気の低迷にはさまざまな犠牲を伴うが、健康まで犠牲にする必要はない。


米ダナ・ファーバー癌研究所(ボストン)の専門家らによると、

以下に挙げる無料または低コストの方法に従えば、

多額の費用をかけなくとも健康な生活を維持し、癌リスクを軽減することができるという。


・体を動かす:早足で歩くなどの軽度から中程度の有酸素運動は心臓によいほか、

癌を克服した後の再発リスク軽減にも有用である。

いくつかの癌リスクを軽減する上での一貫した方策は、運動して肥満を防ぐこと。

エレベーターの代わりに階段を使う、テレビを見ながらエアロバイクやランニングマシンを使用する、

チームスポーツをするなどの運動も有効である。


・健康的な食生活を送る:加工糖、赤身肉、カロリーの摂取を抑え、果物や野菜を多く摂ることにより、

健康的な体重を維持し、一部の癌のリスクを軽減することができる。

多くの果物や野菜の有用な栄養分は、皮など色の濃いところに集まっている。

生のリンゴの皮には癌を予防する抗酸化物質クエルセチン(quercitin)が含まれ、

カボチャ類、サツマイモ、ニンジンなどのオレンジ色の果物や野菜には、

大腸癌、前立腺癌、肺癌および乳癌のリスクを減らすとされるカロチノイドが含まれている。


・喫煙を止める:最初から喫煙しないのがベストだが、喫煙者が少なくとも10~20年たばこを止めるだけで、

肺癌の発症率を50%低下させることができる。

禁煙は将来の医療コストを下げることにもつながる。

米国癌協会(ACS)によると、喫煙は肺癌全体の80%の原因となっているほか、

口腔癌、咽喉癌、膵癌、子宮癌、膀胱癌、腎癌などのリスクも増大させるという。


・アルコールを控える:飲酒を控えればそれ自体が金銭面での節約になるのはもちろんだが、

一部の癌リスクも抑えることができる。

例えば、閉経後女性が1日1杯の飲酒をすると乳癌リスクが増大することがわかっている。



 という、ごく当たり前と思われる報告が、ごく最近、ハーバード大学の名門付属研究所から出されています。


 でも、「わかっちゃいるけど、やめられねえ」というのが、多くの方々の本音でしょう。まあ、まずは、各自ができる範囲で「心がける」だけでいいですよ。

上記に記載されていることは。


 

2009-01-30 00:30:04 ihepの投稿

みけんのシワを取る薬

テーマ:ブログ

 英系製薬会社のグラクソ・スミスクライン(GSK)は1月21日に、

A型ボツリヌス毒素製剤「ボトックスビスタ」が、みけんのしわ取りを適応として、

同日付で承認を取得したと発表した。診療は保険適用外となる。


 ボトックスビスタはボツリヌス菌が作り出した毒素を有効成分とする

筋弛緩剤である。

 表情を作る筋肉に注射して収縮を弱め、みけんのしわを改善するという。

                                [日経産業新聞]


こんなふうに、こわ~い病気の治療薬が、美容薬にもなるという1例でした。



2009-01-28 02:05:26 ihepの投稿

「WiiFit」で肥満対策の保健指導

テーマ:ブログ
「任天堂は27日、据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の健康管理ソフト「WiiFit」で
肥満対策の保健指導が受けられるサービスを始めると発表した。
4月からNECとパナソニックメディカルソリューションズ(大阪府門真市)、
日立製作所の3社が同サービスと連動したシステムをそれぞれ開発し、
健康保険組合向けに提供する。

 「WiiFit」の体重計型コントローラーを使って計測した体重などのデータを、

インターネットにつないだWii経由で産業医に送り、保険指導を受ける仕組み。

携帯型の「ニンテンドーDS」用の、歩数計を使った健康管理ソフトにも連動する。

 NECなど3社はまず自社の健保組合でメタボリックシンドローム

(内臓脂肪症候群)検診対象者向けなどに活用する。

その後、他社の健保組合や特定保険指導サービス機関向けにシステムを

外販する計画だ。WiiFitは国内で300万本を販売している。 」(日本経済新聞)


 このビジネスモデルの原型は、まさに私が2001年ごろに、

東大の大学院講義で「医療ビジネスモデル特許」の1例として考えられるものだと

講義したもの。

 そのときは、松下電器(パナソニック)の「ウエルナビ」という商品を基本にして、

上記と全く同じ「モデル」を大学院生諸氏に講義した。

ついでに、いくつかの講演でも紹介したところ、私の講演内容に興味を持った

日経の女性記者が松下電器(パナソニック)に対して

「上記のような特許を申請するような考えはないのか?」と聞いた。

その記者によれば、そのときの当該企業の考えは「?」で、

全く興味なさそうだったらしい。

 変われば変わるもんだ。コンサルタント料でもくださいな・・・松下電器さん、

ならぬ、マネシタ電器さん(笑)。



2009-01-27 21:24:20 ihepの投稿

夢を見た後で・・・

テーマ:ブログ

望まなければ失わないのに。

求めずにはいられないよ。

どんな未来が、この先にあっても・・・。


このAZUKIさんのフレーズ・・・今の私にピッタリ。

2009-01-26 20:07:11 ihepの投稿

東大の幹細胞研究シンポジウムに対するマスコミ報道

テーマ:医療・健康情報

 前代未聞の傷心の中(笑い事ではない)、先週の週末、本郷の安田講堂で表記のシンポが開催されたので、参加してきました。


 翌日(日曜日)の日本経済新聞の記事については、「京都人さん」がお書きですから、そちらを読んでください。


 一言でいって、日経の報道内容は、ちょっと「飛ばし記事」であり、まるで「東京スポーツ」(大阪スポーツ)を読んでいるようでした(笑)

 iPS細胞樹立に必須のSox2とOct3/4も化合物(化学物質)・・・それぞれRepSoxとRepOctという名前の化合物・・・で代替Okの可能性があるというのが、正しい見方です。

 まあ、klf4がVPAで、ほぼ代替可能ですし、実は、RepKlf4という化合物がKlf4の代りをする見込みも高いので、いっきょに遺伝子の挿入ゼロといいたかったんでしょう。しかしまだ、マウスでの段階で、それも完全には成功していないし、ちょっとオーバーランですね。まあ、完成は「時間の問題」だということは、ハーバードで入手した各種の情報と、類似の研究に関与している1個人としての実感ですが、一般の方々には論文が出てからの報道で十分です。


 なお、全部、薬で細胞を初期化させるのは、必ずしも安全とは限りません。

それだけの能力をもつ薬は、必ず大きな副作用をもたらします。

 薬剤疫学上の常識です。とはいっても、大きな進歩であることには異論はありませんが・・・。


 それよりも、もっと重要なことがなぜ報道されないのか?


・ヒトES細胞とヒトiPS細胞は同じだといわれているが、レチノイン酸に対する反応性が全く違う!後者は、前者の半分の反応性しか示さない。個別に両者を比べると、よく似ているものと、かなり違うものが混在している・・・1月24日の東大でのシンポジウムでの浅島先生(東大 副学長)の発表。


・ また、ヒトES細胞では、すでに「どんな細胞に分化しやすいか、しにくいか」が、かなり、わかりつつある。・・・ヒトES細胞の「個性」といえばわかりやすいですか?
 今後、ヒトiPS細胞でも、こうした「個性」の研究が非常に重要となります。

 臨床応用にむけては、両者をあわせて、例えば「肝細胞にはなりにくいが心筋細胞にはなりやすいヒトES細胞・ヒトiPS細胞群」というようなカテゴライズができ、そこから医療・医学研究目的に応じて最適な細胞を選び出すことができればいい。


 だから、こういうことをやるためにも、まずヒトES細胞とヒトiPS細胞を大量に作製して両者の比較を行う研究がますます必要になるわけです。

しかし、日本では・・・ヒトES細胞研究の過剰規制のおかげで、足が引っ張られています。

 ここをなんとかしないと、国策たる虎の子の「ヒトiPS細胞」研究は、中国にすら負けるでしょう。

 
2009-01-22 01:28:24 ihepの投稿

ウルトラクラスの「失恋」?!

テーマ:ブログ
まあ、表題のような話題を、ここで、うだうだ書いても、よければ書きますけどね・・・。
2009-01-20 08:31:18 ihepの投稿

体重減少(笑)

テーマ:ブログ

今年に入って、正月明けから今日までで、なんと5Kgもやせた。

特にダイエットしているわけではない。

ちゃんと、まあ普通に食べてるし・・・。


仕事量・・・正月から「普通」に働いてるよ。


う~ん、癌かな?

いえいえ、原因は・・・「恋愛ストレス」。


ため息出るわ・・・。


2009-01-15 08:29:03 ihepの投稿

がん、最後まで闘病 患者81%、医師は19% 東京大研究グループ

テーマ:医療・健康情報
 がん患者や医師らを対象にした死生観に関するアンケートで、望ましい死を迎えるために、がん患者の81%は「最後まで病気と闘うこと」が重要と回答したが、医師は19%だったとの結果を、東京大の研究グループが14日、発表した。

 看護師も30%にとどまり、医療側と患者側の意識の違いが浮き彫りになった。

 がん患者はどのように死を迎えたいと望んでいるかを探り、終末期医療の在り方に役立てる狙いで調査。東大病院の放射線科外来に受診中のがん患者と同病院でがん診療に携わる医師、看護師ら計1138人が回答した。

 「やるだけの治療はしたと思えること」が重要という回答も患者の92%に対し、医師51%、看護師57%と、大きなギャップがあった。

 一方「体に苦痛を感じないこと」「家族と一緒に過ごすこと」などは患者も医師も大半が重要とし、差はなかった。

 調査した宮下光令講師は「医療従事者の回答は、現実や実現可能性を反映していると思えるが、自らの価値観と患者らの価値観が必ずしも一致しないことを自覚すべきだ」と話している。〔共同〕



重要な調査結果です。

 実は、この調査、学生さんに、もう10年前になるかな、やってもらったことがある。

母集団の数は、ほぼ似ていたのですが、そのころは、医療従事者と患者の数字は、もっと接近していた。この「変化」が非常に気になる。

 このあたりの分析を早急に検討したい。


 


2009-01-15 02:02:32 ihepの投稿

「僕はあの時、桑田を憎んでいた」清原和博自伝発売

テーマ:ブログ

 表題のことなら、関西TVが、正月の3日夜くらいに思いっきりワインを清原に飲ませて、ガンガンTVでしゃべらせてたな。


 あのときの(18歳当時の)ドラフトのときの「会見机あらへんか?、あったら、叩き割ってやりたいといって、ましたし。王監督の写真を下敷きにして、「なにくそ~」と腕立て伏せした。とかいってました。


 なお、清原は、阪神の監督を狙ってると暴露してました。


まあ、それよりも面白かったネタは、高級ワインを「半時計まわり」にまわすのはいいけれど、ぐるぐる「力を入れて」かき回したあと、こぼれて、中身がなくなって。


・・・俺のワインを知らん間に飲んだ奴は誰や!・・・というネタでした。






 

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