『卒業 』1集('98)
‘Sweetest Love’
日本デビューの8cmシングル
来日時をレポートしていた方のHP→A
来日時をレポートしていた方のHP→B
『magic eyes 』2集('00)
‘Someting’
‘It's All Right’
サークル解散後ジュエリーに参加したイ・ジヒョン
右から2人目
Circle(サークル)
98年デビューの5人組。まだ韓国と日本がお互いの国に関心を持ち始めるもっと前のこと、 ハン・ボラム(14) 、 イ・ジヒョン(14) の韓国人2人と 江口由香(14) 、 小川綾子(16) の日本人2人に、 白雪(13) という日系中国人を加え一大スペクタクルなアジア友好合同グループが誕生。
当時は、SESの97年鮮烈なデビュー、98年ピンクルの輝かしいデビューで一気にK−POP市場が女性グループで染まり活性化された。その3番手についていたのが実は第2期ベビボのブレイクよりも先にタイミングよくデビューしていたこの Circle(サークル) だった。
第1期サークル
当時のアイドル音楽雑誌を紐解いても、この話題の合同グループ『Circle(サークル) 』の記事が毎月大きく割かれており(写真館参照)人気と関心の高さのほどがうかがえる。
さていざ楽曲はとなると、ヒットはしたものの前出の2大グループと比べるに耐えないレベルの低さだ。まず、歌唱力が皆無なのとサウンドが薄い。日本側の音楽スタッフがクレジットされているところをみても明らかにJ-POP路線に沿ったアプローチ。おニャン子クラブに近い歌唱。
それでも、リーダー曲 ‘Sweetest Love’ はまだ聴ける。98年8月のデビュー後、9月に日本からも同曲でシングルデビューし、来日と同時に日本のアイドルマニアを沸かせた(ちなみに日本でのカップリング ‘Loco Train’ は韓国では未発売)。
事務所のプロモーションの軽率さからか、後続の活動もままならずグループは、日本のアジア交流フェス(日本でもBSで放送、アップタウンなど参加)などに出演後、テレビから姿を消してしまう。その結果、 小川綾子 は学業専念と女優になるという夢でグループから脱退、第一期サークルが消滅した。
残ったメンバーは逆研修な形で2年間みっちりとボイストレーニングやダンスレッスンに励み00年に、歌唱力、楽曲ともにパワーアップし再びカムバックすることとなる。
→Circle(サークル)第1期写真館
◎第2期サークル以降
日韓共同プロジェクトによって素人の集まりだった1stから2年、大きな進歩で00年2集 『magic eyes』 をひっさげ帰ってきたサークル。メンバーは後にジュエリーを結成する イ・ジヒョン 、 ハン・ボラム 、 江口由香 、 白雪 の4人となった。※ギリギリまで新メンバー、リュ・セミンを加えた5人でいく予定だった。
第2期メンバー
リーダー曲は2曲目の ‘something’ でTVでのカムバック公演はシックなワインレッドの衣装と鮮やかに染められた髪で大人の女性としてのコンセプトで売り出された。
アルバム1曲目 ‘It's All Right’ が後続曲となり初期ピンクルのように可愛らしい女の子のイメージで活動をしたが大きなヒットへは結びつかずグループはあえなく自然消滅した。
イ・ジヒョン は2001年『ジュエリー』という新しい女性グループで再スタートを切り、2集‘Again’の大ヒットにより、一時代を築いたが現在は脱退しソロで芸能活動中。 ハン・ボラム はもともとは96年にKBS2 『初恋』のドラマで子役として出演経験のある女優業の道に開眼し、2002年『ウララシスターズ』ミュージカル『愛は雨を乗せて』ドラマ『そう思うようにしなさい』では、歌手として彼女の歌も収録された。 白雪 はご存知の方も多いと思うが、現在も日本でタレントとして活躍、06年にはサッカーの中田英寿との熱愛がスクープされ日本のワイドショーで話題となった。
→Circle(サークル)第2期写真館
もう少し写真はあると思うので出てきたら追加します
白雪さんのブログ