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“復興をアピール” 市場でしらす祭10月14日 12時7分
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茨城県大洗町の魚市場で、東日本大震災からの復興をアピールしようと水揚げされたばかりのシラスなどを味わってもらう「しらす祭」が開かれています。
大洗町では、震災で魚港の岸壁が壊れるなどの被害を受けたほか、原発事故による風評被害でシラスの売り上げが伸び悩んでいて、町や漁協などは復興をアピールしようと去年から「しらす祭」を開いています。
会場には、港に戻ってきたばかりの漁船から水揚げされたシラスを使って、生シラス丼やシラスのかき揚げなどが販売され、長い列ができていました。
秋サンマを使ったつみれ汁やホタテのしょうゆ焼きなども用意され、訪れた親子連れなどが、復興を目指す漁港で、とれた新鮮な海の幸を味わっていました。
埼玉県から家族4人で訪れた40代の男性は「こんなにたくさんのシラスを食べたのは初めてで、とてもおいしいです。震災の影響を受けて大変だったと思いますが、港の元気な姿を見ることができてうれしい」と話していました。
「しらす祭」は、大洗町の魚市場で午後2時まで開かれています。
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