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国民医療費 4年連続で過去最高に10月14日 4時14分
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国民が医療機関などで病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額を示す、平成22年度の「国民医療費」は、37兆4000億円余りで、高齢化の進展などにより、4年連続で過去最高となりました。
厚生労働省のまとめによりますと、平成22年度の「国民医療費」は、37兆4202億円で、前の年度に比べて1兆4135億円、率にして3.9%増え、4年連続で過去最高となりました。
国民1人当たりでみても、前の年度に比べて9800円増えて29万2200円で、過去最高でした。年代別では、▽0歳から14歳が1万800円増えて14万3600円、▽15歳から44歳が2800円増えて10万6100円、▽45歳から64歳が7200円増えて26万8200円、▽65歳以上は1万5000円増えて70万2700円となっています。医療費の増加が続いていることについて、厚生労働省は「高齢化が進んでいることや、新薬や新たな治療方法の開発で医療技術が高度化していることが背景にある」と話しています。
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