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2012年10月13日19時30分

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大江さん「内閣、世論を侮辱」 日比谷公園で脱原発集会

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写真:集会後、脱原発を訴えて歩く大江健三郎さん(中央)らデモ参加者=13日午後3時23分、東京都千代田区、加藤諒撮影拡大集会後、脱原発を訴えて歩く大江健三郎さん(中央)らデモ参加者=13日午後3時23分、東京都千代田区、加藤諒撮影

写真:集会後、脱原発を訴えて歩く大江健三郎さん(前列左から2人目)らデモ参加者=13日午後、東京都中央区、加藤諒撮影拡大集会後、脱原発を訴えて歩く大江健三郎さん(前列左から2人目)らデモ参加者=13日午後、東京都中央区、加藤諒撮影

 脱原発を掲げる市民集会「さようなら原発集会」が13日、東京・日比谷公園であり、約6500人(主催者発表)が集まった。大間原発(青森県大間町)の建設が1日に再開されたことへの反対表明が狙い。

 呼びかけ人の一人、作家の大江健三郎さん(77)は「内閣も、次を担おうとしている政党も、明らかに原発を続けていこうとする人たち。世論に対する侮辱だ」と訴え、「そこになかった道を作っていくことが反原発の行進であって、それが私たちの希望を作ることになる」と脱原発へ向けた粘り強い活動を呼びかけた。

 高橋哲哉・東京大学教授は「今こそ経済よりも命と尊厳を優先する国に変えていかなければいけない」と力を込めた。

 集会後、参加者たちは、東京電力本社前などを行進した。

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