東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興を支援しようと、１５都道県から有名ギョーザ店２８店舗が集う「餃子（ギョーザ）万博」が１３日、福島市の福島競馬場で始まった。１４日まで。

　地元の商工会議所などでつくる実行委員会などの主催で、今年で３回目。観光客や家族連れでにぎわい、どこの店にも長蛇の列ができ、買い求めるまでに約２時間待ちの状態だった。

　目玉は、直径１２０センチの鉄板に円を描くように約６５０個を並べて焼き上げる福島市伝統の巨大な円盤ギョーザ。「食べれば夫婦仲も“円盤”だよ」とはやす店員に、並んでいた夫婦もニッコリ。【神保圭作】