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複数海外サーバー経由し遠隔操作
10月10日 19時1分

複数海外サーバー経由し遠隔操作
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遠隔操作できるウイルスに感染したパソコンが悪用され、無関係とみられる大阪と三重の男性が逮捕された事件で、2人のパソコンが感染していたウイルスは、複数の海外のサーバーを経由して遠隔操作できる仕組みになっていたことが分かりました。
警察は、発信元の特定を難しくするためとみて、解明を進めています。

この事件で、大阪・吹田市の男性と三重県津市の男性は、インターネット上に犯行を予告する書き込みをしたとして逮捕されましたが、その後、2人のパソコンが、第三者が遠隔操作できる特殊なウイルスに感染していたことが分かり、釈放されました。
警察が調べたところ、このウイルスは、複数の海外のサーバーを経由したうえで、日本国内のサーバーに接続し、第三者が遠隔操作できる仕組みになっていたことが、警察関係者への取材で新たにわかりました。
警察によりますと、大阪の男性は、このウイルスのプログラムについて、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で紹介されていたアドレスから無料ソフトをダウンロードし、その際、ウイルスに感染した疑いがあるということです。警察は、このウイルスが、誰が操作したのか発信元の特定を難しくするため、複数の海外のサーバーを経由させる仕組みだったとみて、解明を進めています。

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