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古今亭円菊さん(ここんてい・えんぎく=落語家、本名藤原淑〈ふじわら・しゅく〉)が13日、多臓器不全で死去、84歳。通夜は16日午後6時、葬儀は17日午前10時30分から東京都荒川区町屋1の23の4の町屋斎場で。喪主は長男で落語家の古今亭菊生(〈きくしょう〉・本名浩司)さん。
静岡県生まれ。1953年、古今亭志ん生に入門、66年真打ち。大ぶりなしぐさと、語尾でうなる「円菊節」が人気で、「宮戸川」「風呂敷」といった滑稽噺(ばなし)を演じた。自ら手話をして演じる「手話落語」に取り組み、福祉活動にも努めた。