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岩手・宮古 商店街の復興市で元気を
10月13日 13時29分

岩手・宮古 商店街の復興市で元気を
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東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県宮古市の商店街で、震災からの復興を願う「復興市」が開かれました。

宮古市中心部にある「末広町商店街」は、商店街のほとんどのおよそ70の店が津波で流されるなどの被害を受けました。
その後、ほとんどの店で営業が再開され、商店街では、復興を支えてくれた人たちに感謝するとともに、さらなる復興を願って定期的に「復興市」を開くことを決め、4回目の今回は、県内のほかの場所からも店が参加しました。
商店街の通りには大漁旗が飾られ、店の前に設けられた屋台では、新鮮な魚や野菜などが売られていました。
精肉店の男性は、「何とか皆さんのおかげで商売を再開することができました。皆さんに恩返ししたいと元気にやっています」と話していました。
また、宮古港で水揚げされたばかりのサンマが配られ、訪れた人たちは自分でしちりんを使って焼いて、秋の味覚を味わっていました。訪れた地元の32歳の女性は、「お祭りがあればいろいろあった人でも元気になれるので、いいことだと思います」と話していました。

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