トップページ文化・エンタメニュース一覧「ねんりんピック」で復興の歩みを
ニュース詳細

「ねんりんピック」で復興の歩みを
10月13日 16時17分

「ねんりんピック」で復興の歩みを
K10057198311_1210131816_1210131818.mp4

60歳以上の人たちのスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」が13日、宮城県で開幕しました。

「ねんりんピック」は、60歳以上の人たちが参加し、スポーツや文化活動の種目で交流を深め合う大会で、25回目のことしは初めて宮城県で開かれます。
13日は、仙台市の陸上競技場でおよそ8000人の選手が参加して開会式が行われました。
開会式では、震災の被災地の気仙沼市や石巻市それに名取市で採火した火を被災地の家族らがトーチでリレーしながら会場に設けられた台に点火しました。
そして宮城県の村井知事が、「復興への歩みを全国の人たちに見てもらえるように準備を進めてきました。心に残る大会になるよう願っています」とあいさつしました。このあと選手を代表して、宮城県選手団の中で最高齢の90歳になる島田義一郎さんと、仙台市選手団の88歳の佐々木美都子さんが、「心温まる声援を胸に、ふれあいと感動の大会にします」と宣言しました。
会場には、津波で被害を受けた農家が震災後、初めて出荷した3000本のカーネーションが飾られ、開会式を彩っていました。
「ねんりんピック」は、宮城県内の13の市と町を会場に今月16日まで開かれ、ゲートボールや卓球、それに囲碁や将棋など18の競技が行われます。

[関連ニュース]
このページの先頭へ