後輩の女子学生を車ではねて大けがをさせたとして、県警はきのう午後、自動車運転過失傷害の疑いで、横浜市内の大学生の男を現行犯逮捕しました。女子学生は間もなく、死亡しました。
逮捕されたのは、横浜市金沢区泥亀の横浜市立大学３年生、角田翔太郎容疑者です。県警によりますと、角田容疑者はきのう午後６時頃、横浜市金沢区寺前のマンションの敷地内で、同じ大学の２年生、島守由花子さんを車ではねて大けがをさせた疑いが持たれています。２人は先輩と後輩の間柄で、共通の友人と３人でドライブに行った帰りに友人を送るためにマンションに立ち寄りました。そして、車が邪魔にならないように駐車しようと、島守さんが降りて車の前方で誘導をしていた際、事故が起きたということです。島守さんは全身を強く打って病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。県警は、角田容疑者が運転操作を誤ったとみて、容疑を自動車運転過失致死に切り替え、さらに詳しく調べる方針です。