S&P:ソフバンクを格下げ方向で注視、スプリント買収で財務悪化も
10月12日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、ソフトバンクの長期格付けを引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。米携帯大手スプリント・ネクステル出資を協議中と発表したことに対応した。出資が実現した場合、ソフトバンクの財務状況が悪化する懸念があるとしている。
現在の格付けは、投資適格級で下から2番目の「BBB」。S&Pは発表資料で、協議の進展に合わせて出資額や資金調達の方法、スプリントに対する財務支援の内容などを分析していくとしている。
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更新日時: 2012/10/12 18:22 JSTニュース一覧
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