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できごと
【衝撃事件の核心】最長17時間も強姦犯行…懲役25年レイプ魔の「悪魔の所業」
さらに、掃除機の紙パックのなかで見つかったたばこの吸い殻からは、田中被告のDNA型と一致する唾液が検出された。
「右袖が裂けたスーツを着ていた」。そんな被害者の目撃証言も、田中被告の特徴と完全に一致した。
それでも、裁判で弁護側は、起訴された4件について「証拠に誤りの可能性がある」と無罪を主張。田中被告も黙秘を続けた。
しかし判決は「合理的な疑いを容れる余地なく被告人が犯人である」と断定。他人が吸ったたばこの吸い殻まで用意周到に持ち込み、犯行現場に残していくようなことまでして偽装工作を図った田中被告だったが、いびつに肥大化した自分の性欲と支配欲を隠すには足りなかった。
被害を受けた女性たちは事件から2年が経過する今も平穏な日々とはほど遠い毎日を送る。宅配業者に応対できず、田中被告とよく似た格好の中年男性が怖い…。
被害者参加制度を使って裁判に参加した被害者の女性の1人は、意見陳述で「誰の助けも呼べない中、恐怖と屈辱だった。被害を生涯忘れることはない」と訴えた。別の被害女性も「友人や彼氏、家族に申し訳ない気持ちでいっぱい」とやるせない心情を文面で吐露した。
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