CONTENTS
(1)MALL OF TV誕生の背景
(2)日本の通販市場とテレビショッピング市場
(3)21世紀型の情報流通業に向けて
(4)21世紀型テレビショッピングへの構想
(5)MALL OF TVのマーケティング展開



(1)MALL OF TV誕生の背景 |TOPに戻る|

MALL OF TVは、21世紀型の第3の販売チャネルとして、今までのテレビショッピングとは異なった、
デジタル時代の流通システムとして注目を集めています

情報の流通革命による市場(テレビ視聴習慣)の変革
PerfecTV! (現 スカパー!)の登場によって視聴者は、約350ものチャンネルの中からプログラムを選択できる時代となりました。何となく情報を得るのではなく、より専門性の高いチャンネルを目的に応じて選択し、目的に応じたより密度の濃い情報を入手していくという視聴形態が生まれ、テレビ視聴習慣の変革が起こることが予測されます
テレビを視聴者との接触媒体とした、リテラービジネスの可能性
アメリカでは、イメージ的にも有名百貨店と肩を並べる程になったテレビショッピングチャンネルが存在し、確実にその取扱高を増やしています。日本国内においても、PerfecTV!(現 スカパー!)の登場によって、消費者とメーカーを結ぶことで新たなリテラービジネスの誕生が可能となり、この新しいビジネスは多方面から期待されています
テレビショッピング拡大の障壁となっていた地上波テレビ局の放送料
地上波の放送料は非常に高額なため、現状のテレビショッピングでは利益率の高い、リスクの少ないニッチ商品をメインに、視聴者の衝動買いを狙ったものがほとんどでした。従って、特定の商品群のユーザー層によって支持される極めて限られたマーケットのみを形成していました。PerfectTV!(現 スカパー!)の登場により、テレビショッピングの放送料の低減が実現し、視聴者にとってもメリットある商品提供が可能となり、市場拡大の機会が到来しました


(2)日本の通販市場とテレビショッピング市場 |TOPに戻る|

1994年の日本の通信販売業界の総売上高は2兆5億円となりました。一般小売業界全般が横這いのなかにあって、
前年比で4.7%の伸びとなっています。この数字からも通信販売が確実に社会に根付いていることがうかがえます

各シンクタンクの通信販売予測
現在の通信販売の市場は2兆円強(94年)で、小売業総売上の1.7%のシェアを占め、前年比4.7%の伸びを記録しました。今後は、通信販売企業の企業努力やマルチメディア社会に向けて各種通信インフラ(衛星も含む)の整備、浸透、また高齢化社会の到来、消費習慣の変革などでゆるやかな成長からそのステップを速め、小売業総売上の5%のシェアに迫るといわれています
さくら総合研究所:2000年に3兆3000億円
ニッセイ基礎研究所:2000年に5兆円(小売業の3%)
テレビショッピング市場について
通信販売市場におけるテレビショッピングの占める比率は、今のところデータ化されていませんが、アメリカのケーブルテレビを主体とした24時間放送のテレビショッピング番組「ビデオモール」等の市場は2000億円に達しているといわれています。また、テレビ東京系列でほぼ全国放映されている「テレコンワールド」は、初年度で100億円の売上達成が見込まれています


(3)21世紀型の情報流通業に向けて |TOPに戻る|

MALL OF TVは今までのテレビショッピングではありません。テレビの中に広がるショッピングモール
としての存在を創造し、既存のテレビショッピングの枠を超えたポジショニングの獲得を目指します

MALL OF TVは今までのショッピングチャンネルとここが違います
現状の地上波で行われているテレビショッピングは、高額な放映料をペイするためにニッチ商品を衝動買いを誘うテクニックで販売するものがほとんどであり、限られた商品群で構成された限られたマーケットを獲得しているに過ぎません。MALL OF TVは、低額な放映料と新しいメディア技術を利用し、幅広いターゲットに向けた、より明確な商品情報を発信し、視聴者に本物の、本格的なホームショッピングを提供します
コンテンツプロバイダーとしての地位の確立
本ホームページをはじめ、後発デジタル放送などのニューメディアにも積極的にコンテンツの公開を実施。これによって、より多くの消費者への情報提供が可能となり、規模、質ともに広範な市場領域の拡大が期待できます
インタラクティブTV技術の採用による21世紀型商品販売手法の確立
デジタル多チャンネル放送の特徴を活かし、最新の技術を常に研究、インタラクティブテレビ技術導入に積極的に取り組み、未来型の商品販売手法を採用していく予定です
デジタル放送の特徴を活かしたマーケティング展開
デジタル多チャンネル放送の特徴を活かし、次世代技術を積極的に活用した効果的な販売手法を展開。また、顧客データベースの構築、視聴データ分析による番組編成を目指すなど、テレビショッピングのあらゆる視点から緻密なデータ分析によるマーケティングを推進します


(4)21世紀型テレビショッピングへの構想 |TOPに戻る|

MALL OF TVは、将来構想として、デジタル放送技術における次世代技術を積極的に活用し、
21世紀に向けての未来型商品販売手法を展開してまいります


※FAXによる受付は現在準備中です。

インタラクティブテレビ(データ放送)の概要(将来構想)
郵政省から認可を受けているチャンネルの帯域を映像放送とデータ放送に2分割して利用。映像放送とデータ放送の相互利用により、衛星放送にインタラクティブ性を持たせることが可能となるため、商品の細かな内容や購入申込などがその場で行え、よりスムーズなテレビショッピングが実現します。商品の発注などは、電話回線を通じて自動的にセンターのサーバーに送られるシステムとなります

利用例
映像・データベース連動型サービス
テレビ画面の半分は映像、半分はインターネットのホームページを表示することも可能となり、視聴者が映像を見ながらリモコン操作により自由に検索することが可能となります。(OPEN-TV)
ソフトウエアダウンロードサービス
テレビ画面上でソフトウエアなどの情報を映像で紹介し、視聴者が入手した情報をデータ放送チャンネルからダウンロードできるサービスも可能となります


(5)MALL OF TVのマーケティング展開 |TOPに戻る|

売れる時間帯に売れる商品を放映するために顧客データベースの構築と
視聴者習慣の分析による効果的な番組編成を実施します



視聴者の商品購入率の予測をより確かにものとするため、初年度より視聴習慣によるデータ及び
オーダーエントリー時に入手する顧客データを徹底的に分析、MALLOF TV独自のデータノウハウを蓄積し、
番組編成に反映させます。そしてテレビショッピングの消費習慣予測の正確化をはかっていきます