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【プロ野球】きょうからCS ヤクルトは館山先陣2012年10月13日 紙面から
昨年ファイナルステージで力尽きたこのナゴヤドームに、ヤクルトがまた戻ってきた。「去年やられた分、とにかく勝ちたい気持ちが強い。小が大を食う気持ち、当たって砕けろという気持ちで勝つしかない」と、普段は穏やかな小川淳司監督(55)が語気を強めた。 その大事な初戦のマウンドは、右腕エース・館山昌平投手(31)に託されることが濃厚だ。レギュラーシーズンは、今季からセ・リーグにも予告先発が導入されたが、ポストシーズンは再び隠される。ここ数日、ヤクルトの先発陣は5人、一緒に行動してかく乱作戦に出ていたが、小川監督はこの日、「うちはサプライズはない。オーソドックスにいく」と明言した。 正攻法で行くなら、今季チームトップの12勝を挙げ、8月18日以降は無傷の6連勝で、9月の月間MVPにも輝いた館山が順当だろう。荒木チーフ兼投手コーチの「状態のいい選手から行く」という言葉にも合致する。特に中日戦は、今季4勝2敗、防御率1・84と相性も良く、ブランコを5打数無安打。森野、谷繁、荒木らしぶといベテラン打者を打率1割5分以下に抑えている。 館山は「いつも通り、投げるところで持てる力を出せれば」と淡々と話したが、昨年のCSでは、血行障害で指先の感覚がない中でも先発、抑えと、直訴でフル回転した熱血漢。91針の手術痕が残る自らの右腕で勝利をたぐり寄せれば、チームの勢いも加速する。 (竹村和佳子) PR情報
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