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2012年10月12日11時44分

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鮮魚に「尖閣」の商標 水産会社に地元漁協が反発

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写真:株式会社「尖閣」が商標登録したロゴマーク=同社提供拡大株式会社「尖閣」が商標登録したロゴマーク=同社提供

写真:尖閣諸島で捕れたハマダイ(アカマチ)をさばく株式会社「尖閣」の高江洲正一社長=沖縄県石垣市拡大尖閣諸島で捕れたハマダイ(アカマチ)をさばく株式会社「尖閣」の高江洲正一社長=沖縄県石垣市

 【釆沢嘉高】尖閣諸島の魚をめぐり、国内で新たな紛争が起きている。沖縄県石垣市の水産会社が鮮魚に尖閣産のロゴマークを付けたところ、周辺海域の平穏を願う地元漁協が反発。特許庁に商標の登録取り消しを求めている。

 商標登録したロゴで鮮魚を販売しているのは、同市の株式会社「尖閣」。鮮魚店主や地元市議ら5人が4月に設立。地元の政治団体「尖閣諸島を守る会」の男性が2月に取得した商標権を無償で譲り受けた。

 9月、尖閣諸島の魚釣島沖合2〜3キロ、水深200〜300メートルで捕れたハマダイなど約51キロを東京に初出荷。「尖閣」と書かれた文字の周りに尖閣諸島や魚をあしらった直径約20センチの円形のマークを付けた。「一口食べて尖閣を守ろう!」とのキャッチフレーズも付く。高江洲正一社長は「尖閣ブランドを全国に広めたい」と話す。

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