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経済
脱原発方針に慎重姿勢 農政連会長
2012.10.12 18:05
全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)の山田俊臣会長は12日、福井市で記者会見し、原発政策について「農政連の運動方針で、原発がこうだというのはおかしいのではないか」との認識を示した。全国農業協同組合中央会(JA全中)が「将来的な脱原発」の活動方針を決めたが、農協グループの政治団体である農政連としては慎重な姿勢を示した。
山田会長は放射性物質による農作物の風評被害などに懸念を示し「JA全中の『脱原発』という柱は当然だ」と指摘した。一方で福井県が全国最多14基の原発を誘致した経緯に触れ「安全、安心を前提に、誘致した市町、県の考えを重視すべきだ」と述べた。
山田会長は福井県農業協同組合中央会会長も務めている。
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