お知らせ
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ご存知ない方がいらっしゃるかもしれないので、問題点をあげておきます。
長くてすみません!
北九州市では17日に 宮城県からの瓦礫を燃し始めました。
18日からは、焼却灰を埋最終処分場に埋め立てはじめました。
(それまで、5月の試験焼却の灰さえ漁協の反対で埋められなかったのですが、いまだ反対する漁協を押し切った形です)
「瓦礫を受け入れることが被災地を助けることだ」とマスコミも政府も宣伝しました。善良な市民も、ふと、そう思いました。
でも、
A 税金の無駄
1.瓦礫を遠く九州まで運ぶと運送費が莫大にかかる。
2.現地で雇用を求める声が大きいのに、わざわざ大手業者(ゼネコン)に瓦礫処理の仕事を振っている。
3.広域処理は被災地にまったくお金が落ちない仕組みである。
「仕事を創って働いて貰う」ことをしないで、生活保護でその場をしのがせる、というのは間違った税金の使い方ではありませんか?
B 瓦礫の量
宮城県石巻市の瓦礫は当初より大巾に減っている。現地での処理も順調に進んでいる。これから完成する仮設焼却炉もある。
また、同じ宮城県仙台市では予定よりがれきの処理が早く進み、石巻市の瓦礫を受け入れても良いくらいだと言っている。
災害廃棄物処理法では、自区内処理、県内処理が原則。
現状でも、1400キロも離れた北九州市に持ってくる必要性など、まったくない!
C 瓦礫の需要
津波を防ぐ防潮堤を作る為に、たくさんの瓦礫が必要。防潮堤計画の中心的存在は宮脇教授で、その道何十年のベテランです。
農水省では実行にとりかかっています。環境省とは縦割りの関係でお互いに無関心。より良い方法で調整しようとは考えない。
D 燃すことの是非
北九州市も環境省も国のデータだけを元に、安全だと言っています。
けれども、燃し始めてから、放射能が原因と考えれる被害が起こっています。切実な声です。
北九州市だけでなく福岡市内でも出ています。
さらに、宮城県内でさえも問題になっているアスベストも、震災がれきには相当量含まれています。
これらが一日110~130トン、24時間燃やされ、大気に放出され続けるのです。
E 手続きの問題
北九州市長は自分達の執務室を閉鎖し、警察と公安に出動要請を行い、市民を排除し、瓦礫焼却を強行しました。
陳情に行った市民に対し、5階のエレベーターボタンが無い、階段は閉じて登れない、という状態でした。
焼却開始と同時に、北九州市では、年間1200万円の税金を投入し、市民のネット監視も始まりました。
力で市民を抑圧する完全な恐怖政治です。
福岡市では考えられません。
賢明な高島市長は被災地から運ばれて来る瓦礫の危険性を知っています。
F 「放射能被害なんてあるわけない、神経質だ」という批判をよく耳にします。
確かに、証明はできません。
けれども今、苦しみと不安を訴える人が北九州にたくさん居ます。福岡市にも居ます。
北九州の北橋市長は、中止を求める子どもを抱いたお母さん達を踏みにじって瓦礫焼却を強行しました。
「被災地を助ける為に」というのが、その大義名分です。
十分な説明責任も果たさず、 自分の町の大切な市民、母と子を犠牲にしてまで遂行すべき為政者の仕事って あるのでしょうか?
G 勿論、被災地の人々を助けることは、日本人の緊急の責務です。
いろいろな方法が考えられます。政府にまかせない創意工夫が必要です。
被災地に、汚染されていない(比較的)野菜を送る活動、こども達を呼び寄せて合宿など、いろいろありますが、 肝心の原資たる税金が
無駄に使われているのです。
税金を取り戻して被災地救援に使わせなければ、私達貧乏人の微々たるカンパだけでは 間尺に合いません。
福岡県も無駄な五ケ山ダムを作っているところです。震災での環境の激変に、何の反省も無く進めています。
このダム500億円の無駄をやめさせて、この瞬間にも放射能に晒されているこども達を一刻も早く九州に連れて来て、一緒に畑を耕して新しい村を創ろうと努力中です。緑のダムを作るのです。
みなさまも税金の無駄を監視して下さい!小石原川ダムも無駄なダムです。
~~~おわりに~~~
「やまい」は「気」から、と言います。
大切な「気」を傷つけられた事こそ、確かな被害です。
納得いく説明無しに強行した市長の責任は追及されるべきです。
もう日本人は放射能と共に(ニコニコと!)生きていく他ないけれど
こんな事態を招いた責任は政治家と御用学者です。私は福島の告発団に入りました。
北九州市長はリコールに値するのではありませんか?
反論 質問など お寄せ下さい。21日は是非 冷泉公園に!