「カレーの街」の給食はカレー、小学校など全校一斉に提供/横須賀
カナロコ 10月13日(土)8時0分配信
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給食のカレーを味わう子どもたち=横須賀市立大塚台小学校 |
カレーによる街おこし事業を進めている横須賀市の小学校などで12日、一斉に給食にカレーが提供された。子どもたちに街づくりに関心を持ってもらおうと、「カレーの街よこすか推進委員会」などが主催した。
市教育委員会と学校の協力で、市立小学校と特別支援学校計49校で、児童生徒と教職員に計約2万3千食が出された。
全校一斉の提供は今年2月に続き2回目。同推進委の担当者は「定着させたい」と来年度の開催も予定している。
この日は市立大塚台小(同市池田町)でカレー総合研究所(東京都)の井上岳久代表(43)を講師に招いた講義も実施。
カレーのルーツや日本に伝わった歴史、香辛料の違いやカレーをおいしく仕上げるコツなどを、5年生約190人に説明。子どもたちからは「未来のカレーはどんなものですか?」といったユニークな質問が飛んだ。
給食の時間、カレーを次々とおかわりする児童の姿もあった。5年生の男児(11)は「みんなで食べるカレーはほっぺたが落ちるぐらいおいしい」と笑顔で頬張っていた。
最終更新:10月13日(土)8時0分