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県政ニュース

放射性物質の飼料作物への影響調査について(第3報) ~県内全域 検出せず~

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月12日更新
部局名: 農林部
課所名: 畜産安全課
担当名: 畜産振興担当
担当者名: 丸山、窪田
内線電話番号:4194
直通電話番号: 048-830-4194
Email: a4170@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う飼料作物への放射性物質の影響を調査しています。

 平成24年に作付された稲に由来する稲わらについては、5月31日から調査により安全が確認されるまで、飼料としての流通・利用の自粛を要請しました。

 今回、県内を3つの調査地域(県南・県北東・県北西)に区分し、稲わらの検体を採取し、分析を行ったところ、全ての検体で暫定許容値を下回っていました。

 これにより、県内全域で稲わらの飼料としての流通・利用が可能となりました。

 

 1 調査地域   県南地域(北足立郡市・入間郡市・比企郡市)  

            県北東地域(大里郡市・北埼玉郡市・北葛飾郡市・南埼玉郡市)

            県北西地域(児玉郡市・秩父郡市)

 

 2 調査対象   各地域  各5検体

 

 3 採 取 日     平成24年9月24日~10月5日

 

 4 結果判明日  平成24年10月11日

 

 5 分析機関   埼玉県中央家畜保健衛生所

 

 6 調査結果  

 

調査地域

放射性物質(Bq/kg)

放射性セシウム

134

放射性セシウム

137

放射性セシウム

 

 県南

地域

さいたま市

<17.1

<15.1

鴻巣市

<19.9

<17.6

狭山市

<18.8

<16.7

川島町

<20.0

<17.6

ときがわ町

<19.2

<17.3

 

 県北東

地域

熊谷市

<18.7

<16.8

深谷市

<19.2

<16.9

行田市

<18.0

<16.1

蓮田市

<18.4

<16.3

吉川市

<19.8

<17.6

 

 県北西

地域

秩父市

<19.7

<17.3

本庄市

<19.0

<17.0

小鹿野町

<19.0

<16.8

神川町

<19.4

<17.2

上里町

<19.0

<17.1

              牛・馬用飼料

    暫定許容値        豚用飼料

              家きん用飼料 

100

 80

160

 (注)「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(15.1~20.0Bq/kg)未満であることを示す。