これから社会に巣立つ学生たちを奮い立たせる、熱烈なメッセージ集です。私は社会人ですが、思わず身震いするフレーズがいくつかあり、明日への活力になりました。

「居心地の良さを警戒せよ」「戦略的にやめる」などの項目は、名著『ビジョナリー・カンパニー』に通じるところがあり、なるほどと腑に落ちる思いでした。企業と一個人という違いはあれど、普遍的なものはあるのだな、と。

ただ、著者さん自身の経験やバックグラウンドをもっと語っていただきたかったという点で、物足りなさも感じました。興味深い経歴なのはわかりますし、この経歴があるからこそのメッセージなんだなとも理解しましたが、メッセージの裏づけとなった経験をもっと知りたいと思いました。日常的に会う学生さん方に対してのメッセージが基になっているので、そのあたりのことが割愛されてしまったのかな、と想像します。

ともあれ、数ある自己啓発書の中でも好著だと思います。

上下無関係に挿せるという触れ込みで、前々から気になっていた商品でした。
実際に使用してみたところ、従来品よりも硬い手応えがあり、心配性なもので機器が破損しないか気にしてしまいました。
上下気にしないで済むというメリットはありますが、他のことを気にしてしまうことになって、プラマイゼロという印象です。
よりスムーズに挿せるような新製品に期待したいです。

いかにして学生たちを育て、チームを勝利に導くか。
その方法は決して唯一絶対ではなく、監督ごとに多種多様な手管がありました。
名匠たちのこだわり、機転、器の大きさには魅せられるものがあり、サッカーに限らず多くの分野に応用できそうです。

サッカー好きにとっては、プロ選手の高校時代を垣間見れるというのも嬉しい要素です。
特に第二章、前橋育英高校の章では、松田直樹選手の若かりし頃の記述があり、感慨深いです。

中が空洞になっていて、食べた気がしないというのが正直なところです。

お腹がそこそこ満ちないと「まだ食べたい」と思ってしまうので、結局食べ過ぎてしまうことになって、ちょっと本末転倒な感があります。

食感は面白かったので試してみるにはよかったですが、引き続き買うかどうかというとちょっと……、という感じです。

野村さんの本を数冊読んだ後で入手しました。個人的には、いい復習になったなと感じています。

野村さんの人生哲学に触れるのは、野球と無縁な人にも有用なことだと思います。深い洞察から得られる教訓はきっと多いはずです。

ただ、この本は語録なので、裏付けとなる具体的なエピソードがカットされているところが多くあります。野村さんの本を読んだことがない方がこの本から入ると、説得力を感じないかもしれないなあ、と若干懸念してしまいます。

良くも悪くも復習向きの本だと思います。

合わなかったようで、肌が痛くなってきたので、使うのを途中でやめてしまいました（昔からスプレーのほうが性に合っていたということもあり）。

消臭効果自体には文句ありません。小林製薬の薬を使うのは初めてだったのですが、今後、機会があれば別の薬を使ってみようと思います。

経済学部の卒業生です。あまり真面目な学生ではありませんでしたが。

「講義で聞き覚えのあるあの話は、噛み砕くとこういうことだったのか」という気づきがいくつもあり、いい復習になりました。

漫画としても面白かったです。好き嫌い分かれそうですが、絵に味があって癖になります。ちょくちょく出てくる「これで君もノーベル賞じゃ！」が結構ツボに入りましたｗ

ミクロ編も買ってみようと思います。

食べ物がおいしそうに描かれていて、夜に読むと危険な一冊でした。
主人公の楽しげで幸せそうな食べっぷりを見ると、つられてしまいそうになります。

ただ、今後が気になるというようなお話ではないんですね。
「購読している雑誌に載っていたら楽しんで読むけど、単行本が欲しくなる程ではない」くらいの気持ちです。

一言に要約すると「人の話をよく聞いて、シナジーを発揮させましょう」というメッセージになると思いますが、「聞く」というアクションの奥深さ、難しさを感じさせられました。実践するには『７つの習慣』にある「理解してから理解される」を究める必要がありそうです。

具体例が豊富に挙げられていて興味深く読めましたが、一部、「これって本当に第3の案なの？　こじつけじゃないか？」と感じてしまうものもありました。また、許容範囲内ですが、日本語訳が稚拙な箇所がいくつか見られたのが残念です。

・サッカーだけを学ぶのではなく、スポーツ以外のことにも興味を持てという教えには、非常に共感を覚えました。「新しいアイデアは既存のものの組み合わせである」という格言があるとおりで、いかに他分野のものを取り入れて応用するかが重要だと感じます。

・SWOT分析のくだりは興味深かったので、もう少し深く書いていただきたかったです。（自分で考えろということだったのかもしれませんが……）

・岡田監督との対談が白眉でした。内容は他媒体のものと重複するところもありますが、岡田監督がここまでフランクに物事を語っているところは、非常に新鮮でした。メンタルの強さと聡明さを感じさせる内容で、今後読み返して模範にしたいです。