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冬の電力需給 最新の見通し報告10月12日 18時7分
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この冬の電力の需給状況を検証する政府の委員会の初会合が12日開かれ、電力不足が懸念されている北海道電力管内では供給の余力が5.8%となるなど、電力会社による最新の見通しが報告されました。
この委員会は電力会社によるこの冬の需給見通しが妥当かを専門家が検証するもので、初会合の12日は沖縄電力を除く全国の電力会社がまとめた最新の見通しが報告されました。
それによりますと、来年2月の電力需給は、前の冬と同じ程度の寒さだった場合でも東日本全体で8.5%、西日本全体で5.7%、それぞれ供給に余力があるとしています。
また、冬場の電力需要が多い北海道電力の管内では、寒さが厳しかった去年の2月と同じ水準の需要があった場合、余力は5.8%になるとしています。
ただ、北海道電力はほかの電力会社からの融通に限りがあるほか、火力発電所のトラブルなどがあれば、10%を超える電力不足に陥るおそれがあるなどとしています。
政府は12日出された見通しについて改めて検証を行い、来月初めまでに数値目標を掲げた節電要請を行うかなど対策を策定する方針です。
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