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埼玉・皆野町 野生キノコからセシウム検出
10月13日 5時39分

埼玉県皆野町でとれた野生のキノコから、国の基準を上回る放射性セシウムが検出され、埼玉県は町内でとれたすべての野生キノコの出荷と販売自粛を求めました。

埼玉県によりますと、今月9日、秩父地方にある皆野町の森林でとれた「サクラシメジ」という野生のキノコから、国の基準値の1キログラムあたり100ベクレルを上回る110ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
このため県は皆野町と地元の農協に対し、町内で採れたサクラシメジを含むすべての野生のキノコの出荷と販売を自粛するよう要請しました。
さらに町内の直売所や飲食店に対しても、町内で採れたの野生キノコを扱わないよう求めました。
埼玉県内では、近くの横瀬町でも先月26日、野生のキノコから国の基準を上回る放射性セシウムが検出され県が出荷などの自粛を要請しています。
埼玉県は、キノコ狩りのシーズンを迎えていることから県のホームページで野生キノコの調査結果を事前に確認するよう呼びかけています。

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