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2012年10月12日6時13分

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遠隔操作ウイルス、日本人作成か 掲示板介し暗号で指示

図:遠隔操作ウイルスの仕組み拡大遠隔操作ウイルスの仕組み

写真:今回の事件で見つかったウイルスファイル「iesys.exe」=トレンドマイクロ提供拡大今回の事件で見つかったウイルスファイル「iesys.exe」=トレンドマイクロ提供

写真:遠隔操作ウイルスに向けた暗号が書き込まれていた掲示板。すでに削除されている拡大遠隔操作ウイルスに向けた暗号が書き込まれていた掲示板。すでに削除されている

 【須藤龍也】遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)からネット上に犯罪予告が書き込まれていた事件で、検出されたウイルスに日本語の文言が残っていたことが分かった。作成過程で日本語が使われたとみられる。また、感染したPCが、国内の掲示板サイトから暗号化された指示を受け取っていたことも判明。事件に日本人が関与した疑いが強まっている。

 一連の事件では、複数のウイルス対策会社が、警察庁からのウイルス情報の提供を受けて、解析を進めている。

 津市の男性(28)がネット掲示板「2ちゃんねる」に伊勢神宮の爆破予告を書き込んだとして逮捕、後に釈放された事件では、男性のPCに遠隔操作ウイルスが残っていた。

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