ライフ【月刊正論】「尖閣防衛の最前線」国境の島で見たこと、考えたこと+(1/3ページ)(2012.7.26 03:00

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【月刊正論】
「尖閣防衛の最前線」国境の島で見たこと、考えたこと

2012.7.26 03:00 (1/3ページ)月刊正論

 船酔いの果てたどり着いた尖閣海峡は見事に豊かな漁場だった。一刻も早く避難港と待避施設を整備すべきだ (参議院議員・西田昌司 月刊正論8月号

 ■にしだ・しょうじ 昭和33(1958)年、京都市生まれ。滋賀大学経済学部卒。税理士、京都府議5期を経て、平成19年、参議院選挙(京都府選挙区)で当選。若い頃から『発言者』などで活発に言論活動を行う。著書に『政論-保守の原点を問う』『政論Ⅱ1-政治の原点を問う』、共著に『保守誕生-日本を陥没から救え』。

漁師見習いとして

 ――石垣島から尖閣まで片道九時間、船酔いがきつかったそうですね。

 西田 大変でした。甲板のほうが楽じゃないかと思って出ていたのですが、波しぶきはかかるわ、雨は降ってくるわで、体中ずぶ濡れになってしまいました。一度ずぶ濡れになるとキャビンの中に入れないんですよ。クーラーが効いていて風邪をひいてしまうから。結局、往復18時間ずっと甲板にいることになってしまいました。うつらうつらというか、半分気を失いかけた状態でした、恥ずかしながら。石垣島に帰港する2時間ぐらい前に波がおさまり、やっとお腹が減っていることに気がつくという有様。おにぎりを食べ、それでようやく血の気が戻ってきたという感じでした。体質にもよるのでしょうが、厳しかったですね。

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