【広州=桑原健】トヨタ自動車と日産自動車、ホンダは9日、中国での9月の新車販売台数が前年に比べて大幅に落ち込んだと発表した。沖縄県の尖閣諸島を巡る日中対立で、日本製品を避ける動きが広がった。
トヨタは前年同月比48.9%減の約4万4100台だった。3カ月連続の前年割れで、8月の15.1%減に比べ減少幅が大きく拡大した。中国での年間販売目標である100万台の達成は困難になった。
日産自動車は同35.3%減の約7万6100台だった。このうち現地乗用車メーカーの東風日産乗用車は44.2%減の約4万4600台。中国の景気低迷や広東省広州市のナンバープレート発給制限で伸びが鈍っていたところに、日中関係の悪化が追い打ちをかけた。
ホンダは同40.5%減の3万3931台。国慶節(建国記念日)の長期休暇明けの今月8日以降も休暇前からの減産を続けており、同社も中国での年間販売目標である75万台の達成は難しそうだ。
トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、自動車、東風日産
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