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胆管がん 労災申請45人に
10月12日 20時16分

全国の印刷会社で従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題で、仕事に関連して胆管がんになったとして労災を申請した従業員らは、これまでより11人増えて合わせて45人になりました。

この問題は、大阪や宮城県など全国の印刷会社でインクの洗浄作業などに関わっていた従業員らが相次いで胆管がんを発症したことが明らかになったものです。
厚生労働省によりますと、今月9日までに仕事に関連して胆管がんになったとして労災申請をした従業員やその遺族などは、先月上旬から11人増えて合わせて45人になりました。
このうち29人はすでに死亡しているということです。
年齢別では、20代が1人、30代が8人、40代が15人、50代が5人、60代が12人、70代が4人となっています。
厚生労働省は、先月専門家による検討会を設けて、申請した従業員らが労災に当たるかどうか検討をしていて、今年度中に一部の従業員らについては結論を出したいとしています。

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