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3月11日を「みやぎ鎮魂の日」に10月12日 4時10分
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宮城県は、東日本大震災の犠牲者を悼み、復興を祈るため、震災が発生した3月11日を「みやぎ鎮魂の日」とする方針を固めました。
当日は、津波の被害が大きかった沿岸部の学校を休校にすることを検討しています。
宮城県は、震災による死者と行方不明者が合わせて1万887人、全壊した建物が8万5315棟に上るなど、最も大きな被害を受けました。
県では、犠牲者の霊を慰め復興を祈るため、条例を制定して、震災が発生した3月11日を「みやぎ鎮魂の日」とする方針を固めました。
条例案は来年2月の県議会に提案し、再来年(平成26年)から適用する方針です。
当日は震災の記憶を継承するため、さまざまな慰霊の行事に子どもたちが参加できるよう、津波の被害が大きかった沿岸部の小中学校などを休校にすることを検討していて、県では今後、市や町と調整したいとしています。
阪神・淡路大震災では、兵庫県が1月17日を「ひょうご安全の日」としていますが、宮城県によりますと、東日本大震災を巡り、条例で鎮魂の日などを設けるのは宮城が初めてだということです。
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