不審メール:内閣府を名乗り、県に /徳島
毎日新聞 2012年10月12日 地方版
県は11日、市町村課に内閣府の実在の人物を名乗る不審なメールが1通届いていたことを明らかにした。メールの添付ファイルにウイルスが仕込まれていたが、対策ソフトで削除されたという。県は庁内や市町村に、不審なメールを開かないよう注意を促した。
県によると、11日朝にメールをチェックした同課職員が見つけ、「御(ご)依頼の資料について」とのタイトルで10日夜に送られていた。本文には内閣府の実在の部署や人物の名前があり、「エネルギー」と名付けられたウイルスを仕込んだ添付ファイルを開くよう促す内容だったという。
ウイルスは感染するとデータを外部に流出させたり、他のコンピューターを攻撃する種類のものという。【大原一城】