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iPS細胞心臓に注入と主張の森口氏、疑惑に反論

テレビ朝日系(ANN) 10月12日(金)13時49分配信

 ノーベル賞受賞が決まった山中教授は、ヒトの皮膚細胞に遺伝子を注入してiPS細胞を作り出す段階でとどまっているのに対し、自称・ハーバード大学客員講師の森口尚史氏は、肝臓の細胞に化学物質を加えてiPS細胞を作り出したうえ、実際に患者に移植したと主張しています。ところが、大学側は「彼は在籍していない」「いかなる研究も承認していない」と森口氏との関係を否定しています。

 森口氏は今年2月以降、心不全の患者6人に、患者本人の肝臓から作ったiPS細胞を心臓に注入し、治療に成功したとしています。これに対し、ハーバード大学は、森口氏が1999年から2年間、提携病院の客員研究員だったことは認めながらも、「手術を承認したことはなく、森口氏本人も大学や病院とは関係はない」としています。
 森口尚史氏:「ハーバード大医学部の客員講師の肩書で発表させて頂いてますので。(証明する)書類は日本に帰ったら家にありますので」
 森口氏は11日、ニューヨークで開かれている学会で研究成果を発表する予定でしたが、姿を見せませんでした。主催者側は、研究内容に疑問があるとして森口氏のポスターなどを撤去しました。

最終更新:10月12日(金)20時23分

テレ朝 news

 

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