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福島 双葉警察署が道の駅に臨時庁舎
10月12日 15時8分

福島 双葉警察署が道の駅に臨時庁舎
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東京電力福島第一原発の周辺地域を管轄し、事故のあと50キロ離れた場所に移転した福島県の双葉警察署が、避難区域の見直しに伴って楢葉町の道の駅に臨時の庁舎を開き、12日から業務を始めました。

双葉警察署は、庁舎があった富岡町が原発事故のあと警戒区域に指定されたため、50キロ離れた管轄地域の外の川俣町に移転しています。
その後、避難区域の見直しが進んで自由に立ち入りできる地域が増えたことから、双葉警察署はパトロールを強化する必要があるとして、管轄地域の中の楢葉町にある道の駅の一部を借りて新たに臨時の庁舎を設けました。
12日は庁舎の前の駐車場で署員などおよそ120人が集まって開所式が開かれ、福島県警察本部の平井興宣本部長が「防犯活動や住民の皆さんへの正確な情報発信に努めてください」と訓示しました。
そして、臨時庁舎の所長を務める双葉警察署の中川修副署長が「生活再建に向けた取り組みが進められるなか、地域の人たちが明るく安全に暮らせるよう犯罪の予防に取り組むことを誓います」と決意を述べました。
臨時庁舎には、警察官などおよそ50人が勤務し、車庫証明や道路の使用許可などの一部の手続きもできるようになるということです。

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