2009-04-23 20:06:57 ihepの投稿

体重減るのも考えもの

テーマ:医療・健康情報

成人後に体重が増えた人よりも、減った人の方が死亡率が高いとの研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が23日、発表した。2009/04/23 12:02 【共同通信】

 研究は岩手、秋田、長野など10都府県の40-69歳の男女約9万人を対象に、20歳の時からの体重が(1)5キロ以上減少(2)5キロ以上増加(3)変わらない(増減の幅が5キロ未満)-の3グループに分類。約13年間追跡調査し、体重の増減と死亡との関連を調べた。

 男性では体重が減った人は、変わらなかった人に比べ1・4倍総死亡率が高く、逆に体重が増えた人の死亡率は低かった。50、60代で体重が減った人は、がんや循環器疾患による死亡率が高くなっていた。

 女性でも、体重が減った人は、変わらなかった人に比べ総死亡率が1・3倍高かったが、がん、循環器疾患による死亡と体重減の関連はみられなかった。

 調査した斉藤功愛媛大准教授(公衆衛生学)は「成人後には体重が増えるのが一般的なので、体重が減った人は、何らかの健康障害が背景に隠れていると考えられる。体重が減っている人は自分の健康管理に注意が必要だ」と話している。


追加しておくと、肥満も、いかんが、普通に生活していて、短期間に体重減少(-5kg以上)なら、ちょっと注意してね。

2009-04-22 18:32:21 ihepの投稿

地方で不足、医師数格差4・6倍 財務省、診療報酬見直しも

テーマ:ブログ

財務省は21日、都道府県ごとの医師数について、人口と面積を基準に算出した独自の指数を公表した。指数が最大で医師数が相対的に最も多い東京都と、最小の茨城県とでは4・6倍の格差があった。地方で医師不足が深刻な一方、都市部に集中しがちな実態が浮かび上がった。

 財務省は、医師が不足しがちな地域への診療報酬を手厚く配分することで偏在を是正する見直し策を検討。与野党で高まる医療費総額の増額要求をかわす狙いもありそうだ。

年末に予定している診療報酬改定に向けて厚生労働省などとの議論を本格化させる。

 財務省がこの日開かれた財政制度等審議会に提示した試算は、2006年度の都道府県ごとの医師数を全国平均を1として指数化。単なる人口比に比べ病院への距離なども反映されるため、利用者の実感により近い指数とみている。

 それによると、最大の東京は3・19で、続いて大阪2・43、神奈川1・53、福岡1・45、京都1・33と大都市を抱える都道府県が上位に並ぶ。一方、指数が低いのは茨城0・70、岩手0・74、青森0・74、新潟0・76、福島0・76などだった。

 へき地の医師不在に加え、産婦人科や小児科などの医師不足が深刻化しているものの、全国の医師数は06年度までの10年間で14・4%増加。地域格差だけでなく、診療科別でも精神科や泌尿器科など医師が比較的多い分野でさらに増える傾向があり、医師の偏在が拡大している可能性がある。財務省は診療科ごとに開業できる枠を設ける案も検討する方針だ。(47 News)



 相変わらず、財務官僚らしい発想だな(・ε・)

診療報酬による誘導政策の限界くらい、いい加減、気づいたらどうだ?

 この間、教えたばっかりだろう(笑)。彼らは個々では、理解・納得するんだがなあ。集団としての見解は、こうか。


 めちゃくちゃ医師の給与があがるわけでもあるまいし、たとえ、あげたからといって、これまた、お金だけの問題でもないからね。


 医師のわがままというか、元々、我がままな医師に言うことをきかせて適度に分散してもらい、医師の偏在をなくすには、2004年以前の状態に戻すことだ。

 すなわち、医局の人事配分機能を再強化するのが手っ取り早いけどな。


 失敗したんだよ、2004年の諸改革は。以前は、ここまでひどくなかったと思うぞ。

患者さんはもちろん、医療従事者の誰もが幸せになってない・・・。


財政審の皆様へ。

次回は、2001~2年くらいのデータと上記のデータを比較検討してみたらいい。





2009-04-22 01:11:37 ihepの投稿

3年間でワイン1798本購入 外務省、最高額は1万9890円

テーマ:ブログ

 政府は21日に閣議決定した答弁書で、

外務省が2006―08年度の3年間で計1798本のワインを購入したことを明らかにした。

08年度購入分の最高額は「シャトー・レヴァンジル2001」で、消費税込みで1本、1万9890円。

外務省では現在、飯倉別館の貯蔵庫で約7000本を保存。

外国からの賓客との会合などで使っており「公務の目的以外での使用はない」としている。

鈴木宗男衆院議員の質問主意書に答えた。(日経ネット)



この「シャトー・レヴァンジル2001」か。

パーカーポイントは、91点。
 

 「成層圏にも達しようかという2000年の品質レベルまではいかないが、

深みのあるルビー/紫色をした2001年レヴァンジルは、美酒である。


 牛肉から滴る血、黒系果実、白い花の趣を見せミディアムボディで、

みずみずしく、タンニンは甘く、柔軟な、豪勢な舌触りがある。


 余韻の長い、リッチなフィニッシュにほのかな森の土、トリュフ、甘草が見られる。
予想される飲み頃:2006~2017年。」・・・という評価だそうです。


 優れた食卓外交さえ、してくれれば、別に、かまいませんけどね。

外交官が、どんなワインを選ぼうが。

 

2009-04-21 07:00:00 ihepの投稿

U-29世代のデート最新事情

テーマ:ブログ

最近、すいませんね。こういう軽いネタばっかりで。


日経新聞(20日の朝刊)見てたら、面白い記事があった。


「U-29(29歳以下)世代は合理的な現実主義者だ。

まだるっこい準備は抜きに、手っ取り早く2人で(デート)を楽しみたい。

彼らはデートで外食するのはせいぜい3ヶ月に1度くらい。

3月14日のホワイトデイには電子レンジで肉じゃが風料理をつくり、「家デート」を楽しんだ。無理にお金はかけない。家デートには、2人きりで密度の濃い時間をすごせる利点もあるようだ。」


 まさに私が唱える「内食の時代」であろう。


無理をせずに果実を得るのを好むのが、今の彼らの消費意識のようだ。

私は、このあたりの学生を教えているけれど、このごろの学生は賢い!


 心せよ、外食産業の従事者さん!



2009-04-20 07:00:00 ihepの投稿

就活、プレゼンテーション

テーマ:ブログ

少し前になるが・・・昨年末の朝日新聞に以下のような記事が掲載されていた。


 「麻生首相は19日、東京・渋谷の「ハローワーク渋谷」を視察し、

求職に訪れた24歳の男性に「何がやりたいか目的意識をはっきり出すようにしないと、

就職というのは難しい」と声をかけた。


 男性は派遣社員として働いていた自動車工場の契約が打ち切られ、

職探しに東京に来たという。


 首相は就職活動の心構えを伝えたかったようだが、

民主党の鳩山由紀夫幹事長はこの発言について記者会見で「誠に的はずれだ」と批判。

 「なかなか自分の思い通りの仕事が見つからない状況だからこそハローワークで探そうとしている。

『しっかりやれよ』と言葉をかければ、彼らもやる気が出る」とたしなめた。」



 私は、首相を弁護する義理はありません(^∇^)し、ファンでもありません。

しかし、上記の記事では、首相は「目的意識をはっきり出せ」と言っているのであり、

持て」とは言っていません。


 「目的意識をはっきり出せ」というのは、表や面接でのプレセンテーションスキルの問題です。

しかし「目的意識をはっきり持て」は、人としてのあり方の問題でしょう。


 だいたい、就職する前に、働くことに関して「はっきりした目的意識を持っている」人は

幸福な少数派です。たいていの人にとって「はっきりした目的意識」とは、

実際に仕事をしているうちに生まれてくるものだと思います。


 しかし、例えば、就職面接などの場で、面接官は「はっきりした目的意識」を要求します。
おそらくこれは、人の潜在能力を予測できる単純で特異的なパラメーターなど存在しないため、

「はっきりした目的意識」をプレゼンテーションできるスキルのようなパラメーターを代用しているに

過ぎないという側面があると思います。

 ここにはダブルスタンダードが自ずと存在するのです。

だから、「何がやりたいかというはっきりした目的意識」が十分に形成されていなくても、

「人としてのあり方に」深刻に悩んだりする必要はないわけで、

そんなものは働いて経験を重ねれば生まれてくるものだと思います。


 しかし、働くための前段階としての面接では「何がやりたいかというはっきりした目的意識」を

プレゼンテーションするスキルで評価されてしまうので、

「(とりあえず準備した)何がやりたいかというはっきりした目的意識」を

プレゼンテーションするスキルを磨く必要があります。


 というわけで、首相の「目的意識をはっきり出せ」というアドバイスは、

競争率の激しい面接を切り抜けるためには適切なアドバイスであり、

「持て」ではなく「出せ」と言ったところは、「しっかりやれよ」とだけ言った、

民主の鳩山幹事長よりも、非常に珍しく「的を射ている」と言えます。

2009-04-19 00:00:00 ihepの投稿

立ち飲みワイン

テーマ:ブログ

 いよいよ、ワインバーも、立ち飲みの時代が到来したようだ。

考えた人は、非常に優れた発想の持ち主である。

 危機というのは、「リスクと機会」の両面を持つが、

不況という危機の中から、ビジネスチャンスを察知できる人だ。


他のバーに比べて、ワインバーは若干、敷居が高いと感じている方は多い。

だから、あまり知られてないかもしれないが安くて旨いワインをグラスで赤・白、それぞれで3~4種類、楽しく提供し、食事類も「売り」が数種類あれば・・・たとえば、とっても美味しいパンとチーズを出すとか・・・であれば繁盛するだろう。

まあ、ボトルも、これは!と思うものを数種類おいておけばいい。


実際、その手の店は、超満席である。

東京にも渋谷に有名な立ち飲みワインバーがある。

富ヶ谷のワインバーも、個人的に好きです。

大阪にも天満にあるそうだ。


でも、不況だから客が来ないとか、あげくの果てに、花見の季節だから客が来ない(そんなもんなら、ずっとこないよ)などと「外部環境」のせいにばかりしている店は、
この「内食の時代」から、取り残されるであろう
2009-04-18 21:22:03 ihepの投稿

「前原首相」なら自民党と変わらず 安倍元首相、米の講演で

テーマ:ブログ

 「前原さんが民主党政権で首相になれば、自民党とほとんど変わりがない」。


 安倍晋三元首相は17日のワシントン市内でのシンクタンクでの講演後の質疑で、

同じ会合に出席するためともに訪米した民主党の前原誠司副代表の名前を持ち出した。

 

 会場からの質問は「政権交代すれば民主党の外交政策は」。


 安倍氏は「この質問に答えるには、一緒に来た前原さんを連れてきた方がよかったかもしれない」と

笑わせた後で「よく言えば多様性があり、現実をいえば統一された政策を持っていない」と

民主党の政策を論評した。


 例として小沢一郎代表が在日米軍は第7艦隊だけで十分との見解を示したことをとりあげて「民主党の外交政策はどうなるか分からない、予測がつかないということだ」と締めくくった。(ワシントン=丸谷浩史):日経ネット



 私は、3月4日のブログ記事で、「民主は前原氏でも立てることになり、自民は中で「再編」されたのち、大連立かもね(笑)。そして、格差固定社会の確立へと・・・。」と書いた。


 自民から見たら、一番、政策的に組みやすいのが前原氏ということを、上記の安倍氏は、あらためて暗に示したわけだな・・・。


 ほらね、やっぱりな~という感がします。まあ、巷の政治評論家の先生方の説よりは、私のほうが、マシでしょ(笑)。

 私は別に、特殊な情報入手経路を持つわけではないけれど・・・。普通の公開情報をもとに洞察力・推理力を働かせれば、このくらいのことは十分予測可能ですから。。。


 


 





2009-04-18 03:00:00 ihepの投稿

メタボの基準

テーマ:ブログ

まずは、Newsから。


 「高血圧などのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の関連要因を複数持つ男性が

循環器病(心臓・脳疾患)で死亡するリスクは、要因を持たない男性の約2倍になることが

16日、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。

肥満があってもなくても傾向はほぼ同じだった。


 日本では、内臓脂肪型肥満(男性が腹囲85センチ以上、女性が同90センチ以上)に加え、

高血圧、高血糖、脂質異常の3つのうち2つ以上を併せ持つ状態をメタボとしている。

研究班は「現行の診断基準は肥満でない高リスク者を見落とすおそれがある」と指摘している。

 研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の斉藤功・愛媛大学准教授が

全国の40―69歳の男女約3万4000人を13年間にわたり追跡調査した。

肥満かどうかの指標には、腹囲の代わりに体格指数(BMI)を使い、BMI25以上を肥満とした。 」

(日本経済新聞)




 まあ、ウエストの基準のおかしさは、去年あたりから、散々言われてるので書かなかった。

 やっぱり肥満度は、ウエストよりはBMIで、判定したほうがいいんだけどな・・・。

この研究でもBMIでの肥満度判定だ。


 「見た目」のウエストのほうが、一般の方々には、わかりやすく、危機意識を持たせやすいという「利点」はあるけれども・・・。


2009-04-17 07:00:55 ihepの投稿

内食の時代

テーマ:ブログ

 日本の家庭の食形態は「ちゃぶ台文化」から「テーブル文化」を経て「個食(孤食)文化」に至ったように思う。


 景気のよいときは、個食といっても、いろんなお店で外食する人も多かっただろう。

外食産業は、儲けた。


 しかし、この不景気で、「外食よりは内食へ」という変化がみられるように思う。


 ただ、そうはいっても、たまには「プチ贅沢」をしたいもんだ。それで、ちょっと力を入れて、お店を選ぶ。この場合は、ほんの少々値が張っても、旨くて安全でサービスも、まあまあ良さげなところを選びたい。


 ちなみに、ワインがでてくるようなフレンチやイタリアンの店の場合。

できれば、ボトル売りの最低価格のものを、店のHPなどで調べて、ネット検索して、どんなものか簡単に調べて、いくといい。

 経験上、最低価格のものが、その店の、ほぼすべてを表現してくれる。

最低価格のものがダメなら、他も(料理も含めて)ダメだから。


 それから、ボトルで頼むなら、ワインのことが、あまりわからない人は、値段が真ん中のものは選ばないほうがいい。たとえ、ソムリエに言われようが(笑)。

 なるべく安くて美味いのをと、いっとけばいい。何か、どうしてもこだわりをお持ちの場合は別だけど・・・。


 

2009-04-16 00:00:00 ihepの投稿

女性のメタボ改善は体重8―13%減を目標に!

テーマ:ブログ

筑波大の研究グループが、以下のようなデータを示した。

 軽度から中程度の肥満の女性は3カ月で体重を8―13%減らすとメタボリック症候群を改善しやすい――。

こんな調査結果を筑波大学が15日発表した。

 日本人がメタボ関連の指標を改善するための具体的な減量目標はこれまではっきりしていなかったが、

その目安になると説明している。


 中田由夫助教、田中喜代次教授の研究グループが7年間にわたり減量教室を通じ調査した

茨城県や千葉県の20―60歳代の女性約300人のデータを解析した。

体格指数(BMI)が25以上40未満で、メタボ関連指標の腹部肥満、脂質異常、高血圧、高血糖

の少なくとも1つが該当するメタボかその手前の人が対象。(日本経済新聞)



 彼らの減量教室は、以下のHPへ。


http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~tanaka/projobese.html



 まあ、減量のプロたちのご意見ですから、ご参考に。



 



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