2009-06-10 12:11:03 ihepの投稿

<ビジネスモデル> 本当に通常価格の5~8割引きで美味しい食事ができるのか?

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まずは、(インフォシーク掲載の)報道記事から。


 「不況下で外食を控える人が増えるなか、

レストランで通常価格の5~8割引きで食事ができるサービスが話題になっている。

フレンチのコースも通常価格1万2000円が6割引きの4800円、

伊勢エビの姿造りのコースも2037円で食べられる。

それでも店にとってはメリットがあるそうだ。


レストランで通常価格の5~8割引きで食事ができるサービスを行っているのは、

モバイルサイト「試食会.jp」。


 フランス料理、スペイン料理、インド料理、といった都内レストラン

33店舗(2009年6月8日現在)で、格安料金で食べることができる。


魚河岸ダイニング魚魚魚(神田)は、伊勢エビの姿造りのコースを61%引きで提供する。

前菜3種、佐賀牛のたたき、伊勢エビ姿造り、刺身姿造り、かに姿盛り、

本日のオススメ品、活しめ穴子の天ぷら、佐賀牛と野菜の特製蒸し鍋、

特上にぎり寿司、デザート、と盛りだくさんで、通常価格5093円が2037円になる。


フランス料理店エルブランシュ(麻布十番)では、無農薬野菜を使った前菜、

フォアグラのポワレ、本日の魚料理、本日の肉料理、プチデザート、

本日のデザート、コーヒーのコースが通常1万2000円のところ6割引きの4800円。


試食料金で食べるには、会員登録(無料)をしてモバイルサイトにアクセスし、

日時の予約をすれば完了だ。

不況下で外食を控えている人もこれならお得に食べられる、と続々と会員が増えている。


 運営しているリゾルブ(東京都新宿区)によると、

サービスを本格的に開始した08年12月23日からおよそ半年で、3万人が登録した。


一方、5~8割引きで提供すれば、店はお客が来るほど足が出るのではないか。

リゾルブの広報担当者は、こう説明する。


 「レストランにとって空席が出ると人件費や食材が無駄になり、ロスでしかありません。

平日の午後5~6時は空席になりやすく、その時間に新規の客を呼び込もうというのが狙いです」



コメント:


 さっそく上記掲載のお店の食べログ評価を見てみた!


 例えば、フランス料理店エルブランシュ(麻布十番)は、(5点中)3.95と高評価。

店も、かなり良さげに見える(各コメントをふくめて)。

まずまず、繁盛していそうだし・・・。

なのに、なんで、わざわざ、コースを60%引きにする?

(ほとんど原価ではないか?)


店の格にも影響するし・・・というのは「古い考え」なのか?


 上記の「リゾルブの広報担当者」さんの回答は、

あんまり答えになってないぞ(笑)。

 そのフレンチのお店は、6時開店だし・・・。

きっと、何か裏があるな(笑)。


2009-06-10 08:02:33 ihepの投稿

<新型インフル> 感染者と感染確認者

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日本全国から新たな「感染確認者」が報道されている。

「感染者数」は「感染確認者数」よりも、はるかに多い。

ほとんどの人は、新型か否かの検査(PCR検査)は、

やってもらえないので「感染確認者」にはならない。


検査されるのは、まだ、ごく一部で、その中から見つかった場合に
マスコミでは「感染者」が増えましたと報道している。
これが、都内をはじめとする現状。


この点と、この時期であることを考えても、しぶといウイルスだなとは思う。

まだ、不完全体なのに・・・。


美味しい料理とワインとのマリアージュは、よろしいのだが・・・。

今回のウイルスと強毒ウイルスとのマリアージュなんて見たくもないわ。

6月は「結婚月」だけど・・・。

2009-06-09 21:00:33 ihepの投稿

毎日1杯のワインの効用

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 「青汁」の話ではなく、ワインの話です。


 ワインを1日1杯飲むと、食道癌(がん)の前兆であるバレット食道

(Barrett's esophagus)のリスクが低下する可能性が示された。

バレット食道は酸の逆流により食道が回復不可能な

損傷を受けることによって生じるもので、人口の約5%にみられる。

この症状のある人は、食道癌の一種である食道腺癌の

発症リスクが30~40倍とされている。


 米カイザーパーマネンテKaiser Permanente医療プラン

(カリフォルニア州)の研究員、Douglas A. Corley博士らによる今回の研究では、

北カリフォルニアの男女953人を対象に調査を実施。

1日に1杯以上の赤ワインまたは白ワインを飲む人は、

バレット食道の発症率が56%低いことが判明した。

ビールや蒸留酒ではリスクの低下はみられず、

またワインの摂取量が増えても予防効果の増大はみられなかった。


 この研究は、医学誌「Gastroenterology」3月号に掲載された。

同じ号に掲載された2研究でも同様の結果が得られている。

オーストラリアの研究ではワインを飲む人の腺癌発症率が低いことが示され、

アイルランドの研究では、ワインを飲むと食道炎のリスクが低下することがわかった。

ワインがバレット食道リスクを低下させる理由は不明だが、

抗酸化物質の効果によるものか、

ワインを飲む人は一緒に食物を摂取することが多いため、

アルコールを単独で飲んだ場合に比べて

食道組織の損傷が軽減されるためと考えられるという。


 コメント:


 この研究の掲載誌であるGastroenterology誌は、

米国消化器病学会の学会誌で、

非常に権威のある学術誌です(消化器医学のトップ誌)。

 私も、これまでに数本論文を掲載させていただいたり、

他の研究者の論文の審査もさせていただいております。


 さて、上記のバレット食道は、以前なら日本人の場合、

あんまり気にしなくてよかったのですが、ここ数年で、顕著に伸びています。

欧米スタイル食生活の増加に起因するのでしょう。


 さて、ワインですが別にカリフォルニアワインでなくても、かまいませんよ(笑)。

ただし、飲みすぎは、例えば、肝臓に悪影響を及ぼしますしねえ。


それにしても「ワイン1杯」って・・・。

う~ん、楽しめないなあ。

2~3杯くらいなら(ただし、毎日ではない)、心筋梗塞予防に効果があるから、

悩ましいなあ。


 まあ、私は、疾病予防のためにワインを飲んでいないから、どっちでもいいんですがね・・・(笑)。

2009-06-09 15:41:20 ihepの投稿

梅雨入り宣言後も新型インフル、全国で466人に

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 千葉県船橋市は9日、市内の中学生6人の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。

福岡市も計3人の感染が新たに確認されたと発表。国内感染者は466人となった。

 船橋市によると、9日に感染が確認されたのは、男子と女子の各3人で、3~5日に岩手県へ修学旅行に行っていた。船橋市は、この中学と校区内の小学校2校の計3校を、9日から12日まで臨時休校することを決めた。(共同)


 コメント:


今日は、会議などで外出してたので、今頃、軽く、お昼ご飯+ブログチェック。

新型インフルは、しぶとく、お元気ですね。


西日本は完全に梅雨入り宣言された。

関東も、まもなくだが、事実上、梅雨入りと同様。


ほらね、高名な専門家が「雨でウイルスが流される」と言われましたが、

そうじゃないでしょ(笑)。


 しかし、相変わらず都内は、少ないね。

この理由は、前から書いてるけれど・・・。

2009-06-09 00:38:13 ihepの投稿

<新型インフル> まだ増加中でも、さすがだね日本人

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新型インフルは、日本でも、まだ1日に20人くらいは、公にされているな・・・。


もう、書き尽くされて、なんか終わった感じをもたれているのかもしれないけれど・・・。

日本人の性質かね・・・「熱しやすく、冷めやすい」。


でも、まだ、予想通り、まったりと、新患は出ています。

事実上の梅雨に入ろうがどうしようが・・・。


フィリピンで日本人の感染確認は計5人なんていう情報もあり、海外に行かれる方は、もちろん、日本にいる方々も、「ちょっと重たい風邪」にかからないように、注意してくださいね。


南半球は、もう爆発的な勢いだわ。


この調子だと、(怖い)「第2波」の到来は、早めに覚悟しとかなきゃいかんな。。。

2009-06-08 12:43:21 ihepの投稿

「メタボリックシンドローム」と「エコ」との関係;スリムな体型を保つことは環境にも良いらしい

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適正な体重を保つことは自分の健康によいばかりでなく、

気候の変動を食い止めるのにも役立つという。



 英ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(LSHTM)疫学・公衆衛生学部門の

Phil Edwards氏らによると、温室効果ガスは主に食物の生産によって発生するため、

ベトナム人のような痩せた人の集団は、

米国人のように人口の40%近くが肥満である集団に比べて、

食物の消費量が約20%少なく、温室効果ガスの排出量も少ないという。



 さらにEdwards氏らの計算によると、痩せている人10億人の集団では、

肥満の人の集団に比べて、交通機関による二酸化炭素の排出量が年間10億トン少ないことも判明。


この研究は、医学誌「International Journal of Epidemiology(疫学)」4月20日号に掲載された。



「重い体で動き回ることは、燃費の悪い車を乗り回すようなもの。

体が重くなるほど動くことが苦しくなり、車に依存しがちになる。

スリムでいることは健康だけでなく環境にもよい」と同氏らは述べ、

肥満へと向かう地球規模の傾向を食い止める努力をもっとすべきで、

これがガス排出量を減らし気候変動を減速する鍵の1つであると認識すべきと指摘している。



 しかし現実は逆方向に向かっていると言う。

例えば英国では、1994年から2004年の間に

平均ボディ・マス・インデックス(BMI、肥満指数として用いられる)が男性では26から27.3、

女性では25.8から26.9へと増加している。



コメント


肥満とエコか・・・(笑)。

面白い視点の研究だな。


 メタボの方々は日々、脱・肥満を心がけることで、各自の健康、ひいては地球環境の維持にも貢献するわけだ(*^▽^*)


 まあ、研究自体は面白い着眼点だし、「スジ」は大きく間違ってはいないけど・・・。

この疫学研究上でのバイアスのコントロールは、この名門大学でも難しかったかな、というのが私の感想。

 

2009-06-08 00:03:41 ihepの投稿

新型インフル;麻生首相のテレビCMの費用は?・・・

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 政府は5日の閣議で、麻生太郎首相が登場した

新型インフルエンザ対策のテレビCM
費用は2億8783万円だとする答弁書を決定した。


鈴木宗男衆院議員(新党大地)の質問主意書に対する答弁。


 CMは、首相が「政府や自治体が発表する情報に注意し、

冷静な対応をお願いします」と呼び掛ける内容。

先月19日から今月1日まで全国で放送された。


鈴木氏は質問主意書で、

「首相自ら出演することで国民に大げさな印象を与え、かえって効果をなくし
てしまうのではないか」と指摘、首相の出演に疑問を呈した。
(時事通信)



コメント:


 CM制作関係者の知人によれば、制作費としては「安いほう」らしい。

そんなもんかね?


 一回4万円のPCR検査が高すぎるので、東京では検査しぼって、おまけに季節インフルとごちゃ混ぜにしておいて、あのCMに2億かよ\(*`∧´)/


 

2009-06-07 17:09:07 ihepの投稿

予想しておこうか?今回の総選挙の近未来結果

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6月14日の千葉市長選、7月12日の都議選の2つで大勢が決まるだろうね。

そりゃ7月5日の静岡もあるけどさ・・・。


決め手は、上の2つ。


この2つで民主党候補が勝てば、衆議院では220から225議席くらい民主が取れる。

ただし過半数には、これでも届かないけどな。


自民党は、麻生首相を下ろして、舛添厚生労働大臣を頭に据えるなどという噂があるようだけど、まあ、無いって(笑)。


ちなみに、舛添さんは、HCVや今回の新型インフルといったように、つくづく「ウイルス」に縁があるようだが、総理の椅子には縁がないだろうね。


・・・で、民主党がどこと組むか?


それは、次回のお楽しみ(笑)。

2009-06-07 02:00:11 ihepの投稿

生演奏で白血病の症状が大幅改善 ウィーン・フィルで実験

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 【ウィーン6日共同】

 世界的に有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニストらが
白血病患者の病室で生演奏する実験を行ったところ、
血圧の低下が持続するなど症状が大幅に改善したと
ウィーン医大の研究チームが発表した。ストレス軽減効果があったとみられる。
地元メディアが6日までに伝えた。

 実験は2年前に始まり、骨髄移植を受けた患者15人とバイオリニストら楽団員6人が参加。

移植手術の数日後、楽団員がそれぞれ病室を訪ねてベッド脇で約20分間、

バッハなどの曲を演奏した。

 患者の緊張は音楽とともにほぐれ、演奏中から血圧が下がったほか、

心拍数も安定し、その状態は演奏後も続いた。

演奏はCDに録音され、患者がCDを聴いて演奏を思い返すたびに良好な結果が出たという。

患者からは精神的な効用を強調する声が上がった。


 チームは「白血病患者は膨大なストレスを抱えているが、

15人全員から非常に前向きな反応が得られた」と説明。

楽団員らも「コンサート会場にいるよりも(聴き手との)強いきずなを感じた」と話しているという。



コメント:


 ウィーン・フィルでなくても、私とバンド仲間が音楽演奏(歌つき)を病院内で、

(白血病の)患児ら対象に演奏しても、同じ効果が現れたよ。

去年のクリスマスだけど・・・。

 

 



2009-06-07 01:36:59 ihepの投稿

<新型インフル> 症状の評価法を討議 WHOが緊急委・・・ようやくかよ!

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 【ジュネーブ5日共同】

 世界保健機関(WHO)は5日、
新型インフルエンザに関するチャン事務局長の諮問機関
「緊急委員会」の電話による会合を開き、
感染者の症状の重さをどう評価するかなどを議論した。



 コメント:


 ようやく私の提言・・・重症度評価を創り、フェーズと併記しろ・・・

が議論され始めたよ。ここでも再三、書いているが。


 根拠に基づくこうした評価をWHOが示すことで、

一般市民の無用な不安を軽減できる。


 



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