国内の高齢者の一部が、新型インフルエンザウイルスに対して
一定の免疫を持っている可能性があることが、
国立感染症研究所などが実施した調査で5日分かった。
30人を対象とした小規模な調査で、新型ウイルスに反応する抗体を40%の人が保有していた。
米疾病対策センター(CDC)の調査でも、
60歳を超える人の一部に免疫がある可能性が指摘されているが、
日本人での報告は今回が初めて。
ただ調査対象が少ない上、
この抗体によって新型ウイルスの感染を実際に防ぐことができるかどうかは不明。
感染研は今後、さまざまな年齢層でどのぐらい新型への抗体を保有しているか、
1千人規模の調査をする。
今回の調査には新潟大と福岡市の原土井(はらどい)病院がそれぞれ採取した血清サンプルを使用。
若者(平均年齢27・8歳)と高齢者(同83・4歳)の2グループ各30人を対象に、
新型インフルエンザウイルスに反応する抗体が血清中にあるかどうかを調べた。
すると高齢者グループの40%で抗体の保有が確認され、
新型ウイルスに対してある程度の免疫を持っている可能性が示唆された。
若者では3・3%だった。
一方、季節性インフルエンザのワクチンを接種しても、
若者、高齢者ともに新型ウイルスに対する抗体の上昇は確認できず、
既存のワクチンには新型への効果が期待できないことがあらためて分かった。(共同)
コメント:
以上のような記事ですが・・・。
最終段落の文のほうが、重要なニュースです。
既存の(季節の)ワクチンでも、「あったほうがまし」というレベルです。
また、このまま新型のワクチンを開発していても、たぶん「第2波」には役に立ちません。特に、この「第2波」は、ハイブリッド型(季節と新型の交雑したもの)でしょうから。新型と季節の両方に同時期に罹る人も出てくるでしょう。
まあ、ワクチンには、あんまり期待しすぎないほうがいいですね。