欧州でのお仕事、徒然絵日記 7
テーマ:ブログさて、サクラダ・ファミリア聖堂です。
まず、上の写真は「生誕のファザード」。
3つのファザードのうち、これだけが、ガウデイの生前に完成しらものらしい。
真ん中の上部に見えるのは、「聖母マリアに冠を授けるキリスト」。
その下部に見えるのは、日本人彫刻家の外尾氏が修復した「天使たちの合唱」。
今回は、時間的に外側からしか見ていなかったのですが、偉大なる天才建築家の軌跡の、ほんの1部を感じることが出来ました≧(´▽`)≦
さて、サクラダ・ファミリア聖堂です。
まず、上の写真は「生誕のファザード」。
3つのファザードのうち、これだけが、ガウデイの生前に完成しらものらしい。
真ん中の上部に見えるのは、「聖母マリアに冠を授けるキリスト」。
その下部に見えるのは、日本人彫刻家の外尾氏が修復した「天使たちの合唱」。
今回は、時間的に外側からしか見ていなかったのですが、偉大なる天才建築家の軌跡の、ほんの1部を感じることが出来ました≧(´▽`)≦
今日も、夏らしい、いいお天気ですね。
さて、番外編ということで。
欧州出発の2日前なんですが、腰が「ぎっくり」になりかけましてね・・・。
さすがに、焦りましたよ。
で、JR 代々木駅前にある、いきつけのマッサージ・針のお店にいきました。
まあ、大学の医学部の先生なのに、整形外科に頼らないのを不思議に思う人がいるいかもしれません。まあ、「普通のギックリ腰」は、整形外科では、うまくいきません(笑)。せいぜい、牽引と痛み止め、シップ、あるいは、ストレスからならば「精神安定剤」を処方されるだけで、安静にしていてください・・・と医師から言われるだけです。
その他の、内臓疾患などで「腰が重い」場合がありますので、素人さんは、最初から「東洋医学」に頼らないほうが良いですけどね。
私の場合は、既往歴、現症状からして、明らかでしたので、患部に針を打ってもらいました。「反応が鈍ければヤバイな。この状態での欧州までのフライトは、えげつない・・・。」などと心配しつつ・・・。
でも、効果はてきめんでしたね。ア~良かったと思いながら、行ってきたわけです。
先ほどの「前半の答え」は、これ!
世界遺産の「サクラダ・ファミリア聖堂」≧(´▽`)≦
ご存知、アントニ・ガウデイの建築。
ただ、工事中です。完成までに、あと10年くらいは、かかるでしょう。
この記事、続く。。。
さて、絵日記(紙芝居)の再開(*^▽^*)
下記の美味しい店を出てから・・・。
バルセロナの観光名所の1つに行ってきました。
単に見たかったからです。店から近かったし。
それを見るために、下記のような人ごみです。
さて、どこでしょう?・・・この答えは次回です。
・・・で、そこへ行く途中ですが。
国際幹細胞学会で発表されていた内容で、重要なものの1つについて、
「どうしたもんかな~?」などと考えながら、目的地まで歩いてました。
(すまんね。ここから堅い話です・・・)。
日本政府のiPS細胞ロードマップにも示されているように、
ヒトiPS細胞からの肝細胞への分化誘導の成功は、重要な課題です。
これには、5年~10年まだ必要とされていますし、現在、公募中の研究費でも年間10億円程度が、この研究に向けられます。
なぜか?・・・これが成功すれば、医薬品の毒性評価ツールとしては、最高だから。
たぶん、iPS細胞関連の技術「商売」では、これが一番、儲かるでしょう。
それだけ需要が高い。
しかし、今回、知る限り、ヒト皮膚繊維芽細胞由来のiPS細胞から「肝細胞様細胞」への分化誘導に成功した発表が、2つありました。
1つのテヘラン(イラン)のは、どうでもいい(笑)。
しかし、あの「ウイスコンシン大学(米国)」での成功は、日本にとって脅威です。
もう4ヶ月前に「仮の特許出願」もなされているはずです。
彼らの論文も、そうですが、特許明細書でのクレーム(主張)事項が気になりますね。広範囲に押さえているようですから。
こういう状況で、日本で、年間10億円もの血税の投資?・・・。
この部分・・・再考したほうがいいでしょう。
なお、数ヶ月前にマウスの肝臓からマウスiPS細胞が出来たという「日本での学会報告」(日本で開催される学会(国際と書かれていても)の審査は緩い、出せば受かる)がありましたが、そのころには、もう、ヒトで出来てた計算になりますね・・・。
新型感染者のインフルエンザ脳症の報告は国内で初。
季節性のインフルエンザでは、
小児を中心に重い合併症のインフルエンザ脳症が起こることが知られているが、
新型インフルエンザに関しては海外でも報告が見られないという。
厚労省は「新型でも起こる可能性があることを念頭に置いてほしい」と注意を呼び掛けている。
厚労省によると、男児は今月19日に39度の発熱があり、
翌20日に病院での簡易検査でA型陽性が確認された。
幻覚の症状があったため、入院して治療薬タミフルの投与を受けた。
21日に新型感染が確認されたが、22日現在、熱は36度台に下がり、症状は快方に向かっているという。
(共同通信)
コメント:
まずは、快方に向かってよかった。
それにしても、7月に入ってから、国内で爆発的に感染者が増加している。
もはや、あんまり報道されないけれど・・・。
一方で、日本での重症化例の報告は、まだ見られない。
他国に比べて、医療機関現場での対応が良いからなのか?
それとも、日本人は今回の「第1波」には耐性があるのか?
両方だろうな。
(注):連載の「絵日記」は、次回な('-^*)/
学会の空き時間に訪れたバルセロナのお店。(お店は真ん中の写真)
”Calderata de arroz con bogavante”・・・ロブスターのスープ鍋パエリアというわけだが、これは、ロブスター入りの「雑炊」だな。まっ、「エビ雑炊」(笑)。
出汁が、きいていて、旨かったよ。
スペインの白ワイン(1本通し)は、自分の感覚で併せたけれども、結構マリアージュしてたな。
まあ、この店は、良いほうだった・・・と個人的には思う。
あと、牛肉のカルパッチョとあわせて、お会計は40ユーロくらいだったから、費用効果としては「まずまず」ですね。
なお、学会中に知り合った人たちによれば、スペインは「エル・ブジ」(バルセロナから車で2時間)のように世界のトップレストランがあるなど「ハイレベル」のように思われる。ただし、店は、事前のサーチが欠かせないとのこと。
結構、飛び込みで「良さげ」のように思って入ったら、はずした方々がおられる。
「新しい星を見つけるよりは、(これは美味い!というような)新しい料理をみつけることのほうが人々の幸せにつながる」ということを前に誰かさん(外国人)が言ってた。
確かに・・・。
私は、これからも、新しい治療法をみつけて、人々の幸せにちょっとでも貢献できればいいな・・・と思っている。
さて、バルセロナでのお仕事は、国際幹細胞学会での発表。
発表日は、よく晴れていた。海がいい!・・・でもビーチにいけない・・・。
さて、学会だが、去年くらいから、かなり参加者が増えたそうだ。
まあ、第1級の学会になったな。まだ7回目らしいから、改良点はあるけど。
まっ、私の発表自体は、大変な注目を浴びた。
各国の研究者らはもちろんのこと、Nature誌やScience誌、Cell誌の編集部の、方々も訪ねてこられた。「是非、この発表は、うちのところ投稿してくれ!」と言うところもあったが、「あっ、うちで、今、最終審査してる奴ね!」というのもあった。
さっさと、受からせてくれ!!!
パリでの仕事が終わり、翌日、スペインのバルセロナへ。
ここでの用事は、国際幹細胞学会で発表するため。
写真は、ホテルの窓から見た風景。
ホテルは、ビーチに近いところにある。
ちょっと、曇りなのが残念。
ワア、なんか他の人の「ブログ」らしくなってきた(笑)
上の写真は、日本から着いたばかりのパリ、シャルル・ドゴール空港にて。
エール・フランスの機内食には「期待」していたが、「まあまあ」だった。
まずは、パリで、インフルエンザ研究のお仕事があった。
迎えが来るまで、小腹が空いたので空港内のパン屋さんで、
サンドとコーヒーを摘む。
さすがに、なかなか美味だった。
今日は、これから某 テレビ局(在 東京)が、取材に来る。
ネタは、もちろん「研究の件」。
なんか、大掛かりな特集番組を創るそうだ。
まあ、第一弾は、軽い「打ち合わせ」だそうだが。
お話だけでも、というので、受けたけど。
顔は絶対に出さんぞ(笑)。
時間まで、論文を書いてようっと。
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