2009-08-08 00:55:55 ihepの投稿

欧州でのお仕事、徒然絵日記 完結編

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 先日、バルセロナから、パリに仕事(食事しながらの会議)に戻って、そこから帰国しました。

 ちょうど、フランス政府が景気対策として飲食店の税率を7月に大幅に引き下げたというので、値下げしたんかな?と思いきや・・・全然(ノ◇≦。)


 最近の調査でも、どうやら、値下げした店は約半数にとどまることがわかったそうです。


 日経新聞によれば・・・「税収減を覚悟で消費拡大を狙った政府としては当てが外れた格好。事実上の便乗値上げが無いかどうか調査した上で値下げを求める構えだ。

 仏政府は7月1日、内需と雇用の拡大を狙い飲食店での付加価値税を19.6%から5.5%に引き下げた。仏の飲食店はほとんどが内税のため、価格が下がるはずだった。だが外食チェーンは9割が値下げしたものの、個人経営の飲食店は値下げしていないところが多かった。 」・・・だそうです。


 まさに、そのとおりでしたよ。



人生…いきあたり、ばったり!



で、深夜発(午後11時35分発)の飛行機に乗って帰国したわけです。

上は、搭乗前の、シャルル・ド・ゴール空港内でのブランド品の免税店群。

さすがに、その時間あたりには、閉まってました。


・・・が、美味しいチョコレートの店は開いていたので、トリフチョコを買って帰りましたとさ。



 ということで、次回は、9月にアメリカね!お楽しみに(・∀・)

2009-08-07 19:12:04 ihepの投稿

幻の桃「蟠桃(ばんとう)」のカクテル

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たまにいく、バーでは、下記のような桃を使った、カクテルが飲めます。

今、また超一流誌に論文が、受かりました。


近いうちに、試飲してこようかと。



「万葉集にも詠まれ、お隣中国では三千年に一度実を結ぶという伝説を持ちます、
幻の桃「蟠桃(ばんとう)」を少量ながら入荷いたしました。
あの西遊記に8も登場し、あの孫悟空も蟠桃を食べて不老長寿になり天竺へ
渡ったとあります。


原種に近いため育てるのが難しく農家泣かせの桃ですが
味、香りとも絶品であります。
キリリと冷えたシャンパーニュのつまみとしても美味しいですし
もちろんベリーニをはじめカクテルでも最高であります。


今年は20個程を長野県飯田市の農家からわけていただきました。
品切れの際はご容赦を。」・・・とお店のマスター氏。


人生…いきあたり、ばったり!

2009-08-07 12:21:04 ihepの投稿

昨今の赤ワイン宣伝

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 赤ワインを飲むと体内の炎症を抑える働きをする可能性があることが、2日に発表された英グラスゴー大学の複数の学者の研究で分かった。研究によると、マウスを使った実験で、マウスが強い炎症を引き起こす物質にさらされると、赤ワインに含まれている抗酸化物質のレスベラトロールがマウスを守ることが判明した。レスベラトロールで前もって治療されていないマウスは、敗血症と同じような深刻な症状を引き起こした。研究により、レスベラトロールが炎症を引き起こす2つの主要なタンパク質を阻止することが分かった。
 同大学のアリリオ・メレンデス氏によれば、敗血症のような急性炎症疾患は治療が非常に難しく、毎日多くの人が十分な治療が受けられずに死亡している。さらに、敗血症を克服した多くの人たちは、炎症が内臓に悪影響を及ぼすため、極めて質の低い生活を送っているという。
 レスベラトロールは老化防止や抗ウイルス治療などに効果があるとされているほか、これまでの研究で血栓を防ぎ、がんを抑制することが分かっている。レスベラトロールはブドウの皮に含まれている。ワインでは白ワインより赤ワインに多く含まれている。
 同研究は、米国実験生物学会連合(FASEB)が発行している「FASEBジャーナル」誌に発表された。

〔AFP=時事〕



コメント:


 なんか、この種のネタが集中的に出る時期が1年の中で、1-2回ある。

別に、こんな宣伝しなくったって、飲んであげるよ。

業界団体さん。





2009-08-06 23:35:03 ihepの投稿

不景気とは人の心なり

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表題のようなことを、以前に書いた。


まだまだ雇用統計も悪いし、街の経済指標も悪い。

でも、「政権交代」で何か、ましになるかも・・・。

この気分が、株価を支えている気がする。


普通の経済状況ならば、大きな選挙前なら、もっと上がるから。


まっ、日本の株価で言えば、3000円くらいが、どうも、人々の心持ちで影響されるようだな・・・。




2009-08-05 19:04:02 ihepの投稿

確認死者数が千人突破 新型インフルでWHO集計

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【ジュネーブ共同】

世界保健機関(WHO)が4日発表した7月31日現在の新型インフルエンザの感染状況によると、感染が確認された人の総数は海外領土などを含めた168カ国・地域で16万2380人、このうち死者が1154人とWHO集計ベースで初めて千人を超えた。

 多数の国が確認感染者の把握とWHOへの報告を停止しているため、実際の感染者数は確認数を大きく上回っているとみられている。

 8月4日現在で欧州疾病対策センター(ECDC)が公表した世界の確認感染者数(米国の感染疑い例を含む)は19万3574人、死者は1362人に達した。



コメント:


 かなりの数になったな・・・。

いつの間にか、全世界的には、死亡率も0.7%になっている。


 


2009-08-05 00:21:46 ihepの投稿

日本での新型インフル感染者2253人のうち基礎疾患ありは72人、全員が治癒

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 厚生労働省は7月29日、新型インフルエンザ確定患者の疫学情報について中間まとめを発表した。

7月10日までの感染確定者2253人中、基礎疾患のある人は72人だった。

 分析の対象となったのは7月10日までに確定された2253人。このうち基礎疾患のある人は72人。内訳は、妊婦4人、慢性呼吸器疾患50人、慢性心疾患6人、糖尿病をはじめとする代謝性疾患7人、腎機能障害6人だった(重複あり)。

 転帰も調べているが、基礎疾患を持つ人も含め全員が治癒しているという。(共同)



コメント:


 上記のような「基礎疾患」がある方が新型に感染すれば、重症化リスク高し・・・

というのが、国際事例・報告から通説だった。


 これで、また、日本人は、今回の新型「第1波」に対する「耐性」を、特に医療制度の整った他の先進国人に比べても、持つという1つの証拠にはなるな。
 「第2波」は・・・だけれど。

 まあ、現場の臨床家の方々の努力の賜物でも、あるけどな。
2009-08-04 17:56:44 ihepの投稿

時代は「英会話力の向上」よりは「英語ライティングコミュニケーションの向上」を求めている

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 相変わらず、日本えは、英会話学校に通う方が多いようですね。

まっ、人それぞれの趣向でしょうが・・・。


 米国の会社や大学、研究所で働いてみればわかることですが、英語を話すこと以上に、メールでのやり取りとりや、書類の作成など文章での英語コミュニケーションの機会が非常に多いのです。


 英会話を始める動機に「街で英語で道を尋ねられたときに大丈夫なように」などという宣伝がありますが、グローバル化が進んでも、日本の街で英語で道を尋ねられる機会が急に増加する訳ではないでしょう。


 しかし、英語のメールで仕事や研究の打ち合わせをしたり、文章での英語コミュニケーションの機会は増加し、スキルとしての英語ライティングコミュニケーションの重要性は、今後ますます高くなると思います。



 そういう状況をふまえて、独学では、なかなか向上しない口頭での英会話のスキルの習得に過度に固執するのではなく、機能的な英語ライティングコミュニケーションスキルの習得に学習のプライオリティーを設定し直すほうがいいんじゃないか?・・・特に日本の高校以上の教育では。・・・と思うのですが。。。

2009-08-03 20:08:12 ihepの投稿

抗酸化物質のがん予防効果の現状

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 過去20年にわたる51件の研究を対象としたレビューの結果、緑茶の癌(がん)予防効果については、未だ明確な答えが出ていないことが示され、医学誌「The Cochrane Database of Systematic Reviews(コクランシステマティックレビュー・データベース)」7月8日付オンライン版に掲載された。


 今回のレビューでは、肝癌、乳癌および前立腺癌については緑茶による予防効果がある程度認められたものの、膀胱癌リスクは逆に増大する可能性が示された。食道癌、大腸(結腸直腸)癌、膵癌など消化管の癌では一致する結果が得られず、著者らは肺癌、膵癌、大腸癌の予防効果については限定された証拠しか認められなかったと記している。「これほど多数の研究について検討しても、緑茶の癌予防効果については明確にできない」と、筆頭著者であるドイツの癌研究グループ(Oncology Study Group)の一員、Katja Boehm氏は述べている。

 今回の研究では、緑茶を日常的に飲んでいるアジア人計160万人を対象とする研究をレビューした。Boehm氏によると、緑茶の摂取量やさまざまな癌の成長(増殖)の仕方が一定でないために、緑茶の癌予防について決定的な関連性を見出すのは困難であるという。「1つ確かなことは、緑茶の摂取だけでは癌予防にならないということである」と同氏は述べている。


 緑茶には強力な抗酸化物質であるカテキンをはじめ、ポリフェノールが豊富に含まれている。ポリフェノールは同じ植物(チャ)を原料とする紅茶やウーロン茶にも含まれるが、緑茶のポリフェノールには特有の癌予防効果があると主張する研究者もいる。米Moffitt癌センター(フロリダ州)のNagi Kumar氏は「緑茶に含まれる物質には確かに有望性がある。この分野の研究は現在、緑茶成分に似た薬剤を用いて有効性と安全性を試験し、癌予防効果の有無を検討する段階まで進んでいる。時間が経てば答えが出るはずだ」と述べている。

 Boehm氏とGumar氏はともに、この件についてはさらに徹底的な研究が必要であると述べるとともに、仮に利益がなくても適量の緑茶を飲むことは安全であるとの見解を示している。Boehm氏によると、1日の摂取量は1,200ml(カップ5杯強)を超えないほうがよいとのこと。



コメント:


 この研究のように、ある基準以上の質の高い研究論文を総合(統合)解析して、

新たな知見を得る研究をメタアナリシスといいます。この「コクラン」の結果が、

臨床現場に及ぼす影響は、高いです。信頼性が高いから。


 だから、一般の方も、上記の結果は、大いに参考にされても結構です。

ただし、日本人にも当てはまるのか?・・・

 そもそも、こういう臨床研究の数が、日本では少ないので、そのあたりは割りびく必要がありますけれどね。


2009-08-03 16:56:23 ihepの投稿

コネと金

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先ほど、大学の生協書籍部で、「実験医学」という雑誌を立ち読みしていた。


ついでに、漫画も読みましたが(*^▽^*)。


上記の本に「(政府からの)科学研究費の獲得の仕方」という連載がある。

興味深い内容で、結構、informativeだ。


しかし、気になる記述があった。


執筆者の先生(もちろん大学)によれば・・・「科学研究費獲得には、コネが必要だという噂があるが、そんなことは「絶対」にない。厳正に審査される」とのこと。


「本当なら」・・・アッパレである。

(まあ、本来、当たり前のことなんだが・・・)・


しかし、そう書いておきながら、次のようなくだりがあった。


「学会などで、顔見知りの人なら、5段階で3か4か迷うときに、4にしちゃうので、人脈形成が必要」。


「ケッ!」ヽ(`Д´)ノ・・・と思うのは私だけでしょうか?


まさに、こういうことこそ、一般世間では「コネ」と言うのですよ、執筆者の先生。


まあ、教官人事も「コネ」が大事だし。


こういう、コネ・コネ社会ですからね、この国は。


コネ・コネ審査のおかげで、社交的(この場合、権力者に媚を売るやつら)な方にしか「金」が「こねー」(・ε・)

2009-08-02 17:32:45 ihepの投稿

妊娠女性の41%が流産経験 「不育症」は8万人 

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 妊娠したことがある女性の41%は流産の経験があり、流産や死産を繰り返して出産に至らない「不育症」の患者は年間約8万人いるとの研究結果を、厚生労働省研究班が2日までにまとめた。

 名古屋市立大の杉浦真弓教授(産婦人科)と鈴木貞夫講師(公衆衛生学)らが、一般の女性を対象にしたアンケートを基に計算した。産婦人科を受診した人などに偏らず、不育症の発生に関して行われた調査は初。

 杉浦教授は「流産は一般に思われているより頻繁に起きている。不育症の患者のうち多くは出産できる可能性があるので、積極的に検査や治療を受けてほしい」と話している。

 教授らは、2007年2月からの1年間に、愛知県岡崎市で健康診断を受けた35~79歳の女性のうち503人から回答を得た。妊娠経験がある458人中、流産したことがあったのは190人(41・5%)。2回以上で「不育症」とみられるのは28人(6・1%)、3回以上の「習慣流産」は7人(1・5%)いた。

 国内の年間出生数は約110万人で、一般的な流産率は15%とされ、研究班は年間妊娠数を約129万人と推定、不育症患者は約7万9千人と算出した。

 杉浦教授によると、流産の大半は、自然現象として一定の割合で起きる胎児の染色体異常が原因。通常、流産時に胎児の検査までしないため「原因不明」とされることが多いが、次回以降の妊娠で出産できる可能性がある。抗リン脂質抗体症候群という、胎盤に血栓をつくる自己抗体の異常が原因なら、薬でコントロールできるという。

 杉浦教授は「流産を繰り返すと精神的にも疲れ、あきらめてしまう人も多いが、原因が分かれば次の妊娠に臨む気持ちが持てる」と指摘。ただ、一部の検査や薬は保険の対象外で自己負担になるといった問題がある。(共同通信)



コメント:

 

 流産経験率が、これほど高いのか・・・愛知県岡崎市では。

たぶん、地域差が相当あると思う。

 東京都や大阪、あるいは東北、九州などではそれぞれどうだろう?

このような研究の全国調査データを見たい。

 


 






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