発足から24日で100日を迎える日本の鳩山政権を不安視する論調が、欧米主要メディアで広がりつつある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は22日付で「停滞という亡霊」と題した大型の分析記事を掲載し、遅い政策決定の問題などを指摘。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)も同日「鳩山の支持率低下」と大きく報じた。アジアでは中国共産党機関紙、人民日報が日米関係の悪化を伝えた。
FTは分析記事で、経験不足という問題を抱えながらも、事務次官会議の廃止や事業仕分けの実施など、官僚主導の政治体制を打破しようとした鳩山政権の改革方針を評価。一方で「民主党はどのように政治を行いたいかは知っているものの、何をすべきかを必ずしも確信しているわけではない」と断じ、沖縄の米軍普天間基地の移設問題や税制改革に関する政権公約で閣内不一致が起きている問題を取り上げた。(日経)
コメント:
今日は、クリスマスイブか・・・。
今、ハーバード大学と頻繁にやり取りしている「ヒトiPS細胞関連研究」が大詰めだし、今年は、お金も無いし、「気分」は・・・だよ。「シングルベルズ・クラブ」代表としては、例年通りだが・・・。
そこで、上記の記事か・・・。
まあ、日本は、迷走を続け、国力の低下は著しくなると、世界から「評価」されてしまっているわけね。来年更に、こういう傾向は顕著になるだろう。
さて、「子供手当て」に大きな期待を持っている、民主党の支持者・国民は、支給された分は、結局は、お勤め先などから減らされた給料・所得を埋めることすら、あまりできず、おまけに、後で控えている「大増税」などで、かなりマイナスにしかならないことくらい、わからないのかな?
おまけに、支給対象外の人々の年間負担増は、今から更に大変なもんだ。
まっ、来年早々、2月半ばあたりに「政変」が起こっても不思議ではない。
夏には「衆参同時選挙」は、もはや堅いけれど・・・。
今後、「結婚して子供を育てられる人たち」と、「そうではない人たち」との「格差」(経済だけではなく、ありとあらゆる面での)が広がり、可視化・固定化されていく。
この点、私は、現政権で「格差固定社会」が完成すると今年の春あたりに書いた。(こういう表現で、今の現実社会の様を看破したのは、科学者・医学者では、残念ながら私くらいらしい。。。大手マスコミ各社の記者さんらによれば・・・。)
一方、他の有名科学者らや「科学系の大学院生」らのブログなんかを、折に触れて見ていると、選挙前は、民主党万歳だった。しかし、例の「仕分け」以降、お金が削られる「危機」が増すと「期待を裏切られた」とか「失望した」とか、書いてある。
これを見て、全く先見性のない「日本の知識階層」に対してこそ、私は「絶望」に近いくらい「失望」している今日この頃・・・。