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三菱ふそう ブレーキに不具合10月11日 19時28分
三菱ふそうトラック・バスが製造した大型と中型のバスで、駐車の際に使うブレーキの部品に不具合が見つかり、駐車中のバスが勝手に動き出す事故も起きているため、メーカーは2000台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのは、三菱ふそうトラック・バスが、おととし6月からことし8月にかけて製造した、定員がおよそ30人から90人の大型と中型のバスのうち、「エアロエース」「エアロスター」「エアロクイーン」「エアロミディ」の4車種と、UDトラックスを通じて販売した「SPACERUNNER(スペースランナー)」「SPACEARROW(スペースアロー)」「SPACEWING(スペースウイング)」の3車種の、合わせておよそ2050台です。
国土交通省への届け出によりますと、これらのバスでは、駐車の際に使うブレーキのレバーに、組み立てミスをした部品が使われた可能性があるということです。
最悪の場合、ブレーキが利かなくなって、車が勝手に動き出すおそれがあり、ことし8月、駐車中のバスが突然動き出し、ほかの車や壁に衝突する物損事故が2件起きたということです。
このため三菱ふそうトラック・バスは、対象となるバスについて、無料で点検や部品の交換を行うことにしています。
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