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放課後保育「トワイライトルーム」 14校、市が本格実施

来年度


 名古屋市は来年度から、児童が放課後も小学校で勉強したり遊んだりできる「トワイライトルーム」を中村区や港区など11区の14小学校で本格実施すると発表した。今後も、子育て家庭のニーズや地域の実情などを踏まえ、順次実施していくという。

 トワイライトルームは、放課後に学校で児童を預かる「トワイライトスクール」と、親が共働きの児童らを対象にした学童保育を一体化させた事業。14校のうち10校はモデル事業としてすでに実施している。同様の取り組みは横浜市や川崎市も実施しているという。

 同ルームでは、終了時間を午後7時までとこれまでより1時間延長したことが特徴。それに伴い、午後5時以降は親が家庭にいない児童に限定し、無料から有料にする。利用料は午後6時まで月1500円、7時まで同6500円(いずれもおやつ代などを含む)。

 モデル校10校では午後5時以降、平均8人ほどの児童が利用し、本格実施では30人程度の利用を見込む。

 市子ども青少年局は「遊びを通じた教育だけでなく、留守家庭の児童らが安心やくつろぎを感じて過ごせるような場所にもしていきたい」としている。


2012年10月11日  読売新聞)
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