情報漏えい:ソフトバンク元店員3人を書類送検 愛知県警
毎日新聞 2012年10月10日 14時06分(最終更新 10月10日 15時51分)
携帯電話大手ソフトバンクモバイルの顧客情報漏えい事件で、愛知県警は10日、ソフトバンクの販売代理店の元店員で無職の女3人を、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)容疑で名古屋地検に書類送検した。捜査関係者によると、ソフトバンクを巡る一連の漏えい事件で、3人を含む元店員計7人が2100件以上の個人情報を探偵に漏らしていたという。
捜査関係者によると、書類送検されたのは香川県の22、21歳と広島市の29歳。容疑は11年3月〜今年4月、大分県の会社員男性(48)や名古屋市の無職女性(62)ら男女3人の住所や固定電話番号を職場の端末で閲覧し、探偵業の平田一雄被告(37)=同法違反罪で公判中=に漏らしたとしている。3人は計154件を漏えいし、報酬計77万円を得ていた。いずれも「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めているという。【稲垣衆史】