藤沢市長選挙、前回の振り返り、そして・・・ [藤沢の政治・市政]
2月12日投票の藤沢市長選挙が来月と迫ったので、ちょっと前回のおさらいをしておこうと思います。
さきに行われた大阪市長選挙は藤沢市民も関心を寄せるほど注目を集めるもので、投票率も60.92%と大変高いものでしたが、前回2008年2月の藤沢市長選挙は36.25%。昨年行われた藤沢市議会選挙の38.15%よりも低いものでした。
結果はこの通り。
3期務めた山本氏の引退を受けての選挙。争点らしい争点が無い中、当時は前年の参院選で民主党が第一党になったことによるねじれ国会のもと、福田康夫内閣も国民の支持を集めきれずにいたため、自民党には逆風が吹いていました。
そのためかどうか判りませんが、海老根氏は2008年1月に自民党籍を離れて「市民派・山本市長の後継」として出馬。自民党神奈川県議だった星野氏は、やはり自民党籍を離れてなんと民主党神奈川第12区総支部長の中塚氏の支援を受けるということを。それと、愛甲郡が地盤だった自民党元県議の矢後氏が「ロハスな街づくり」を訴えて参戦するという、市民には何のことやら解らない状態に。
また、もともと藤沢で革新市政を形成していた陣営も候補者の擁立に難航苦労のすえ、元市議で福祉団体理事の柳谷氏を擁立するに至りました。
そうした複雑な構図の中で、一部の保守系市議や当時の松沢成文神奈川県知事・中田宏横浜市長の応援を得た海老根氏がかろうじて当選したというのが、前回の藤沢市長選挙だったのです。
さて、今回の市長選挙ですが、関心を集めているのは市役所内バーベキューを始めとするスキャンダルのようで、その点では投票率も前回よりは上がりそうですね。
そして今日になってこんな話も。
ということで、すでに表明している県議の鈴木氏、現市長の海老根氏、そして三野氏と3名になりました。
どんな情勢になるでしょうね。
書きたいことはたくさんありますが、まだ候補者は出揃っていませんし、様子を見ながらにしたいと思います。
【追記】
"書きたいこと"とは違いますが、今回の選挙の参考リンクを。
藤沢市長選挙、立候補予定者サイト等(2012-02-01)
さきに行われた大阪市長選挙は藤沢市民も関心を寄せるほど注目を集めるもので、投票率も60.92%と大変高いものでしたが、前回2008年2月の藤沢市長選挙は36.25%。昨年行われた藤沢市議会選挙の38.15%よりも低いものでした。
結果はこの通り。
えびね 靖典 44,869票
星野 つよし 42,020票
柳谷 あき子 20,067票
やご 清太郎 6,019票
平本 茂子 1,866票
3期務めた山本氏の引退を受けての選挙。争点らしい争点が無い中、当時は前年の参院選で民主党が第一党になったことによるねじれ国会のもと、福田康夫内閣も国民の支持を集めきれずにいたため、自民党には逆風が吹いていました。
そのためかどうか判りませんが、海老根氏は2008年1月に自民党籍を離れて「市民派・山本市長の後継」として出馬。自民党神奈川県議だった星野氏は、やはり自民党籍を離れてなんと民主党神奈川第12区総支部長の中塚氏の支援を受けるということを。それと、愛甲郡が地盤だった自民党元県議の矢後氏が「ロハスな街づくり」を訴えて参戦するという、市民には何のことやら解らない状態に。
また、もともと藤沢で革新市政を形成していた陣営も候補者の擁立に難航苦労のすえ、元市議で福祉団体理事の柳谷氏を擁立するに至りました。
そうした複雑な構図の中で、一部の保守系市議や当時の松沢成文神奈川県知事・中田宏横浜市長の応援を得た海老根氏がかろうじて当選したというのが、前回の藤沢市長選挙だったのです。
さて、今回の市長選挙ですが、関心を集めているのは市役所内バーベキューを始めとするスキャンダルのようで、その点では投票率も前回よりは上がりそうですね。
そして今日になってこんな話も。
三野市議が出馬意向、近く正式表明へ/藤沢市長選(神奈川新聞・2012-01-06)
任期満了に伴う2月の藤沢市長選に、同市議の三野由美子氏(46)=民主・社民ネット=が出馬する意向を固めたことが関係者への取材で5日、分かった。近く正式表明する見通し。
ということで、すでに表明している県議の鈴木氏、現市長の海老根氏、そして三野氏と3名になりました。
どんな情勢になるでしょうね。
書きたいことはたくさんありますが、まだ候補者は出揃っていませんし、様子を見ながらにしたいと思います。
【追記】
"書きたいこと"とは違いますが、今回の選挙の参考リンクを。
藤沢市長選挙、立候補予定者サイト等(2012-02-01)
生活道路 車の時速30キロに規制へ…? [昼間点灯・交通問題]
あけましておめでとうございます。
あまり頻繁に書いていないブログなのに、日ごろ読みに来ていただいてありがとうございます。
特に何かの狙いがあって書いているわけではありませんので、引き続き「声なき声」として参考程度にしていただけると幸いです。
で、さっそく否定的なお話から始めてしまいますが。
これもNHKの人が正月休暇をとるためのヒマネタで、他のメディアに記事が見当たらないのでどういったお話なのか判りませんが。
皆さんお気づきのように、藤沢市内をはじめとするほとんどの「生活道路」には一様に「(30)」の標識が立てられていますよね。
都内にはたまに20キロ制限の標識も見かけますが、全国でだいたい30キロ制限の標識が立てられていると思います。
道路交通法では、速度制限の無い一般道では60キロ制限ですから、これを「生活道路」では原則30キロにしようという話なのだと思いますが、せいぜい道路標識の設置・管理費用が軽減される位だと思います。(これだけでもコストに直すと相応の額になりそうなので、やることは無意味ではありませんが)
発生している生活道路での交通事故のうち、速度制限の無い道路での物が何割ぐらいあるのかどうか。
現実に、30キロ制限の道路でも交通事故は起きていますし、ましてや、こうした道路でのレーダーや白バイなどによる速度取締りなど、見たことも聞いたこともありません。
ですから、今回のお話は効果は無いだろうと思います。
むしろ、期待されている交通事故の減少に効果があるのは、そういったように速度取締りが無いため、粗悪なドライバーが速度を出し放題なのが実態の、生活道路での速度取締りの実施。
それと、歩行者がいる場所での自動車が減速や徐行をするよう導くことでしょうか。
ほとんど知られていませんが、こういった規定があります。
この"安全な間隔"とは、教本などでは、歩行者を追い抜く場合は1.5メートル。すれ違う場合は1.0メートルとなっているようです。
皆さんが歩道の無い道路の端を歩いていて、横を追い越して行く車は、1.5メートルも離れた場所を走っていますか? そうでない場合は徐行(時速10キロほど)していますか?
自動車の走行方法に対する交通取締りは、大抵の場合国道・県道のような広い道路でしか行われていませんが、それを、最近言われている自転車への指導や取り締まりも含めて、歩行者保護の視点で全国的に少々対象を変えるだけでも、歩行者が巻き込まれる交通事故は減少すると思います。
自分が自動車の運転をするので分かるのですが、現実に30キロ規制になっている「生活道路」で50キロぐらいの速度を出しているドライバーもざらに居ます。
広い道路と違い、住宅などが立ち並んでいて前方左右の見通しは効きませんから、40キロ制限の県道を60キロ出すことよりも、ある面ずっと危険な行為です。
今すでにある30キロ制限の生活道路は、歩行者にとって安全な現状があるかどうか、出歩くときにちょっと意識して観察してみてください。
大きな地図で見る
あまり頻繁に書いていないブログなのに、日ごろ読みに来ていただいてありがとうございます。
特に何かの狙いがあって書いているわけではありませんので、引き続き「声なき声」として参考程度にしていただけると幸いです。
で、さっそく否定的なお話から始めてしまいますが。
生活道路 車の時速30キロに規制へ(NHK・2012-01-02)
歩行者や自転車の通行が多い、いわゆる「生活道路」での事故が減らないことから、警察庁は今後、全国の住宅街などのおよそ3000か所を指定し、その中の生活道路の最高速度を一律に時速30キロとする規制を行う方針を固めました。
これもNHKの人が正月休暇をとるためのヒマネタで、他のメディアに記事が見当たらないのでどういったお話なのか判りませんが。
皆さんお気づきのように、藤沢市内をはじめとするほとんどの「生活道路」には一様に「(30)」の標識が立てられていますよね。
都内にはたまに20キロ制限の標識も見かけますが、全国でだいたい30キロ制限の標識が立てられていると思います。
道路交通法では、速度制限の無い一般道では60キロ制限ですから、これを「生活道路」では原則30キロにしようという話なのだと思いますが、せいぜい道路標識の設置・管理費用が軽減される位だと思います。(これだけでもコストに直すと相応の額になりそうなので、やることは無意味ではありませんが)
発生している生活道路での交通事故のうち、速度制限の無い道路での物が何割ぐらいあるのかどうか。
現実に、30キロ制限の道路でも交通事故は起きていますし、ましてや、こうした道路でのレーダーや白バイなどによる速度取締りなど、見たことも聞いたこともありません。
ですから、今回のお話は効果は無いだろうと思います。
むしろ、期待されている交通事故の減少に効果があるのは、そういったように速度取締りが無いため、粗悪なドライバーが速度を出し放題なのが実態の、生活道路での速度取締りの実施。
それと、歩行者がいる場所での自動車が減速や徐行をするよう導くことでしょうか。
ほとんど知られていませんが、こういった規定があります。
道路交通法 第十八条 2
車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。
この"安全な間隔"とは、教本などでは、歩行者を追い抜く場合は1.5メートル。すれ違う場合は1.0メートルとなっているようです。
皆さんが歩道の無い道路の端を歩いていて、横を追い越して行く車は、1.5メートルも離れた場所を走っていますか? そうでない場合は徐行(時速10キロほど)していますか?
自動車の走行方法に対する交通取締りは、大抵の場合国道・県道のような広い道路でしか行われていませんが、それを、最近言われている自転車への指導や取り締まりも含めて、歩行者保護の視点で全国的に少々対象を変えるだけでも、歩行者が巻き込まれる交通事故は減少すると思います。
自分が自動車の運転をするので分かるのですが、現実に30キロ規制になっている「生活道路」で50キロぐらいの速度を出しているドライバーもざらに居ます。
広い道路と違い、住宅などが立ち並んでいて前方左右の見通しは効きませんから、40キロ制限の県道を60キロ出すことよりも、ある面ずっと危険な行為です。
今すでにある30キロ制限の生活道路は、歩行者にとって安全な現状があるかどうか、出歩くときにちょっと意識して観察してみてください。
大きな地図で見る
2011年の大きな変化 [藤沢の政治・市政]
ここ数年、リーマンショック以降でしょうか。広告不況の影響でマスコミは苦労しています。
特にテレビなんかは番組制作費がかけられません。
そんな状況の中で、手っ取り早い題材は政治。
政党や政治家を持ち上げたり突き落としたりといったショー演出で国民の関心を惹き、制作費の節約と視聴率の確保の一石二鳥を図っています。
なので、国政の選挙にもなればそこそこ世論の関心も高まって選挙の投票率もそこそこのものになるわけですが、その反面、地方の政治は大半の人が無関心。
選挙でも、各分野の組織票プラスアルファ程度の投票率にしかなりません。
特に神奈川なんかの首都圏だと、多くの県民・市民が接するメディアは東京から発信されるものが中心です。
テレビでいえば地方メディアもありますが、在京キー局のような芸能人を多用した政治バラエティまでは制作できませんので、視聴率も高くありません。その辺りは鶏が先か卵が先かのようなお話ですが。
新聞にしても、特に話題もなければ紙面も割けませんから、県民・市民の関心も向きません。
そんな中で、ちょっと躍起になっているんでしょうか。政治バラエティで視聴者を惹くテレビと同じように、地方の政治を題材にして新聞へ関心を集めようと。
あるいは、地方面の記事でもネットで全国(世界中?)へ流れるようになったので、その必要性が高まったのかもしれません。
市長選挙を来年2月に控えたこの時期に、いろいろな話題が拾われて、新聞に盛んに書かれるようになりました。
挙げるまでもないので一つ一つは書きませんが、藤沢市の名が全国へ何度も流れました。良い話題もあったかもしれませんが、あいにく悪い話題しか印象にありません。この2011年後半の特筆される状況変化でしょう。

この話にしても、一昨日・昨日に始まった話ではなく、年末年始休暇のためのヒマネタなんですが、12月31日までにも及んで藤沢市のネガティブな話題で引っ張るのかと、けさ新聞を開いてちょっと複雑な心境になりました。
この堆肥化センターは、臭気問題以外にも、山本市長時代からの計画立案や事業見通しの妥当性とか、建設をめぐる住民の動揺とか、稼動開始後の運営状況などなど。
2012年2月の藤沢市長選挙。
今のところ、ともに自民系の2名が名乗りを上げている段階ですが、今後どう推移するのやら。
前回のねじれ現象だとか、昨年あたりからの平和施策の変化と市議会改選などもあって、どういった構図になるのか非常に興味があるところです。
そして今回記したように、マスコミがどれほど関心を集めることに成功するか。投票率が上がれば選挙結果は一層混沌としてきますからね。
大阪市長選へ向いた県民・市民の関心が、そのまま地元へ向けば良いのですけど・・・
そんなわけで、2011年は大変な一年でしたが、2012年は混沌の結果としてよい藤沢市が戻ってくることを期待したいです。
特にテレビなんかは番組制作費がかけられません。
そんな状況の中で、手っ取り早い題材は政治。
政党や政治家を持ち上げたり突き落としたりといったショー演出で国民の関心を惹き、制作費の節約と視聴率の確保の一石二鳥を図っています。
なので、国政の選挙にもなればそこそこ世論の関心も高まって選挙の投票率もそこそこのものになるわけですが、その反面、地方の政治は大半の人が無関心。
選挙でも、各分野の組織票プラスアルファ程度の投票率にしかなりません。
特に神奈川なんかの首都圏だと、多くの県民・市民が接するメディアは東京から発信されるものが中心です。
テレビでいえば地方メディアもありますが、在京キー局のような芸能人を多用した政治バラエティまでは制作できませんので、視聴率も高くありません。その辺りは鶏が先か卵が先かのようなお話ですが。
新聞にしても、特に話題もなければ紙面も割けませんから、県民・市民の関心も向きません。
そんな中で、ちょっと躍起になっているんでしょうか。政治バラエティで視聴者を惹くテレビと同じように、地方の政治を題材にして新聞へ関心を集めようと。
あるいは、地方面の記事でもネットで全国(世界中?)へ流れるようになったので、その必要性が高まったのかもしれません。
市長選挙を来年2月に控えたこの時期に、いろいろな話題が拾われて、新聞に盛んに書かれるようになりました。
挙げるまでもないので一つ一つは書きませんが、藤沢市の名が全国へ何度も流れました。良い話題もあったかもしれませんが、あいにく悪い話題しか印象にありません。この2011年後半の特筆される状況変化でしょう。
市境に漂う臭気問題、藤沢・湘南エコセンター(神奈川新聞・2011-12-31)
この話にしても、一昨日・昨日に始まった話ではなく、年末年始休暇のためのヒマネタなんですが、12月31日までにも及んで藤沢市のネガティブな話題で引っ張るのかと、けさ新聞を開いてちょっと複雑な心境になりました。
この堆肥化センターは、臭気問題以外にも、山本市長時代からの計画立案や事業見通しの妥当性とか、建設をめぐる住民の動揺とか、稼動開始後の運営状況などなど。
2012年2月の藤沢市長選挙。
今のところ、ともに自民系の2名が名乗りを上げている段階ですが、今後どう推移するのやら。
前回のねじれ現象だとか、昨年あたりからの平和施策の変化と市議会改選などもあって、どういった構図になるのか非常に興味があるところです。
そして今回記したように、マスコミがどれほど関心を集めることに成功するか。投票率が上がれば選挙結果は一層混沌としてきますからね。
大阪市長選へ向いた県民・市民の関心が、そのまま地元へ向けば良いのですけど・・・
そんなわけで、2011年は大変な一年でしたが、2012年は混沌の結果としてよい藤沢市が戻ってくることを期待したいです。
席を譲る車内マナー [ニュース]
きのう騒がれてたお話。
写真撮影して公開することの是非はともかくとして、電車内でこうした不満がくすぶる要因は、いわゆる車内マナー感のバラツキにあると思います。
そしてそれを招いているのは、鉄道事業者による優先席の設定と、そのマナー周知にあると感じます。
鉄道事業者は、優先席においてのみ、席を譲ることを車内マナーといて規定して利用客に求めています。
「この電車には優先席があります・・・のお客さまがいらっしゃいましたら、席をお譲り下さい。ご協力を・・・」といったものです。
その実質的なルールからすると、優先席以外の席では譲る義務など無く、今回の撮影主の主張は優先席以外の席においては筋違いの物です。
本来は、利用客のマナーやモラルとして全ての席で席の譲り合いが行われるのが理想です。
したがって、それを優先席だけと規定してしまうと、これ以上のマナーやモラルの好転など望めるはずもないのです。
日本の鉄道事業者には、モラルやマナー向上の停滞と乗客間の混乱を生じさせている優先席を廃止し、一般座席での譲り合いを車内マナーとして規定してほしいと強く願います。
余談ですが、時々書いていますが私は自分なりの逸脱した解釈として優先席には絶対に座らず、必要とする人のために最初から空けておきます。
また、座っている健常者風の者を蔑視します。
それゆえ、横浜市営地下鉄は全席優先席なので非常に苦しみます。
こちらも早く止めて欲しいです。
席を譲らなかった男性をTwitterに晒し炎上(秒刊SUNDAY・2011-12-24)
電車内で、妊婦や老人が立っていたら席を譲ると言う行為をしなかった為とある男性を携帯の写真で撮影し『妊婦二人に席ゆすってくれない。最低』などとコメントしTwitterに写真付きで投稿し物議を醸している。確かに席を譲らない男性もいかがなものかといったところだが、ネットにそのまま写真を晒してしまうと言うのもプライバシーの問題にかかわりそうだ。
写真撮影して公開することの是非はともかくとして、電車内でこうした不満がくすぶる要因は、いわゆる車内マナー感のバラツキにあると思います。
そしてそれを招いているのは、鉄道事業者による優先席の設定と、そのマナー周知にあると感じます。
鉄道事業者は、優先席においてのみ、席を譲ることを車内マナーといて規定して利用客に求めています。
「この電車には優先席があります・・・のお客さまがいらっしゃいましたら、席をお譲り下さい。ご協力を・・・」といったものです。
その実質的なルールからすると、優先席以外の席では譲る義務など無く、今回の撮影主の主張は優先席以外の席においては筋違いの物です。
本来は、利用客のマナーやモラルとして全ての席で席の譲り合いが行われるのが理想です。
したがって、それを優先席だけと規定してしまうと、これ以上のマナーやモラルの好転など望めるはずもないのです。
日本の鉄道事業者には、モラルやマナー向上の停滞と乗客間の混乱を生じさせている優先席を廃止し、一般座席での譲り合いを車内マナーとして規定してほしいと強く願います。
余談ですが、時々書いていますが私は自分なりの逸脱した解釈として優先席には絶対に座らず、必要とする人のために最初から空けておきます。
また、座っている健常者風の者を蔑視します。
それゆえ、横浜市営地下鉄は全席優先席なので非常に苦しみます。
こちらも早く止めて欲しいです。
藤沢市の10大ニュース [藤沢の政治・市政]
藤沢市の10大ニュースが発表されましたが、違和感を覚える方が少なくないようですね。
そうでしょう。
善行土地疑惑の百条委員会設置が入っているがために、なぜバーベキューが無いんだろうと思うのは普通の感覚だと思います。
事の重大さでは弱いですが、市民や日本中の方への印象で言ったら、むしろバーベキュー問題の方が上ですからねぇ・・・
そういうわけで、発表された10大ニュースを細かく批評しても重箱の隅をつつくようでぱっとしないので、私なりに藤沢市の10大ニュースを選んでみました。
(1)藤沢バーベキュー騒動 全国で有名に
(2)市議会で安定市長与党体制崩れる
(3)善行土地疑惑でついに百条委員会設置
(4)テラスモール湘南がオープン
(5)武田薬品工業湘南研究所が稼動
(6)耐震強度不足で庁舎本館・東館機能を移転
(7)歴史と公民の教科書が育鵬社に
(8)51年ぶりに地方交付税交付団体へ転落
(9)江の島花火大会を昨年続いて中止
(10)モデル地区で資源品目別戸別収集を開始
適当に並べたので後半の方の順位はあんまり関係ないと思います。
ほか、「ネーミングライツ第一号にNTTファシリティーズプレゼンツ藤沢市30日美術館が」「一時3人いた副市長、とうとう1人に」「図書館の官製NPO運営に着手」などが次点に。
最近の公用車不正使用問題や、旧江の島水族館用地の購入準備偽装問題、後援会事務所無償提供問題などは来年のニュースになると思われますw
「ふじさわ雲呑麺と村岡マヨ焼きそばがデビュー」「オール電化の宅地開発 Fujisawa SST構想発表」「藤沢市新総合計画がスタート 」は残念ながら選外でした。
そういえば教科書の話、個人的には思い入れが無いので触れてきませんでしたが、2年前にこんな記事を書いたのを見つけました。
さて、2012年の藤沢市。どんなニュースが生まれるんでしょうね。
藤沢市10大ニュース発表、「バーベキュー問題」はランク外/神奈川(神奈川新聞・2011-12-20)
バーベキューも公用車もランク外(朝日新聞・2011-12-21)
そうでしょう。
善行土地疑惑の百条委員会設置が入っているがために、なぜバーベキューが無いんだろうと思うのは普通の感覚だと思います。
事の重大さでは弱いですが、市民や日本中の方への印象で言ったら、むしろバーベキュー問題の方が上ですからねぇ・・・
そういうわけで、発表された10大ニュースを細かく批評しても重箱の隅をつつくようでぱっとしないので、私なりに藤沢市の10大ニュースを選んでみました。
(1)藤沢バーベキュー騒動 全国で有名に
(2)市議会で安定市長与党体制崩れる
(3)善行土地疑惑でついに百条委員会設置
(4)テラスモール湘南がオープン
(5)武田薬品工業湘南研究所が稼動
(6)耐震強度不足で庁舎本館・東館機能を移転
(7)歴史と公民の教科書が育鵬社に
(8)51年ぶりに地方交付税交付団体へ転落
(9)江の島花火大会を昨年続いて中止
(10)モデル地区で資源品目別戸別収集を開始
適当に並べたので後半の方の順位はあんまり関係ないと思います。
ほか、「ネーミングライツ第一号にNTTファシリティーズプレゼンツ藤沢市30日美術館が」「一時3人いた副市長、とうとう1人に」「図書館の官製NPO運営に着手」などが次点に。
最近の公用車不正使用問題や、旧江の島水族館用地の購入準備偽装問題、後援会事務所無償提供問題などは来年のニュースになると思われますw
「ふじさわ雲呑麺と村岡マヨ焼きそばがデビュー」「オール電化の宅地開発 Fujisawa SST構想発表」「藤沢市新総合計画がスタート 」は残念ながら選外でした。
そういえば教科書の話、個人的には思い入れが無いので触れてきませんでしたが、2年前にこんな記事を書いたのを見つけました。
次はうちの市がw(2009-08-04)
さて、2012年の藤沢市。どんなニュースが生まれるんでしょうね。
防砂柵と砂の投入
片瀬海岸西浜で、露出した海の家土台を砂で覆う工事と、そこへ防砂柵を設置する作業がほぼ並行して行われています。
柵を立てるために砂を盛っているようにも見えて、少々滑稽です。
砂を運び入れて、それが飛ぶのを防ぐ柵を立てる。
ならば最初から砂など足さなければ…
典型的な公共事業…
柵を立てるために砂を盛っているようにも見えて、少々滑稽です。
砂を運び入れて、それが飛ぶのを防ぐ柵を立てる。
ならば最初から砂など足さなければ…
典型的な公共事業…
善行土地疑惑 やはり不当と [藤沢の政治・市政]
善行土地疑惑。
藤沢市議会百条委員会で、一定の結論が出されましたね。
不当だと断じたのは、ちょっと驚きです。
住民の総意を装った陳情行動などもしっかり指摘しているのは明快です。
証人たちの口裏合わせのためか、こうした土地取得を行うに至った狙いや売却差益の行方など、根本の疑惑解明にまでたどり着けなかったのは残念とはいえ、今回はこれが限界だったのでしょう。
時間が経ち過ぎました。当時の市議会での、再三にわたる海老根市長派議員の抵抗で解明への取り組みが遅れたのが本当に悔やまれます。
信頼を失った藤沢市政を正常化するためにも、今後の疑惑解明に引き続き期待したいです。
【関連記事】
善行土地疑惑(2009-11-21)
藤沢市議会百条委員会で、一定の結論が出されましたね。
藤沢・善行土地取得問題:百条委中間報告で「取得は不当」と判断/神奈川(神奈川新聞・ 2011-12-14)
藤沢市土地開発公社が市の依頼で善行地区の土地を先行取得した問題で、藤沢市件議会が設置した百条委員会は14日、「本件土地取得は不当と判断」とする中間報告書を市議会本会議に報告した。報告書は、海老根靖典市長ら取得を主導した計3人について法的措置を検討するとした上で、偽証の疑いがある証人について「告発も視野に入れ厳格に対処していく」と明記している。
不当だと断じたのは、ちょっと驚きです。
住民の総意を装った陳情行動などもしっかり指摘しているのは明快です。
証人たちの口裏合わせのためか、こうした土地取得を行うに至った狙いや売却差益の行方など、根本の疑惑解明にまでたどり着けなかったのは残念とはいえ、今回はこれが限界だったのでしょう。
時間が経ち過ぎました。当時の市議会での、再三にわたる海老根市長派議員の抵抗で解明への取り組みが遅れたのが本当に悔やまれます。
信頼を失った藤沢市政を正常化するためにも、今後の疑惑解明に引き続き期待したいです。
【関連記事】
善行土地疑惑(2009-11-21)
事務所の無償提供 [藤沢の政治・市政]
次から次へと・・・
う~ん。
なんなのでしょうねぇ・・・
先日の元支援者との金銭トラブル問題でも気になりましたけど、いろいろ資金を渡したり部屋を貸したりする人たちの存在って、やっぱり何らかの見返りを期待してるんでしょうねぇ。
そういえば、ある用事で何度かこの事務所入ったことありますわ。
確かに場所を持て余してる風ではありました。。。
事務所 無償提供受ける(朝日新聞・2011-12-13)
藤沢市の海老根靖典市長の後援会が1999年、市内の不動産賃貸会社から、ビルの一室を事務所として無償で借り受ける契約を結んでいたことがわかった。この部屋は現在、市長を支援するもう一つの後援会の看板がかかっている。
市長後援会「賃料を支払う」(朝日新聞・2011-12-15)
藤沢市の海老根靖典市長の後援会が不動産賃貸会社所有のビルの一室を無償で借りていた問題で、後援会が15日、朝日新聞の取材に「さかのぼって賃料を支払う」と文書で回答した。支払額の記載はなかった。
う~ん。
なんなのでしょうねぇ・・・
先日の元支援者との金銭トラブル問題でも気になりましたけど、いろいろ資金を渡したり部屋を貸したりする人たちの存在って、やっぱり何らかの見返りを期待してるんでしょうねぇ。
そういえば、ある用事で何度かこの事務所入ったことありますわ。
確かに場所を持て余してる風ではありました。。。
海老名サービスエリア [雑感]
東名高速道路の上り線、海老名サービスエリアがリニューアルオープンしたということで。
藤沢に棲んでいると海老名サービスエリアって全く利用しない場所ですが、ちょっと気になるものがあって、行ってみました。

藤沢の物はあるかな~?、と思って探してみました。
海老名を始めとして、厚木のシロコロ関連や、横浜のお菓子などが。
ありました!
「湘南名物 江の島タコせんべい 高速道路バージョン」
「江ノ島名物磯の旬味 しらす入り鎌倉コロッケ」
・・・
神奈川名産というくくりで各地のお菓子や肉製品が並んでいましたが、売り場もそれほど広くないこともあってか、純粋な藤沢名産の物はありませんでした。
東京目線では、藤沢市内には目に適うみやげ品が無かったようです。
自分も関越道などを利用する際、同様のお店でいろいろな土地の品を目にすることがありますが、藤沢がこうした表舞台に立てないのは少し残念な気がしますね。
1品ぐらい、こうした場所や横浜・あるいは羽田空港などで陳列される品が出てくるとすばらしいのですが・・・・
NEXCO中日本、東名高速 EXPASA海老名を12月15日グランドオープン(Car Watch・2011-12-14)
今回新たにオープンするのはフードコートやショップなどを含めた19店舗。すでにオープンしている9店舗と合わせると全28店舗となり、1エリアの店舗数としては日本最大規模となる。また、新たに出店する店舗のうち13店舗(海老名SA上り既存店を含めた初出店店舗は19店舗)が高速道路初出店となると言う。
藤沢に棲んでいると海老名サービスエリアって全く利用しない場所ですが、ちょっと気になるものがあって、行ってみました。
1階には、地元の土産物を集めたお土産ショップ「東西逸品こみち~相模の市~」
藤沢の物はあるかな~?、と思って探してみました。
海老名を始めとして、厚木のシロコロ関連や、横浜のお菓子などが。
ありました!
「湘南名物 江の島タコせんべい 高速道路バージョン」
「江ノ島名物磯の旬味 しらす入り鎌倉コロッケ」
・・・
神奈川名産というくくりで各地のお菓子や肉製品が並んでいましたが、売り場もそれほど広くないこともあってか、純粋な藤沢名産の物はありませんでした。
東京目線では、藤沢市内には目に適うみやげ品が無かったようです。
自分も関越道などを利用する際、同様のお店でいろいろな土地の品を目にすることがありますが、藤沢がこうした表舞台に立てないのは少し残念な気がしますね。
1品ぐらい、こうした場所や横浜・あるいは羽田空港などで陳列される品が出てくるとすばらしいのですが・・・・
公用車の公務外使用 [藤沢の政治・市政]
さて、今度は何でしょうか。
公用車の公務外使用が問題とのこと。
むしろ、海老根市長の後援会「湘南ふじさわ靖風会」が抱えたという、元支持者とされる静岡市内の会社役員との"金銭トラブル"というのが何なのか気になりますけどね。
「湘南ふじさわ靖風会」という後援会名は、2週間ほど前に書いた 海老根氏も出馬へ(2011-11-26) で出て来ていました。
国政についてのマスコミ報道ではいろいろな場面で政治家の後援会という物が登場しますが、市町村の首長ではあまり目にすることがありません。それだけに、さきの片瀬海岸津波避難ビル問題と今回とで、こうして市長の政治団体が取り沙汰されるのって結構特殊なケースのように感じます。
実際のところ、海老根藤沢市長の周囲にはどんな後援会や政治団体があるのか、次の市長選挙までに知っておきたい気がしますね。
それにしても、市長の後援会が抱えた金銭トラブルの解決っていうのも、副市長の仕事なんですね。
副市長は市長が懇意の人を指名するわけなので、新井副市長(元)は 「湘南ふじさわ靖風会」の幹部なのでしょうか。
一身上の都合として11月25日付で退職した新井副市長。体調不良が続いていましたが、この後援会トラブルも、体調を崩す要因の一つだったのではないでしょうか。
藤沢市議会12月定例会の会期は来週14日(水)までですが、終盤のここへ来て、またまた穏やかでは無い感じです。
【追記】
金銭トラブルの中身が報じられました。
新井副市長は、「湘南ふじさわ靖風会」のパシリだったんでしょうか?w
発端は前回市長選挙とのこと。
前回は激しい選挙戦となりましたが、地方選挙の草の根イメージとは裏腹に国政同様、資金を持つ人々が朝日町を取り囲み、自身に有利になるように政治家を担ぎ上げていくつかの後援会や政治団体を形成している、あるいは去っていく様が徐々に見えてきました。
藤沢市副市長、市長後援会のために公用車 金銭問題処理(朝日新聞・2011-12-08)
神奈川県藤沢市の海老根靖典市長の後援会が抱えた金銭トラブルをめぐり、新井信行副市長(当時)が4月、市の公用車を使って静岡市まで市長の元支持者を訪ね、解決を図っていたことがわかった。
公用車の公務外使用が問題とのこと。
むしろ、海老根市長の後援会「湘南ふじさわ靖風会」が抱えたという、元支持者とされる静岡市内の会社役員との"金銭トラブル"というのが何なのか気になりますけどね。
「湘南ふじさわ靖風会」という後援会名は、2週間ほど前に書いた 海老根氏も出馬へ(2011-11-26) で出て来ていました。
国政についてのマスコミ報道ではいろいろな場面で政治家の後援会という物が登場しますが、市町村の首長ではあまり目にすることがありません。それだけに、さきの片瀬海岸津波避難ビル問題と今回とで、こうして市長の政治団体が取り沙汰されるのって結構特殊なケースのように感じます。
実際のところ、海老根藤沢市長の周囲にはどんな後援会や政治団体があるのか、次の市長選挙までに知っておきたい気がしますね。
それにしても、市長の後援会が抱えた金銭トラブルの解決っていうのも、副市長の仕事なんですね。
副市長は市長が懇意の人を指名するわけなので、新井副市長(元)は 「湘南ふじさわ靖風会」の幹部なのでしょうか。
一身上の都合として11月25日付で退職した新井副市長。体調不良が続いていましたが、この後援会トラブルも、体調を崩す要因の一つだったのではないでしょうか。
藤沢市議会12月定例会の会期は来週14日(水)までですが、終盤のここへ来て、またまた穏やかでは無い感じです。
【追記】
金銭トラブルの中身が報じられました。
金銭授受、証言にズレ(朝日新聞・2011-12-09)
この問題は、新井・元副市長が、海老根市長の後援会「湘南ふじさわ靖風会」(増田隆之会長)の要請を受け、4月に公用車で静岡市を訪れたというもの。
新井副市長は、「湘南ふじさわ靖風会」のパシリだったんでしょうか?w
発端は前回市長選挙とのこと。
前回は激しい選挙戦となりましたが、地方選挙の草の根イメージとは裏腹に国政同様、資金を持つ人々が朝日町を取り囲み、自身に有利になるように政治家を担ぎ上げていくつかの後援会や政治団体を形成している、あるいは去っていく様が徐々に見えてきました。