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津波避難ビル問題は終わり? [藤沢の政治・市政]

 こんな幕引きでいいんでしょうか・・・

藤沢市:部長ら2人処分 津波避難ビル用地取得計画、文書日付を虚偽記載 /神奈川(毎日新聞・2012-02-24)

 藤沢市は23日、津波避難ビル用地取得計画をめぐり、起案文書の日付を数カ月前にする虚偽記載をしたとして、指示した計画建築部長を文書による厳重注意処分、記載した都市計画課長は口頭による厳重注意処分をしたと発表した。

 これだけ見ると、「甘い処分だなぁ」なんて思う方が大半でしょう。
 でも、問題の本質は、こんな文書の日付の書き方なんかでは無いんです。

 当時のエントリ。

片瀬海岸津波避難ビル問題(2011-10-25)
津波避難ビル取りやめですか…(2011-10-28)

 この問題。土地取得が取りやめになったから良かったものを、場合によっては一連の善行土地疑惑に似て、それをも上回る規模のあくどい事件に発展していた可能性があるのです。

 実際のところ、日付が空欄の押印済文書に後から日付を書き込むなんてのは手続き上珍しくもないわけで、それだけを捉えて処分を図って一件落着なんていうのは、疑惑逸らしに他なりません。
 海老根市長の任期中に、無理に収拾を図った格好です。

 そんな海老根市長も25日付で任期満了。
 さしあたって、この宗教めいた垂れ幕は撤去して欲しいと思いますが・・・
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善行土地疑惑20 [藤沢の政治・市政]

 2003年に3千万円で取引された農地を市土地開発公社が2009年に宅地とみなして1億円で購入し、7千万の差益を生み出した善行土地疑惑ですが、きのう2月21日に百条委員会が開かれ、最後の証人尋問が行われたようです。

藤沢市長が謝罪 百条委 慎重に購入すれば(朝日新聞・2012-02-22)

 藤沢市の土地開発公社が同市善行の農地を約1億円で先行取得した問題で21日、市議会の第16回調査特別委員会(百条委)が開かれた。証人尋問を受けた海老根靖典市長は「もっと慎重に購入していれば」と何度も繰り返し、最後に謝罪した。

 海老根市長はさきの市長選挙でもこの疑惑については「説明責任は果たす」とするのみで非を認めることはして来ませんでしたが、今回初めて謝罪をしたことになります。

 一方で、自分が購入を決めたのでは無いとも。

 海老根市長は、これまで「私が購入の判断をした」と主張していたが、この日、「市長が取得の判断をしたのか、新井(信行・元)副市長が買いましょうと、提示したのか」と尋ねられると「後者です」と小声で答えた。

 以前、 善行土地疑惑 ついに副市長が…(2011-11-24)
の時点では、新井信行副市長は陳情が出される2カ月前の段階で「購入の必要性を感じた」ことと、海老根市長が「あくまで地元自治会の陳情を受け、私が購入を決めた」ことになっていましたから、海老根市長は今回の尋問を機に、土地取得の当事者責任を他へ被せることへと改めたようです。

 海老根市長が市長選で市民へ伝えてきた「説明責任を果たす」とは、このことだったのでしょうか?(笑)

 一連の百条委員会は今後、最終報告がまとめられ、市議会へ報告されます。
 事実と異なる証言を行った者を告発するかどうかはともかく、差益を分け合った謀略者らに市の被った損害を補填させるような強制力のあるアクションが取られるかどうかは見えません。
 しかし結果的には、疑惑の中心人物の一人である海老根市長が藤沢市政史では異例の一期退職に追いやられたわけで、それだけでも今後同様に続くと見られた不適正な市政運営にピリオドが打たれた意味は大きいと思います。

 あとは、当事者の処分と土地開発公社の抜本見直し。それと疑惑の片棒を担いだ地域組織のリセットが行われるよう、引き続き市議会と次期市長に期待したいところです。
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震災がれき騒動が市長選に落とした影 [藤沢の政治・市政]

 なかなかややこしいことになっていますね…。

がれき受け入れ問題:黒岩知事に見通しの甘さと誤算/神奈川(神奈川新聞・2012-2-18)

  問題がこじれたのは知事側の見通しの甘さと誤算が背景にある。知事は昨年暮れに県議会で突然、方針を表明。処分場建設時の反対運動を無視したような頭越しの対応が、まず地元の不信感を招いた。それでも知事は「建設時も最終的には受け入れてくれた」とどこか楽観していた節がある。

 震災がれきのことは各地で騒がれていますが、芦名のこの件はそれらとは異なる特殊なケース。
 そもそも処分場を建設する際に10年以上大揉めした末に、県内から排出される物に限定することで建設に至っているらしく、そこでの住民との合意を無視して県外からの処分物受け入れを表明したところに県の軽率さがあるようです。

 このさき、どう収拾するのやら。
 白紙撤回なんかしてしまうと、見た目上、全国のほかの震災がれき受け入れ事例とのバランスがとれないし、かといって現状では芦名でも受け入れは不可能でしょうし。
 県内の別の処分場での受け入れへと振り替えるのが有り得る方法でしょうか。

 それしてもこの問題が大きく報じられたのは、藤沢市長公示直前の1月31日のこと。

震災がれき県受け入れ:地元と直接交渉へ、最後の対話集会も平行線/神奈川(神奈川新聞・2012-1-31)

 これ以降藤沢市長選挙期間中も、なんとしても震災がれきを受け入れようという知事の動向が伝えられました。

 もともと黒岩知事は、当選からわずか2ヵ月後の2011年6月17日に海老根市長の支持団体が主催する行事に招かれていたり、広報ふじさわ紙面には企画対談記事も掲載されたりしていました。

「藤沢は先見性ある」(タウンニュース藤沢版・2011.06.24)

2011年7月25日号 広報ふじさわ…市民の広場

  それよりも前、2011年5月26日にパナソニックとともに行った、旧松下電器グループ工場跡地のオール電化住宅街開発構想「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」の記者会見では、こんな発言も。

藤沢サスティナブル・スマートタウンで「知事とも連携」と海老根藤沢市長/神奈川(神奈川新聞・2011.5.27)

 前回の市長選では当時の松沢神奈川県知事の支援を前面に掲げていましたが、今回の市長選でも処分場騒動による黒岩知事のイメージダウンが無ければ、海老根氏は黒岩支援を前面に押し出すことができ、選挙戦や選挙結果にずいぶん違いが出たのだろうと思います。
 これはちょっと気の毒なタイミングでした。

 今後、鈴木市政がスタートしたのち、黒岩知事は最初どういった形で市の媒体などに登場してくるでしょうか。
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忠清南道保寧市との… [藤沢の政治・市政]

 だから何だという話でもありませんが。

 2012年から育鵬社版の歴史・公民教科書を使用する藤沢市ですが、別の地域ではこんなニュースも。

育鵬社教科書の撤回要求 熊本県に韓国道議会決議(MSN産経ニュース・2012-2-3)

韓国忠清南道の道議会は3日の本会議で、県立の中高一貫校で4月から公民の副教材に育鵬社(東京)の教科書を使用することになっている熊本県に対し、撤回を求める決議を採択した。


 教科書自体の是非や、他国の使用する教科書へ口出しする云々といった話をするつもりはありませんが。
 熊本県と韓国・忠清南道とは、姉妹自治体提携を結んでいるんだとか。
 
 そして一方、藤沢市が姉妹都市提携を結んでいる韓国・保寧市も、忠清南道にあるわけでして・・・

 絶対に連絡しちゃだめですよ!
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藤沢市長選挙が終わって [藤沢の政治・市政]

 ご承知のように藤沢市長選挙の結果が出ましたね。
 私ももちろん、ただブログを書き立てるだけでなく、出勤日のため不在者投票でしたがきちんと匿名の一票を投じましたよ。

平成24年2月12日執行 第18回藤沢市長選挙

鈴木恒夫 51,876
海老根靖典 40,944
三野由美子 22,320
 投票率 35.08%


三つ巴の接戦が予想されているとも言われていましたが、意外と票差がついた印象。開票も早かったですね。

【藤沢市長選】「藤沢の再生と信頼回復を」鈴木氏が初当選(msn産経ニュース・2012-2-12)

(途中抜粋) 鈴木氏は支持者とバンザイし、「藤沢市民の良識が勝った。再生するんだという気持ちでいっぱい。まず信頼を回復していきたい。これから超高齢化社会に入り財政が厳しくなる。まず自ら襟を正し、市長の退職金見直しなどに取り組みたい」と語った。

 今回の選挙結果。市外から表面だけ見ると、自民党系の候補を共産党と社民党も自主支援するという構図に、奇異に映るかもしれません。
 対立候補不在の構図でのいわゆる与野党相乗り等で無くて、有力3候補激戦での事実上の共闘。
 それは、既存の市政への問題意識のもと、現職の再選を阻止しようという少なくない市民の強い意向の合致が生んだものと見て、あまり間違いは無いと思います。

 海老根候補は、前回僅差で当選してからの任期中は見た目の親しみやすさや「市民目線」などといった表向きの解りやすさの一方で、選挙前に作成したマニフェストの実行や一部支援者の利益確保に偏重した独善的な人事・政策遂行が目に付きました。
 そして一連の善行土地疑惑での悪びれない姿勢に次第に信頼を失ない、崩れつつあった市議会の市長与党体制が昨年の市議改選で失われたことが致命的となったのでしょう。まさに「裸の王様」の趣きです。
 任期終盤にはバーベキュー騒動が全国に広く報道されるに至りました。また、政治資金や支持団体をめぐるスキャンダルも報じられました。

 選挙戦では松下政経塾を中心とした市外の多くの政治家の応援を受け、前回戦った自民党の星野氏や市内団体とともにマニフェスト選挙へ持ち込んでそれらしい物を持たない他候補に対して有利に展開しようと目論んだようですが、市民に響きませんでした。
 松下政経塾カラーも、中田前横浜市長や今の野田首相の印象が市民にあまり良くないのかもしれません。

 それにしても、前回の36.25%をも下回る投票率。

 個人的な予想では、バーベキュー騒動などで投じられる批判票も鈴木・三野の両氏へ分散し、各地区の地域経営会議やグル麺創作などで形成された現職支持票が強みを発揮するかと思いました。
 ところが、3名立ったことで結果的に解りにくい構図が一層際立ち、多くの投票棄権を招いた結果、基礎票で決まってしまった感じです。
 投票率が伸びないことは本当に残念ですね。
 シンプルな海老根vs鈴木だったなら、また違ったかもしれません。

 そんな意味でも、三野候補の立ち位置が、市民には実に解らないものでした。

 「民主・社民ネット」という会派(当時)からの市長転向と報じられましたが、前回の市議選も含めて民主党らしい活動は見えないし、社民党も支援表明せず民主党も足並みは揃わず、神奈川ネットは離脱して会派が解散する始末。
 市役所の職員組合の支持を受けましたが、女性らしさやしがらみの無さを訴える反面、少し調べれば反日本国憲法・女性協働参画社会反対(ではなぜ市長を?)といった素顔も。
 市議会でも、公共の場所からのホームレス排除を何度も市へ要望追求していたりなど、私の目では首を傾げたくなる印象しかありません。

 もっとも、そういった政治方針を隠さずむしろ前面に押し出せば、話題性ともあいまって相応の支持を集められたのではないかと思いますね。
 政治に無関心とされる若者層にも年配層にも、そういった強硬な思想の方は少なくありませんから。

 当選した鈴木候補。
 市政の信頼回復を掲げて支持を集めましたから、その部分は徹底的に取り組んで欲しいものです。
 新総合計画や地域経営会議といった諸問題を内包した海老根施策とどう向き合うか。
 私の本心は別として、少なからずの市民を結果的に振り回すことになってしまうため、一切ご破算にするのは難しいでしょう。新しい鈴木市政では困難な重要課題になって来ると思いますが、うまく修正して欲しいです。

 ともあれ、最近流行っている、カリスマ首長が首長のために仕事をする議員で議席を占めて施策を強行する姿勢運営スタイルとは異なり、今回自主支援に立った共産党も是々非々のスタンスを掲げているようですし、その点ではチェック機能を持った健全な市政運営が展開されるだろうと思います。
 選挙外で選んだブレーンや会議体・友好企業等に偏重せず、本当の市民による市民のための市政運営が取り戻せれば、藤沢市の将来は明るいです。

 環境・福祉や、後年突如として取り組み始められた平和推進など、市民の望むよい取り組みはうまく引き継いでもらいたいですね。

 そういったわけで、このブログでも引き続き、藤沢市政を客観的にしっかりと見て行こうと思います。
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この4年間の振り返り [藤沢の政治・市政]

 前回2008年2月に行われた藤沢市長選挙以降の出来事を、過去のエントリからおさらいしてみようと思います。
 しかしその頃は仕事に今以上に追われていまして、選挙前後を含めてあまり書いた形跡がありません。
 それらしいものはこのあたりから。

 2008年9月に発生したリーマンショックに伴う緊急経済対策として、市議会を通さずに畜産、漁業者、農家支援を決めたという話。続発するこうした物の順序を議会軽視とみる向きもありますが、市長のリーダーシップは一定の評価を集めます。

仕事が早いなぁ・・・(2008-11-12) 

 のちに4年間の中心施策となる、総合計画2020の見直しが公になったのは、市長就任2年目の2009年2月のこと。

新・総合計画(2009-02-20)

 同じく2009年2月議会での教育委員人事。
 海老根市長の推す教育委員候補の一人が松下政経塾出身で、さらに「つくる会」とつながりのある方であることから活発な議論が。のちに思惑通り育鵬社教科書が採用され、市民の一層の関心を高める成果が。

次はうちの市がw(2009-08-04)

 藤沢を代表するデパートの一つ、さいか屋が自力再建を断念。開発を見込んで同社が保有してきた用地の有効活用が急務となったこともあり、長年見合わされていた藤沢駅北口周辺部の開発が前進へ。市役所移転用地にとの提言も。

藤沢北口整備を急ぐ理由(2009-08-07)
藤沢駅北口土地取得の提言が(2009-11-10)

 工場の閉鎖の受けて山本市政のころから着手されたものの、リーマンショックで遅れていた辻堂駅前開発の進捗。突然こんな朗報が飛び出します。

辻堂にアニメパーク(2009-03-14)

 何十年も目立った進捗が無く立ち消えになりかけている都市計画道路鵠沼奥田線の計画地に高層マンションの建設計画が出て、公社がよいお値段で購入。将来の活用に期待が持たれます。

都市無計画道路用地取得へ(2009-06-30)

 前山本市政時代に作り上げられた新総合計画2020を海老根市長のマニフェストに沿った物とするべく、地域経営戦略100人委員会や地域経営会議といった議会外の会議体を創設。後に市議会や各地区で活発な賛否議論・騒動を生む良いきっかけに。

新総合計画の策定方法に問題がある(2009-07-06)
市民は暇じゃ無い、地域経営会議(2011-01-16)

 市民に市内産農水産物の摂取努力を求める、全国でも珍しい条例が。この理念に沿ってJAさがみが助成金を活用しわいわい市藤沢店を開店。国道467号線は一時マイカー客で賑わいました。

地産地消推進条例(2009-09-06)
わいわい市へ(2010-12-27)

 用途に乏しい農地を土地公社へ高値転売した善行土地疑惑で、住民監査請求を藤沢市監査委員が却下。
 委員4人中2人が市長与党の市議であることが、施策を円滑に進める手法として評価される。

善行土地疑惑9(2010-02-14)

 「トップマネジメント体制のさらなる強化」のためにと3人に増員された副市長が再び2人に。柔軟さの好例。
 その後さらに副市長の1人が辞任されたのはご承知の通り。

副市長定数を元に戻すって(笑)(2010-08-27)

 新しい歴史教科書をつくる会と協力関係にある山田宏元杉並区長・中田宏元横浜市長らの立ち上げた日本創新党へ海老根市長は支援を表明。のちの参院選候補擁立には至らなかったものの、地方から日本を改革する新たな潮流として市民の期待を集める。

日本創新党を支援、と。(2010-04-20)

 日本を代表する海水浴場の花火大会として知られていたマイアミビーチショー江の島花火大会を中止。夜間外出や薬物乱用が問題となっている青少年の健全化に貢献。

さよなら江の島花火大会(2010-06-01)

 市制施行70周年を記念して「藤沢検定」を実施。第1回の受験者27人全員合格という検定ファン泣かせな難易度に、全国の注目を集める。

藤沢検定(笑)(2010-12-11)

 旧松下グループ3工場跡地の利用法について、最終的にオール電化住宅の分譲地へと着地。市とパナソニックの全面的な連携を全国へ発信し、他市町村での採用を目論む。

サスティナブル・スマート・タウン(2011-04-18)

 2004年に整備基本計画を策定、2006年に都市整備が着工されながらリーマンショックのあおりで遅れていた市の総事業費330億円に上る辻堂駅前整備。そのうちの、核施設となるショッピングセンター「湘南テラスモール」が完成。
 開店数ヶ月にして、藤沢駅周辺へ過度に集まっていた買い物客の分散や、不採算店舗整理による不動産活用が進展し、その投資効果に一層の期待が。
 ※ まだ3回しか行っていないのでオープン後の記事がありません(汗)

いざ、湘南 でなくて(2011-08-26)

 ◇ ◇ ◇

 市議会改選を経てようやく百条委員会の設置へ漕ぎ着けた善行土地疑惑はともかくとして、賛否のあるいわゆる藤沢バーベキュー騒動や公用車不正使用などの市長後援会スキャンダル・江の島水族館用地取得疑惑、また、目的と結果とその後の取り組みがどうもきれいにつながらない事業仕分けの件などを取り上げるのは時期的にどうかと思い省いたため、いまひとつつかみどころがありませんが、そういった業績の残った4年間でした。

 皆さんなりにこの4年間を見つめ直して、次の4年間や将来を展望してみてはいかがでしょうか。
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藤沢市長選挙、YouTubeを参考に。 [藤沢の政治・市政]

 2月12日(日)投開票の藤沢市長選挙。
 きょうの新聞には選挙公報も入っては来ましたが、タイミングの良い時間に駅前でも歩かない限り、人となりに触れることができません。
 選挙公報に記載された政策等以外にも、それぞれの候補がどんな人物なのか目と耳で体感してみたいですよね。

 そこで、世界でもっとも利用されているインターネット動画サイト「YouTune」で、それぞれの候補者の方の動画を探してみました。
 (各検索結果は評価順とし、検索結果のうち関連の無い動画は省きました)

◇ 三野由美子氏

三野由美子 - YouTube

第8回 憲法無効論公開講座 神奈川大会 / けんむの会
鵠沼伏見稲荷神社、20110203節分、三野由美子議員
三野由美子議員鵠沼伏見稲荷2011年節分

 「鵠沼伏見稲荷神社」での節分行事というのは解りやすいですが、「憲法無効論」とは興味深いですね。
 54分ごろからご本人がお話をされますが、ちょっとお固い話のようです・・・。

◇ 鈴木恒夫氏

鈴木恒夫 - YouTube

藤沢市消防出初式で自民党県議鈴木恒夫氏挨拶星野つよし撮影
鈴木つねお"早春のつどい"2011 生バンド演奏 湘南ファミリーバンド
鈴木つねお"早春のつどい"2011 鏡開きと乾杯

 トップは、今時点では皮肉なことに星野つよし氏撮影という動画なんですが、残念なことに後姿。
 この他の、自身の後援会による動画ですが、正直なところビミョーかもしれません。

◇ 海老根靖典氏

海老根靖典 - YouTube

湘南伝説「黒岩知事と海老根市長が語る」
スポーツ振興への取り組み | 藤沢市長 海老根靖典
元気のあるまちづくり | 藤沢市長 海老根靖典

 トップには、2010年6月17日に支持団体「かがやきの会」主催で開かれた「黒岩知事と海老根市長が語る」の様子が。
 以下、この市長選を睨んで編集された動画が効率よく出てきますね。

 以上です。投票する際のご参考に。
 国政選挙などでは政見放送が行われますが、そろそろインターネットの動画が正式に利用されるようになっても良いですよね。
 藤沢市長選挙の投票日は2月12日(日)。期日前投票は2月6日(月)から出来ます。必ず投票をしましょう!
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藤沢市長選の立候補者に公開質問状 [藤沢の政治・市政]

 先日の藤沢市長選挙公開討論会もそうですけど、選挙では各候補を同じものさしで比較検討する方法が少ないので、こうした取り組みは良いことだと思いますね。

未来は僕らの手の中プロジェクト~選挙に行こうぜ!、総選挙!!: 公開質問状@藤沢市長選

藤沢市長選の立候補者に、公開質問状を送付いたしました!
☆回答速報☆

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独自施策もよいけれど… [藤沢の政治・市政]

 藤沢市長選挙を前にしたマスメディア報道では、不祥事を報じるものばかり目立って、4年間の政策へ目を向けたものが少ないわけですが、少ない例としてこんな記事が。

【課題 藤沢市長選を前に】独自施策 赤字に拍車(下)(朝日新聞・2012-2-3)
08年に海老根靖典市長が就任してから赤字は膨らむ傾向にあり、11年度には、51年ぶりに地方交付税の交付団体に転落した。

 交付団体転落については、市長は国の算定方法変更によるものだと説明していて財政の改善には関心が薄そうに写りますが、記事では疑問点をいくつか挙げています。
この記事の中にはわいわい市の事例が。

 独自の施策の中には、費用対効果などが疑問視される支出もある。  その一つが10年暮れに開店したJAさがみの直販店「わいわい市 藤沢店」への補助金。「都市農業活性化」の名目で、施設整備費1億円を助成した。店はにぎわいが続き、活性化には寄与しているが、個人商店主からは「不公平」との声が上がる。同JAが寒川町に出店した際の同町の補助金1千万円と比べると、額も突出している。

このケースも、補助金支出が決まるよりも先に開設計画が市とJAとの間で先に内々に進んでいて、併せて地産地消条例を作り、その理念に沿う形で費用助成が後付けされました。

藤沢版わいわい市(2010-03-15)

 開店当初何度か行きました。
 素晴らしい施設ですが、日中の明るい時間にマイカーを繰り出さなければ利用することができず、他の商業施設とも近接した場所ではないので、市民にとっては利用しやすいとは言い難い面があります。

 それがJAの独自事業ならば全く問題ありませんが、市の施策となると話は別。
 費用助成の前提となる「地産地消条例」で市民には市内産食材の摂取責務があります。

地産地消推進条例(2009-09-06)

 その立場からすると、仕事帰りに駅前で市内産品を購入しやすくするなど、もっと良い方法があるはずで、記事のように事業者からも不満の声が上がっているとなると、一体誰が得をしたのかと疑問を持ちます。
 あるいは、市の助成などなくてもJA単独で行えたのではないかとも。

 ローカルマニフェストの弊害もあるのかもしれませんが、各分野に目新しい施策を確保して何としても実行することに主眼がおかれ、ゴールのイメージや手順が軽視されているように感じます。
 次の鈴木氏か海老根氏か三野氏には、そうした体質を抜本から改めてもらいたいと願います。



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善行土地疑惑19 [藤沢の政治・市政]

 市役所内外の一部の人々で結託して、利用価値の乏しい農地を土地開発公社へ短期間で高値転売して利益を生み出した善行土地疑惑ですが、現在実施されている市議会百条委員会で、同会が依頼した土地鑑定の結果が出たとのこと。

藤沢市善行土地問題:鑑定額は取得価格の4分の1、百条委が報告/神奈川(神奈川新聞・2012-2-3)
取得当時(2008年12月1日)、2760万円で、実際に同公社が取得した価格の約4分の1だった。

 疑惑の基本要素となっている土地取得額の不当な高さが、改めて証明された格好です。
 まあ、当初から問題だと指摘されている点の証拠が一つ得られたという話で、疑惑の解明や是正の取り組みは大変手間と時間がかかるのだなと改めて感じさせられます。

藤沢市土地開発公社:私有地取得 鑑定額、公社購入の1/4 市議会百条委、市長ら5人喚問へ /神奈川(毎日新聞・2012-2-4)
 その結果、先行取得を決めた海老根靖典市長、購入した当時の公社理事長・石渡朝司氏、当時鑑定評価した不動産鑑定士ら5人を21日に証人喚問することを決めた。

 関係者の口裏を合わせが依然固く、問題の解明に至っていませんが、誰と誰がどう企てて土地の売却差益がどう還流したのか、いい加減明らかにしてもらいたいものです。

 この件でこの土地の購入が住民の総意であるかのように装われたことがクローズアップされたため、最近明らかになった旧江の島水族館用地取得問題では別の手法による差益獲得が企てられたわけですが、いずれにしても…

 広く市民や議会の理解も得ず、市長と近しい一部の人々だけで施策などをそれらしく創り出して、市の財政に負担を重ねつつ一部の人々だけで利益を得ようとする現在の藤沢市のやり方は、絶対に認めることは出来ません。
 この善行土地疑惑における当事者の処分や差益返還はもちろんですが、こうした市民経営などと称する藤沢市の基本構造は根本から正常化する必要があります。

 藤沢市長選挙が行われますが、次を担う鈴木氏か海老根氏か三野氏には、手のかかる取り組みになりますがその辺りの抜本改革を強く要望したいです。

【関連記事】
片瀬海岸津波避難ビル問題(2011-10-25)
善行土地疑惑 やはり不当と(2011-12-17-2)
善行土地疑惑(2009-11-21)

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