大津市で中学2年の男子生徒が自殺してから1年の11日、男子生徒が通っていた中学校では死を悼む「命の集い」が開かれ、生徒代表が「もっと一緒にいたかった。あなたと過ごした日々を忘れません」と男子生徒へのメッセージを朗読。市教育委員会によると、集会後、泣き崩れる生徒の姿もあったという。
メッセージは生徒会が全校生徒に呼び掛け、事前に集めたもの。「あなたのつらい思いに気づけずにいた」「あの時、一言声を掛けることができれば何かを変えられたかも」などとまとめて読み上げた。
命の集いは、生徒会が今年の夏から計画していた。全校生徒のうち欠席者を除く約840人と教員約50人が出席した。